公開日 2023.03.25
最終更新日 2023.09.22

引っ越し後にインターネットを使う方法と光回線開通までの期間におすすめのネット回線
目次
インターネットは現代の生活には欠かせないツールです。そのため、引っ越しをする際には新居のインターネット環境について事前に把握をして準備をしておくのが好ましいでしょう。
また、引っ越しを終えてすぐにインターネットを使用したいという方はとても多く、パソコンを使用して仕事をしなければならなかったり、YouTubeなどの動画視聴やゲームを楽しんだりと用途は様々です。では、そもそも引っ越し後すぐにインターネットを使用することは可能なのでしょうか?
そこで当記事では、引っ越し後にインターネットを使う方法と、光回線開通までの期間におすすめのネット回線について詳しく解説しています。これから引っ越しを控えている方などはぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
引っ越し後すぐにインターネットを使うことは可能?

引っ越し後すぐにインターネットを使うことは可能です。引越し後にインターネットを使うには現在利用している回線の継続利用と新規で回線を契約する2つの方法があります。
モバイル回線を利用すれば、引越し後でもすぐにインターネットが使用可能です。モバイル回線は開通工事が不要なので、ルーターさえ手元に届けばすぐにでもインターネットに繋げられます。そのため、入居日までにモバイルWiFi、ホームルーターどちらかを契約して、準備ができていれば引っ越し後すぐにインターネットを利用できるでしょう。
モバイル回線ではなく光回線を使用する場合は、回線工事が必要になるのですぐにインターネットを使うことはできません。光回線でネットを早く使うには、あらかじめインターネット回線が整っている物件を選定したり、引っ越し前に契約を進めたり工事までの日程を短くする必要があります。
引っ越し後に光回線が開通するまでにかかる期間と手続きのタイミング

引っ越し後、光回線が開通するまでにかかる期間は2週間~1ヶ月ほどで、引っ越しの繁忙期である2月下旬~4月上旬では最大で2ヶ月ほどかかる場合もあります。そのため、引っ越し先の情報が分かり次第なるべく早く手続きを始めるのがおすすめです。
光回線を開通する際、引っ越し前から契約している会社を継続利用するケースと新規で契約する方法の2パターンがあります。それぞれの流れについて、以下で解説しているので参考にしてください。
【継続利用する場合と新規で契約する場合】
- 継続利用する場合
1.現在使用している光回線業者へ、移転手続き申請を行う
2.申請受理、引越し前に回線利用に必要な書類が郵送される
3.機器返却
4.工事日の調整
5.開通工事(工事不要の場合、機器接続のみ行う)
6.光回線が開通
- 新規で契約する場合
1.光回線業者を選ぶ
2.光回線を申し込む
3.工事日の調整
4.開通工事
5.光回線が開通
どちらの契約でも光回線でインターネットを利用するためには、回線を導入する工事が必要です。回線工事は引っ越しの繁忙期に集中するため、希望日や時間に対応ができないケースもあって注意が必要です。また工事は立ち会いになるため、自分のスケジュールを確認した上で早めの予約が重要となってくるでしょう。
引っ越し先で光回線を継続利用する方法

引っ越し先でも現在使用している光回線を継続利用することは可能ですが、場合によっては継続利用ができないケースもあります。そのため引っ越し先で光回線を継続利用したい方は、以下で紹介する注意点と手続きの流れを確認しておきましょう。
【光回線を継続利用する時の注意点と手続きの流れ】
- 引っ越し先で光回線を継続利用するときの注意点
- 光回線を継続利用する際の手続きの流れ
引っ越し先で光回線を継続利用するときの注意点
引っ越し先で光回線を継続利用するときの注意点として、以下のようなものがあります。
【引っ越し先で光回線を継続利用するときの注意点】
- 引っ越し先のエリアで利用できない場合がある
