公開日 2023.01.15
最終更新日 2023.09.22

グランピングとは|冬ならではの楽しみ方や人気おすすめの施設7選も紹介!
目次
寒い冬の季節はインドアでゆったりと過ごすのも悪くないですが、せっかくなら冬にしかできないアウトドアを満喫しておくのも冬の楽しみ方の一つです。冬ならではのアクティビティや満天の星空での天体観測、澄んだ冷たい空気の中で入る温泉など、これら全てを手軽に味わうことができるグランピングというアウトドアがあるのはご存じでしょうか?
グランピングはキャンプと似たイメージを持たれているため、夏にやるイメージが定着しがちですが、近年では冬グランピンングがトレンドにもなっており、楽しめるポイントがたくさんあります。そこで、当記事では冬グランピングの楽しみ方や、グランピングをとことん満喫できるおすすめのグランピング施設などをご紹介していきます。これからグランピングをやってみようか検討している方もぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
グランピングとは

グランピングとは、テント設営や道具を用意しなくても気軽にキャンプを体験できるアクティビティのことです。グランピングという言葉は、グラマラス(豪華な、魅力的な)とキャンプを組み合わせもので、キャンプよりもリゾート感覚で楽しめるといった意味合いを持ち合わせます。
元々は海外で普及していましたが、アウトドアをリゾート感覚で快適に過ごせるキャンプの新しいスタイルとして日本でも人気上昇中です。グランピングは、その気軽さからキャンプ初心者や若い女性たちの間で人気となっており、近年ではあちこちでグランピング施設が作られています。
冬グランピングが人気の理由
冬グランピングはキャンプのお手軽版として人気を集めていますが、人気の理由は手軽さだけではありません。グランピングの魅力をさらに知るためにも、以下でまとめた人気の理由を確認してみましょう。
【冬グランピングが人気な理由】
- 冬ならではの美しい景色が見られる
冬は空気が夏に比べて澄んでいるため、遠くまではっきりと景色を見渡すことができます。高原地帯の夜間では夏よりも星が鮮明に見えるので、満点の星空を楽しむことができるでしょう。
- 虫が少ない
冬グランピングでは虫が少ないです。夏や春ごろだと蚊、ヒル、アブ、ムカデ、ハチなど噛まれると危険な虫がいるので虫よけ対策が必須になってしまいますが、冬は虫がほとんどいないので必要ありません。寝袋や寝室スペースに虫が侵入してくることもなく、天体観測中に虫に噛まれるといった心配もないため、虫が苦手な方でもストレスなくグランピングを楽しめるでしょう。
- 暖房設備が整っている
グランピング施設ではエアコンや暖房器具などが用意されているため、防寒具を準備して持っていく必要がありません。施設によっては温泉が併設されている場合もあり、冬の空気で冷え切った身体を非日常的な空間で芯から温めてくつろぐこともできます。
冬グランピングの楽しみ方
冬ならではの楽しみ方もあるのがグランピングの魅力で、夏とは違った楽しみ方がたくさんあります。そこで、以降では冬だからこそ知っておきたい、冬グランピングの楽しみ方をご紹介します。
【冬グランピングの楽しみ方】
- 冬だけのアクティビティ
冬のアクティビティにはスキーやスノーボード、雪のドーム・かまくらで過ごすかまくら体験や、凍った湖に穴を開けて行うワカサギ釣りなどがあります。また、キャンプ場やグランピング施設の付近の雪山によっては、ゴム製のボードでゲレンデを滑走できるエアーボード、カーリング体験などもあって、楽しめるアクティビティが多いです。
- クリスマスイベント
クリスマスイベントを行っているグランピング施設もあります。クリスマスコンサート、クリスマスツリーによるイルミネーション、雪山にキャンドルを灯すキャンドルナイトなど、ゆったりと満喫できるイベントが多くあるため、アクティビティに興味がない方でも楽しめるでしょう。
- 天体観測
空気が澄んで乾燥している冬は大気中の水蒸気が少ないため、空の透明度が上がって夏よりも星が鮮明に見えます。
冬の大三角形をはじめとした1等星や、流星群など星空の見どころが多数あり、宇宙ステーションが見える場所もあります。グランピング施設のなかには天文台を併設しているところや、天体望遠鏡の貸し出しをしているところもあり、天体望遠鏡をレンタルできるアウトドアショップもあるほど、天体観測は比較的人気です。
冬グランピングの施設選びのポイント