エリア限定の光回線を使用している場合は、管轄エリア外の引っ越しになると継続利用ができません。また引っ越し先によっては光回線の種類が限定されている物件もあります。今お使いの光回線を継続利用する場合は、引っ越し先の光回線はどの種類なのか、限定されていないのか事前に確認し把握することが必須です。
- 借りている機器の保管
引っ越し先で光回線を継続利用する場合でも、モデムやWiFiルーターを返却する必要があります。機器はレンタル品であり返却義務があるので誤って捨てたり、返却し忘れたりすると機器の料金を支払わなくてはいけません。引っ越し作業中に間違って処分しないようにしましょう。
- 賃貸の場合は旧住所の配線撤去工事が必要な場合がある
継続利用する場合、引っ越し先のみの工事が必要だと思われがちですが、賃貸の場合は退去時にも注意が必要です。賃貸物件では、引っ越しの際に原状回復が大抵条件になっています。場合によりますが、光回線の配線、光コンセント等が残っていると、原状回復したと認められないケースがあります。配線の撤去が必要かどうか退去前に不動産業者に確認が大事です。もし配線も撤去が必要となると撤去工事が必要になりますので別途で料金を支払わなくてはいけません。
光回線を継続利用する際の手続きの流れ
現在光回線を使用しており、引っ越し後も光回線を継続利用するには以下の手順で手続きが必要となります。
【光回線を継続利用する手続き】
1.転居先のエリアを確認
2.回線撤去工事費用・引越し先での開通工事費用・手数料の確認
3.契約中のプロバイダのアカウント(マイページ)で登録情報を転居先に変更
4.レンタル機器の返却
5.回線の撤去工事
6.引っ越し先で開通工事
7.レンタル機器の設置・設定
手続き自体はネットで完結できるケースがほとんどですが、難しい場合には、プロバイダのサービスセンターへ連絡して転居の手続きをしてもらいましょう。その際に、転居先の住所や既存のレンタル機器の概要が分かるものなどがあれば準備しておきましょう。
引っ越し先で光回線を新規契約する方法

光回線はモバイル回線に比べると通信速度が速く安定しています。大容量・高速通信を必要とする際におすすめの回線のため、引っ越しを機に新規に契約する方が多いです。
新規に光回線を契約するとき、光回線業者によって様々な割引や特典があります。個々の契約状況などによってお得かどうかが異なるため、自分の状況に合った契約を選択することが重要です。以降では引っ越し先で光回線を新規契約するときの注意点や流れについて紹介しているので、自分に合った光回線の契約をする参考にしてください。
引っ越し先で光回線を新規契約するときの注意点
引っ越し先で光回線を新規契約するときは主に以下のような注意点があります。
【引っ越し先で光回線を新規契約するときの注意点】
- 使用中の光回線の解約で違約金が発生する
回線にも契約期間があるので契約更新月でないときに解約してしまうと違約金が発生してしまうので、解約には注意が必要です。
- 初期費用がかかる
契約費や工事費などの初期費用が発生します。新規契約であれば工事費無料キャンペーンなどが行われているケースもあるため、契約しようとしているプランの料金との兼ね合いも考えて選択しましょう。初期費用が安くても月額の基本料金が高いケースは損をしてしまう可能性があるので気を付けて選びましょう。
- 光回線の開通までに時間がかかる
新規契約で工事が必要になる際は工事日や立ち合いの予約があるので早めの問い合わせ、準備が重要です。状況によっては引っ越し先で使いたい回線が利用できないため、契約する回線事業者やプロバイダのプランの見直しを迫られる可能性もあります。想定よりも開通までに時間がかかるため、できれば1~2ヵ月前には手続きを進めておきましょう。また3月から4月は引っ越しが多く、申し込みが特に混み合うため気をつけてください。
光回線を新規契約する際の手続きの流れ
光回線を新規契約する際の手続きの流れについて、以下の手順で手続きが必要となります。③では現在光回線を利用している方で、乗り換えで新規契約する方の工程です。
【光回線を新規契約する際の手続きの流れ】
1.現在使用している光回線業者へ、移転手続き申請を行う(契約中のプラン解約にかかる費用を確認)
2.光回線の契約を申し込む
3.レンタル機器の返却をする、旧住まいで回線撤去工事が必要な場合実施
4.光回線の開通工事の実施
5.光回線インターネット利用開始
光回線の解約時に、プロバイダによっては回線の撤去工事が必要なケースがあります。撤去工事は不要な場合が多いですが必ず確認が必要です。
光回線を新規契約する際にも光回線の開通工事が必要になります。一般的に光回線の手続きは、解約手続き完了までには約2週間、新規契約の場合は申し込みから光回線開通まで最大2ヶ月かかります。そのため、引っ越し先の情報が分かり次第なるべく早く手続きをして、光回線が開通するまでの期間を短くするのがおすすめです。
引っ越しまでに光回線開通が間に合わないときの対処法

引っ越しまでに光回線開通が間に合わない時の対処法として、スマホのテザリングを使用する方法とモバイル回線を利用する2つが挙げられます。
【引っ越しまでに光回線開通が間に合わないときの対処法】
- ほとんど使用しないならスマホのデザリング
- たくさん使うならモバイル回線
スマホのテザリングは今使用しているスマホからの回線を使用するので、新規の契約など手間がなく利用が可能です。しかしデータの通信量が多くなってしまうため通信速度が遅くなったり、スマホの使用料金が高くなったりする面があります。
モバイル回線では開通工事が不要でルーターが届けばすぐにインターネットを使えます。また契約の内容や端末の種類によってデータ容量が無制限で使用できたり、短期間だけレンタルすることができたりと良い面が沢山あります。
以降では2つの対処法について解説していますので、自分にあった対処法を選ぶ際の参考にしてください。
ほとんど使用しないならスマホのデザリング
引っ越しまでに光回線開通が間に合わないときの対処法としてスマホのテザリングを利用する方法があります。テザリングとはスマホをモバイルルーターのように使用してパソコンやタブレットをインターネット接続させる機能です。スマホを持っていれば、インターネット開通工事が終わっていなくともインターネットを使用できるのが利点です。
テザリングを使用する際の注意点として以下があげられます。
- スマホのデータ通信量が増える
- 通信速度が遅くなる
- キャリアの契約プランによってテザリングの使用が有料である
スマホと同じインターネット回線を共有するのでデータ通信量が増え、通信速度が遅くなります。契約状況にもよりますが通信料が増えるためスマホの使用料金が高くなってしまう場合があります。またキャリアの契約プランによってテザリングが有料になっていたり無料で使用できたりしますので利用する前に追加のコストがかからないか確認が必要です。
注意点を踏まえてスマホのテザリングを使用するおすすめの方は、通信量を多く使用しない方です。映画やYouTubeなどの動画視聴、仕事でオンライン会議などの必要が無く、ネットサーフィンや一般的なインターネットの閲覧程度であればスマホのテザリングの利用がおすすめです。
たくさん使うならモバイル回線
引っ越しまでに光回線開通が間に合わないときの対処法としてモバイル回線を利用する方法があります。モバイル回線の利用には工事不要でルーターが届けばすぐに使用できます。またモバイルWiFiなら持ち歩きもでき、屋外での使用も可能です。
ホームルーターの使用では、光回線に比べ通信速度は劣りますが、仕事での使用や動画鑑賞の利用でも十分なパフォーマンスです。また同時に接続できる台数が多いため、パソコン、スマホ、ゲーム機など接続が複数でも利用できます。しかし、電波が届きにくい場所では通信が不安定になるので、使用する場所が制限される面があります。
光回線が開通するまでの期間、仕事やプライベートなどで通信量が多くなる方は、以下でおすすめのモバイルWiFiとホームルーターを詳しく解説しているのでぜひ使用する際の検討材料にしてください。
【引っ越し時の乗り換えにおすすめのモバイルWiFi・ホームルーターを3選】
プロバイダ名
端末の種類
モバイルWiFi
ホームルーター
ホームルーター
端末名
Speed WiFi 5G X11
ZTE Speed WiFi HOME 5G L11
home 5G HR01
月額料金
- ギガ放題フリープラン