冬グランピングを十分に満喫するためには施設選びが重要です。施設を選ぶ際のポイントを見落とすことによって残念な経験となってしまうケースも少ななくありません。そういったケースに陥らないように以下では、冬グランピングの施設選びにおける重要なポイントを4つ解説します。
【冬グランピングの施設選びのポイント】
- 冬のアクティビティの有無
- 寒さ対策されているか
- 温泉の有無
- お手洗いまでの距離
冬のアクティビティの有無
冬グランピングを体験する際に施設を選ぶポイントとして、冬ならではのアクティビティがあるかどうかが挙げられます。グランピング施設内での滞在そのものが、目的の旅行となるケースが多いと思いますが、冬のアクティビティが用意されているだけで、選択幅が増えてアクセントにもなるでしょう。もし、冬のアクティビティをグランピングの一部として検討するのであれば、以下で挙げるアクティビティがおすすめです。
【冬のアクティビティ】
- ウィンタースポーツ
雪の多い地域ではスノーモービルやスノーシュー、ファットバイクなどを使ったウィンタースポーツがあります。また、ゴム製のボードでゲレンデを滑走できるエアーボード、カーリング体験の用意がある場所もあって、お子様連れの方でも比較的楽しめます。
- トレッキング
スノーシューで山を散策するアクティビティです。ガイドが同行してくれるツアーを提供している施設もあり、アウトドア初心者でも気軽に楽しめます。
- 子供向けのアクティビティ
雪合戦やかまくら作り体験、凍った湖で穴を空けて行うワカサギ釣りなどのように、お子様がたのしめるアクティビティもあります。グランピングだけだとお子様は飽きてしまう可能性もあるので、こういったアクティビティがあるところを選んで、お子様が飽きないようにするのも一つの方法です。
寒さ対策されているか
どのグランピング施設でも必ず寒さ対策がされているとは限りません。泊まるテントのタイプによっては、寒い時期の予約が取れないようにしている施設もあります。寒さ対策が実施されていない施設を選んでしまうと、寒さのせいで施設の中でゆったりと過ごせなくなり、グランピングが楽しめなくなるので注意が必要です。具体的に寒さ対策とは、以下のような対策のことを示しますので、確認しておきましょう。
【グランピング施設の寒さ対策】
- 暖房器具や設備
グランピング施設のテントは、家のように作られてはいますが、客室に寒さ対策があるかどうか事前に確認が必要です。寒さ対策としては、暖房器具(エアコン、ストーブ、ホットカーペット、ヒーター)やドームテントがあります。特にドームテントの場合は、素材がコットン100%の場合は生地が厚いためとても暖かく快適に過ごすことができるでしょう。
- 食事スペースの寒さ対策
自然の中で食事をする際、寒いのは当たり前のことですが、ある程度の寒さ対策がなされているのとそうでないのとでは、食事の満喫度が異なってきます。寒さ対策としては、薪ストーブや焚火などのような強力な熱源が備え付けられているかどうかがポイントとなってきます。特に焚火は視覚から暖かくなるような感覚にしてくれるためおすすめです。
温泉の有無
冬グランピングを満喫するには、澄んだ冷たい空気の中で入る温泉や露天風呂が併設された施設を選ぶことをおすすめします。アクティビティをひとしきり満喫した後、内湯や露天風呂から雪景色を眺めながら温かい温泉に浸かれば、優雅な体験を味わうことができるでしょう。
また、施設によってはさまざまな効能をもつ温泉があったり、家族やカップルで利用できる貸し切り風呂を併設していたりもします。近年では水着着用のスパタイプを持つ施設も増えてきており、様々な楽しみ方で温泉を満喫できるようになってきているのは「グランピング+温泉」の魅力といえるでしょう。
お手洗いまでの距離
お手洗いまでの距離は意外と見落としてしまいそうなポイントですが、冬グランピングでは確認が必須の項目です。多くのグランピング施設は共用の洋式お手洗いとシャワールームが場内にあるため、お手洗いがないという心配はほとんどいりません。しかし施設によっては客室にお手洗いがない場合もあり、そういったケースでは外に出てお手洗いに行く必要があります。冬の夜中に一度室内から出てお手洗いに行くのは想像以上につらいもので、なるべく避けられるのであればそれに越したことは無いでしょう。
事前に施設のHPページ、もしくは電話でお手洗いまでの距離を確認したうえで、グランピング施設を選べれば、不自由なく楽しめること間違いなしです。
冬におすすめのグランピング施設7選

「冬グランピングの施設選びのポイント」を踏まえ、おすすめのグランピング施設を地域ごとに7つ紹介します。どの施設でも冬グランピングにおすすめの設備やアクティビティが用意されているので参考にしてみてください。
【冬におすすめのグランピング施設7選】
- 【北海道】室蘭グランピング
- 【東北】yamagata glam
- 【関東】マザー牧場グランピング
- 【中部】ビジョングランピングリゾート山中湖
- 【近畿】グランドーム京都天橋立
- 【中国・四国】温泉リゾート 風の国
- 【九州・沖縄】グランピングリゾート阿蘇
【北海道】室蘭グランピング

引用元:室蘭グランピング|1日2組だけのラグジュアリーグランピング (muroran-glamping.com)
室蘭グランピングは、自然を生かした北海道屈指のゴルフコースを楽しめる1日2組限定のグランピング施設です。北海道厳選の食材を用いた食事とともに、ゆったりと大人の好奇心を刺激するゆとりのある時間を過ごせます。
部屋は1室につき、リビングとツインベッドを備える雪だるま型のメインドームテントとツインベッドルームの円形ドームテントという2つのドームテントと専用食事スペースのウッドテラスを備えたヴィラスイートです。ホテルライクに過ごせる設備・備品が取り揃えられており、冬でも快適に過ごせます。さらに、クラブハウスの広々とした大浴場では冷えた体を温めまてくれるでしょう。
【基本情報】
住所
北海道室蘭市崎守町293−1 室蘭ゴルフ倶楽部内
チェックイン/チェックアウト
14:00~17:00/~11:00
定休日
記載なし
料金(1泊1室1名)
31,350円〜
駐車場
あり
アクセス
- 車の場合、新千歳空港から60分、室蘭ICを出て約2分
- 電車の場合、室蘭駅から崎守駅30分崎守からタクシーで6分(徒歩の場合45分)
公式サイト
【東北】yamagata glam

引用元:yamagata glam【公式】山形グランピング (yamagata-glam.com)
「yamagata glam」では最上川を眺められる大自然に囲まれたアウトドア体験施設で、非日常を体験できるおすすめのグランピング施設です。アクティビティには最上川三難所舟下り、そば打ち、プールや焚火等、山形の伝統や自然と触れあえるものがあり、子どもも大人も一緒に楽しめるでしょう。
また、8つの個性あふれるエアコン付きテントで、快適な旅とこだわりの食事を堪能できます。碁点温泉にて広々とした大浴場や、最上川を望む露天風呂、水着着用の温泉プールがあり冬でも楽しめます。
【基本情報】
住所
山形県村山(市碁点999-19)
チェックイン/チェックアウト
15:00~20:00/10:00
定休日
火曜
料金 (1泊1室1名)
26,200円~
駐車場
あり
アクセス
- 車の場合、村山本飯田ICより15分
- 電車の場合、秋田駅から村山駅60分、村山駅からタクシーで約10分
公式サイト
【関東】マザー牧場グランピング

引用元:マザー牧場 GLAMPING THE FARM│マザー牧場 (motherfarm.co.jp)
マザー牧場グランピングは豊かな自然が癒しと感動をもたらす、おすすめのグランピング施設です。鹿野山の風光明媚な風景は、早朝・夕暮れと表情を変え、日中のマザー牧場とはまた違った魅力が楽しめます。
夜は時間を忘れてゆったりと光瞬く星空を眺めながら、優雅な時間を過ごすことができます。また冬季ではテントサウナ(※当日予約制)や簡易テント内にサウナヒーターを置くことでサウナ空間が演出されて、トーンに水をかけて楽しむ「ロウリュウ」も楽しめます。
【基本情報】
住所
千葉県富津市田倉940−3
チェックイン/チェックアウト
14:00~(宿泊するテラス毎に異なる)/10:00
定休日
定休日なし
料金(1棟1泊大人2名)
36,000円~
駐車場
あり
アクセス
- 車の場合、館山自動車道君津PAスマートIC(ETC専用出入口)から約15分
- バスの場合、JR内房線「君津」駅より日東交通路線バスで約35分(※君津駅行路線バス夜間臨時便有)
公式サイト
【中部】ビジョングランピングリゾート山中湖