- 初月1,474円
- 2~36ヶ月3,872円
- 37ヶ月~4,532円
- ~24ヶ月3,553円
- 25~35ヶ月4,103円
- 36ヶ月~4,708円
4,950円
データ容量
無制限
無制限
無制限
通信速度
下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
下り最大 2.7Gbps
上り最大183Mbps
下り最大 4.2Gbps
上り最大218Mbps
利用回線
- au 5G
- au 4G LTE
- WiMAX 2+
- au 5G
- au 4G LTE
- WiMAX 2+
- ドコモ5G
- PREMIUM 4G
- ドコモLTE
端末代
21,780円
21,780円
3,9600円
ドコモ公式キャンペーンで実質0円
契約期間
期間縛り無し
期間縛り無し
期間縛り無し
解約金
無し
無し
無し
特典
- キャッシュバック5,000円
- 初月日割り提供
- 月間容量無料
最大40,000円キャッシュバック
dポイント(期間・用途限定)15,000ポイント
Vision WiMAXのモバイルWiFi「Speed WiFi 5G X11」は性能と特典がおすすめです。モバイルWiFiとしての性能は十分に満足できます。
GMOとくとくBBのホームルーター「ZTE Speed WiFi HOME 5G L11」はコストパフォーマンスが良いです。ホームルーターとしてのコストパフォーマンスが非常に優れており、キャンペーンが豊富で安価です。モバイルWiFiではなくホームルーターを少しでも安く使用したいと考えている方におすすめです。
ドコモ home 5Gホームルーター「home 5G HR01」はお使いのスマホのキャリアがドコモの方や大容量通信をする方におすすめです。ホームルーターの中では月額料金が高めですが、通信速度が高速で、ドコモのスマホセット割が適用できます。セット割を使用することで端末台が実質無料にもなります。ドコモユーザーでZOOM、ライブ配信視聴、テレワークをする方には大変おすすめです。
モバイル回線は光回線に比べ工事が不要で初期費用がほとんどかからず、月額料金も比較的に安価で済みます。また乗り換え割などキャンペーンもあるため、状況によっては引っ越しに伴い、光回線からモバイル回線に乗り換えると良いでしょう。ぜひ自分にあった回線を探す際の参考にしてください。
まとめ
引っ越し後にインターネットを使用する方法は、現在利用している回線の継続利用と、新規で回線契約をする方法があります。中でも、光回線は通信速度が速く安定しており、通信容量を気にせず使用できるので、仕事でオンライン会議の使用や、YouTubeなどの動画視聴をする際にはとてもおすすめです。
光回線を新規で契約する場合は、お得なキャンペーンや乗り換え割などを実施している業者もあるので、自分の状況にあった契約を選択するとお得に光回線を使用できます。
また、光回線を新居で使用するには光回線開通の工事が必要なため、2週間~1カ月ほどかかります。その間の対処法としてモバイル回線の使用がおすすめです。当記事では、モバイル回線(ホームルーターとモバイルWiFi)のおすすめを3種類ピックアップしていますので、ぜひ使用する際の検討材料にしてみてください。
インターネットは現代の生活には欠かせないツールです。そのため、引っ越しをする際には新居のインターネット環境について事前に把握をして準備をしておくのが好ましいでしょう。
また、引っ越しを終えてすぐにインターネットを使用したいという方はとても多く、パソコンを使用して仕事をしなければならなかったり、YouTubeなどの動画視聴やゲームを楽しんだりと用途は様々です。では、そもそも引っ越し後すぐにインターネットを使用することは可能なのでしょうか?
そこで当記事では、引っ越し後にインターネットを使う方法と、光回線開通までの期間におすすめのネット回線について詳しく解説しています。これから引っ越しを控えている方などはぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
引っ越し後すぐにインターネットを使うことは可能?
引っ越し後すぐにインターネットを使うことは可能です。引越し後にインターネットを使うには現在利用している回線の継続利用と新規で回線を契約する2つの方法があります。
モバイル回線を利用すれば、引越し後でもすぐにインターネットが使用可能です。モバイル回線は開通工事が不要なので、ルーターさえ手元に届けばすぐにでもインターネットに繋げられます。そのため、入居日までにモバイルWiFi、ホームルーターどちらかを契約して、準備ができていれば引っ越し後すぐにインターネットを利用できるでしょう。
モバイル回線ではなく光回線を使用する場合は、回線工事が必要になるのですぐにインターネットを使うことはできません。光回線でネットを早く使うには、あらかじめインターネット回線が整っている物件を選定したり、引っ越し前に契約を進めたり工事までの日程を短くする必要があります。
引っ越し後に光回線が開通するまでにかかる期間と手続きのタイミング
引っ越し後、光回線が開通するまでにかかる期間は2週間~1ヶ月ほどで、引っ越しの繁忙期である2月下旬~4月上旬では最大で2ヶ月ほどかかる場合もあります。そのため、引っ越し先の情報が分かり次第なるべく早く手続きを始めるのがおすすめです。
光回線を開通する際、引っ越し前から契約している会社を継続利用するケースと新規で契約する方法の2パターンがあります。それぞれの流れについて、以下で解説しているので参考にしてください。
【継続利用する場合と新規で契約する場合】
- 継続利用する場合
1.現在使用している光回線業者へ、移転手続き申請を行う
2.申請受理、引越し前に回線利用に必要な書類が郵送される
3.機器返却
4.工事日の調整
5.開通工事(工事不要の場合、機器接続のみ行う)
6.光回線が開通
- 新規で契約する場合
1.光回線業者を選ぶ
2.光回線を申し込む
3.工事日の調整
4.開通工事
5.光回線が開通
どちらの契約でも光回線でインターネットを利用するためには、回線を導入する工事が必要です。回線工事は引っ越しの繁忙期に集中するため、希望日や時間に対応ができないケースもあって注意が必要です。また工事は立ち会いになるため、自分のスケジュールを確認した上で早めの予約が重要となってくるでしょう。
引っ越し先で光回線を継続利用する方法
引っ越し先でも現在使用している光回線を継続利用することは可能ですが、場合によっては継続利用ができないケースもあります。そのため引っ越し先で光回線を継続利用したい方は、以下で紹介する注意点と手続きの流れを確認しておきましょう。
【光回線を継続利用する時の注意点と手続きの流れ】
- 引っ越し先で光回線を継続利用するときの注意点
- 光回線を継続利用する際の手続きの流れ
引っ越し先で光回線を継続利用するときの注意点
引っ越し先で光回線を継続利用するときの注意点として、以下のようなものがあります。
【引っ越し先で光回線を継続利用するときの注意点】
- 引っ越し先のエリアで利用できない場合がある
エリア限定の光回線を使用している場合は、管轄エリア外の引っ越しになると継続利用ができません。また引っ越し先によっては光回線の種類が限定されている物件もあります。今お使いの光回線を継続利用する場合は、引っ越し先の光回線はどの種類なのか、限定されていないのか事前に確認し把握することが必須です。
- 借りている機器の保管
引っ越し先で光回線を継続利用する場合でも、モデムやWiFiルーターを返却する必要があります。機器はレンタル品であり返却義務があるので誤って捨てたり、返却し忘れたりすると機器の料金を支払わなくてはいけません。引っ越し作業中に間違って処分しないようにしましょう。
- 賃貸の場合は旧住所の配線撤去工事が必要な場合がある
継続利用する場合、引っ越し先のみの工事が必要だと思われがちですが、賃貸の場合は退去時にも注意が必要です。賃貸物件では、引っ越しの際に原状回復が大抵条件になっています。場合によりますが、光回線の配線、光コンセント等が残っていると、原状回復したと認められないケースがあります。配線の撤去が必要かどうか退去前に不動産業者に確認が大事です。もし配線も撤去が必要となると撤去工事が必要になりますので別途で料金を支払わなくてはいけません。
光回線を継続利用する際の手続きの流れ
現在光回線を使用しており、引っ越し後も光回線を継続利用するには以下の手順で手続きが必要となります。
【光回線を継続利用する手続き】
1.転居先のエリアを確認
2.回線撤去工事費用・引越し先での開通工事費用・手数料の確認
3.契約中のプロバイダのアカウント(マイページ)で登録情報を転居先に変更
4.レンタル機器の返却
5.回線の撤去工事
6.引っ越し先で開通工事
7.レンタル機器の設置・設定
手続き自体はネットで完結できるケースがほとんどですが、難しい場合には、プロバイダのサービスセンターへ連絡して転居の手続きをしてもらいましょう。その際に、転居先の住所や既存のレンタル機器の概要が分かるものなどがあれば準備しておきましょう。
引っ越し先で光回線を新規契約する方法
光回線はモバイル回線に比べると通信速度が速く安定しています。大容量・高速通信を必要とする際におすすめの回線のため、引っ越しを機に新規に契約する方が多いです。
新規に光回線を契約するとき、光回線業者によって様々な割引や特典があります。個々の契約状況などによってお得かどうかが異なるため、自分の状況に合った契約を選択することが重要です。以降では引っ越し先で光回線を新規契約するときの注意点や流れについて紹介しているので、自分に合った光回線の契約をする参考にしてください。
引っ越し先で光回線を新規契約するときの注意点
引っ越し先で光回線を新規契約するときは主に以下のような注意点があります。
【引っ越し先で光回線を新規契約するときの注意点】
- 使用中の光回線の解約で違約金が発生する
回線にも契約期間があるので契約更新月でないときに解約してしまうと違約金が発生してしまうので、解約には注意が必要です。
- 初期費用がかかる
契約費や工事費などの初期費用が発生します。新規契約であれば工事費無料キャンペーンなどが行われているケースもあるため、契約しようとしているプランの料金との兼ね合いも考えて選択しましょう。初期費用が安くても月額の基本料金が高いケースは損をしてしまう可能性があるので気を付けて選びましょう。
- 光回線の開通までに時間がかかる
新規契約で工事が必要になる際は工事日や立ち合いの予約があるので早めの問い合わせ、準備が重要です。状況によっては引っ越し先で使いたい回線が利用できないため、契約する回線事業者やプロバイダのプランの見直しを迫られる可能性もあります。想定よりも開通までに時間がかかるため、できれば1~2ヵ月前には手続きを進めておきましょう。また3月から4月は引っ越しが多く、申し込みが特に混み合うため気をつけてください。
光回線を新規契約する際の手続きの流れ
光回線を新規契約する際の手続きの流れについて、以下の手順で手続きが必要となります。③では現在光回線を利用している方で、乗り換えで新規契約する方の工程です。
【光回線を新規契約する際の手続きの流れ】
1.現在使用している光回線業者へ、移転手続き申請を行う(契約中のプラン解約にかかる費用を確認)
2.光回線の契約を申し込む
3.レンタル機器の返却をする、旧住まいで回線撤去工事が必要な場合実施
4.光回線の開通工事の実施
5.光回線インターネット利用開始
光回線の解約時に、プロバイダによっては回線の撤去工事が必要なケースがあります。撤去工事は不要な場合が多いですが必ず確認が必要です。
光回線を新規契約する際にも光回線の開通工事が必要になります。一般的に光回線の手続きは、解約手続き完了までには約2週間、新規契約の場合は申し込みから光回線開通まで最大2ヶ月かかります。そのため、引っ越し先の情報が分かり次第なるべく早く手続きをして、光回線が開通するまでの期間を短くするのがおすすめです。
引っ越しまでに光回線開通が間に合わないときの対処法
引っ越しまでに光回線開通が間に合わない時の対処法として、スマホのテザリングを使用する方法とモバイル回線を利用する2つが挙げられます。
【引っ越しまでに光回線開通が間に合わないときの対処法】
- ほとんど使用しないならスマホのデザリング
- たくさん使うならモバイル回線
スマホのテザリングは今使用しているスマホからの回線を使用するので、新規の契約など手間がなく利用が可能です。しかしデータの通信量が多くなってしまうため通信速度が遅くなったり、スマホの使用料金が高くなったりする面があります。
モバイル回線では開通工事が不要でルーターが届けばすぐにインターネットを使えます。また契約の内容や端末の種類によってデータ容量が無制限で使用できたり、短期間だけレンタルすることができたりと良い面が沢山あります。
以降では2つの対処法について解説していますので、自分にあった対処法を選ぶ際の参考にしてください。
ほとんど使用しないならスマホのデザリング
引っ越しまでに光回線開通が間に合わないときの対処法としてスマホのテザリングを利用する方法があります。テザリングとはスマホをモバイルルーターのように使用してパソコンやタブレットをインターネット接続させる機能です。スマホを持っていれば、インターネット開通工事が終わっていなくともインターネットを使用できるのが利点です。
テザリングを使用する際の注意点として以下があげられます。
- スマホのデータ通信量が増える
- 通信速度が遅くなる
- キャリアの契約プランによってテザリングの使用が有料である
スマホと同じインターネット回線を共有するのでデータ通信量が増え、通信速度が遅くなります。契約状況にもよりますが通信料が増えるためスマホの使用料金が高くなってしまう場合があります。またキャリアの契約プランによってテザリングが有料になっていたり無料で使用できたりしますので利用する前に追加のコストがかからないか確認が必要です。
注意点を踏まえてスマホのテザリングを使用するおすすめの方は、通信量を多く使用しない方です。映画やYouTubeなどの動画視聴、仕事でオンライン会議などの必要が無く、ネットサーフィンや一般的なインターネットの閲覧程度であればスマホのテザリングの利用がおすすめです。
たくさん使うならモバイル回線
引っ越しまでに光回線開通が間に合わないときの対処法としてモバイル回線を利用する方法があります。モバイル回線の利用には工事不要でルーターが届けばすぐに使用できます。またモバイルWiFiなら持ち歩きもでき、屋外での使用も可能です。
ホームルーターの使用では、光回線に比べ通信速度は劣りますが、仕事での使用や動画鑑賞の利用でも十分なパフォーマンスです。また同時に接続できる台数が多いため、パソコン、スマホ、ゲーム機など接続が複数でも利用できます。しかし、電波が届きにくい場所では通信が不安定になるので、使用する場所が制限される面があります。
光回線が開通するまでの期間、仕事やプライベートなどで通信量が多くなる方は、以下でおすすめのモバイルWiFiとホームルーターを詳しく解説しているのでぜひ使用する際の検討材料にしてください。
【引っ越し時の乗り換えにおすすめのモバイルWiFi・ホームルーターを3選】
プロバイダ名 |
|||
端末の種類 |
モバイルWiFi |
ホームルーター |
ホームルーター |
端末名 |
Speed WiFi 5G X11 |
ZTE Speed WiFi HOME 5G L11 |
home 5G HR01 |
月額料金 |
|
|
4,950円 |
データ容量 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
通信速度 |
下り最大2.7Gbps 上り最大183Mbps |
下り最大 2.7Gbps 上り最大183Mbps |
下り最大 4.2Gbps 上り最大218Mbps |
利用回線 |
|
|
|
端末代 |
21,780円 |
21,780円 |
3,9600円 ドコモ公式キャンペーンで実質0円 |
契約期間 |
期間縛り無し |
期間縛り無し |
期間縛り無し |
解約金 |
無し |
無し |
無し |
特典 |
|
最大40,000円キャッシュバック |
dポイント(期間・用途限定)15,000ポイント |
Vision WiMAXのモバイルWiFi「Speed WiFi 5G X11」は性能と特典がおすすめです。モバイルWiFiとしての性能は十分に満足できます。
GMOとくとくBBのホームルーター「ZTE Speed WiFi HOME 5G L11」はコストパフォーマンスが良いです。ホームルーターとしてのコストパフォーマンスが非常に優れており、キャンペーンが豊富で安価です。モバイルWiFiではなくホームルーターを少しでも安く使用したいと考えている方におすすめです。
ドコモ home 5Gホームルーター「home 5G HR01」はお使いのスマホのキャリアがドコモの方や大容量通信をする方におすすめです。ホームルーターの中では月額料金が高めですが、通信速度が高速で、ドコモのスマホセット割が適用できます。セット割を使用することで端末台が実質無料にもなります。ドコモユーザーでZOOM、ライブ配信視聴、テレワークをする方には大変おすすめです。
モバイル回線は光回線に比べ工事が不要で初期費用がほとんどかからず、月額料金も比較的に安価で済みます。また乗り換え割などキャンペーンもあるため、状況によっては引っ越しに伴い、光回線からモバイル回線に乗り換えると良いでしょう。ぜひ自分にあった回線を探す際の参考にしてください。
まとめ
引っ越し後にインターネットを使用する方法は、現在利用している回線の継続利用と、新規で回線契約をする方法があります。中でも、光回線は通信速度が速く安定しており、通信容量を気にせず使用できるので、仕事でオンライン会議の使用や、YouTubeなどの動画視聴をする際にはとてもおすすめです。
光回線を新規で契約する場合は、お得なキャンペーンや乗り換え割などを実施している業者もあるので、自分の状況にあった契約を選択するとお得に光回線を使用できます。
また、光回線を新居で使用するには光回線開通の工事が必要なため、2週間~1カ月ほどかかります。その間の対処法としてモバイル回線の使用がおすすめです。当記事では、モバイル回線(ホームルーターとモバイルWiFi)のおすすめを3種類ピックアップしていますので、ぜひ使用する際の検討材料にしてみてください。