引用元:【公式】ビジョングランピングリゾート山中湖 (vision-glamping.com)
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖は2022年冬にオープンしたばかりのとてもきれいなグランピング施設です。都心からのアクセスがしやすく、富士山の絶景を見ながら贅沢なグランピングを楽しむことができます。
全部屋に冷暖房完備、全天候に対応できるドームハウス、焚火、露天風呂、サウナなど様々な設備が用意されているので、共有スペースは用意されておらず、全てがプライベート空間で完結できるようになっています。こだわりのグランピング施設で非日常な時間を過ごしたい方にはうってつけのグランピング施設といえるでしょう。
【基本情報】
住所
山梨県南都留郡山中湖村山中字栗木林1385-43
チェックイン/チェックアウト
17:00~22:00/10:00
定休日
無
料金(1泊1名1室)
37,400円~
駐車場
あり(無料)
アクセス
- 車の場合「山中湖IC」より約5分
- バスの場合「花の都公園入口」から徒歩約12分
公式サイト
【近畿】グランドーム京都天橋立

引用元:【公式】グランピングを関西で-京都温泉グランピング~グランドーム京都天橋立 (glamping-resort.jp)
グランドーム京都天橋立は関西の奥座敷、京都天橋立エリアに位置するグランピング施設です。広く頑丈なドーム型テントで、海・山・川など自然と遊ぶ体験型グランピングリゾートです。温泉、トイレ、シャワールームなどの設備はもちろんのこと、キッチンカーでのフードドリンク、キャンプファイヤーなど多彩なアクティビティも用意されています
また、関西では珍しい赤湯の天然温泉を配した貸切り風呂が用意されており、海水の塩分と同等の濃度、保湿効果に優れた泉質の源泉です。
【基本情報】
住所
京都府宮津市日置4054
チェックイン/チェックアウト
15時00分~/10時00分まで
定休日
無
料金(1室1泊大人2名)
29,250円~
駐車場
あり
アクセス
- 車の場合、京都丹後鉄道 天橋立駅から20分
- 電車の場合、京都丹後鉄道 福知山駅から40分
公式サイト
【中国・四国】温泉リゾート 風の国

引用元:【公式】温泉リゾート 風の国 (kazenokuni.jp)
「温泉リゾート 風の国」では全国的にも珍しい、空中に浮かぶ球体型テントが3室あります。針葉樹が林立する森の中で、秘密基地に居るような体験ができるのが特徴です。夜にはテントのライトアップがされて、空中に浮かんでいるような幻想的な空間になり、SNS映えすると評判の施設となっています。
また、美肌の湯と評判の大浴場を併設しており、アルカリ性単純温泉なので小さなお子様や肌の弱い方でも安心してご入浴頂けます。家族でグランピングと温泉を楽しみたい方にはおすすめの施設です。
【基本情報】
住所
島根県江津市桜江町長谷2696番地
チェックイン/チェックアウト
15:00~/10:00
定休日
毎週水曜・木曜日は全館休館
料金(1泊1名1室)
18,000円~
駐車場
あり
アクセス
- 車の場合、中国自動車道千代田JCTより約7分
- バスの場合、石見交通バス江津駅から約25分
公式サイト
【九州・沖縄】グランピングリゾート阿蘇

引用元:グランピングリゾート阿蘇 | gramping resort ASO (asoglamping.com)
「グランピングリゾート ASO」では、3張りのテントが用意されています。ベッドや洗面台・ウォッシュレット付き水栓トイレが整っており、水道は阿蘇山の伏流水を利用しているため、天然のミネラルウォーターが使えるのも魅力です。
焚き火を用いてキャンプマスターが目の前で調理をしてくれるパフォーマンスや、大浴場、温泉、サウナも用意されている点は「グランピングリゾート ASO」大きな魅力といえるでしょう。また、数ある魅力の中でもおすすめなのは、特別プランで体験できるアクティビティです。広大な景色の中での乗馬や、自然あふれる森の中でのアロマセラピーなど、阿蘇でしか味わえない特別な体験ができるスペシャルプランは一生ものの思い出になること間違いありません。
【基本情報】
住所
熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石4411−9
ホテルグリーンピア南阿蘇内キャンプ場
チェックイン/チェックアウト
15:00~/10:00
定休日
無
料金
18,700円~
駐車場
あり
アクセス
- 車の場合、熊本ICから約45分
- 公共機関の場合、天神・福岡駅・福岡空港「ASOエクスプレス乗車」から約2時間半(無料送迎あり)
公式サイト
まとめ
冬のグランピングは、夏とは違うポイントで楽しむことができます。クリスマスイベントやウィンタースポーツなど、冬にしか楽しめないものも多くあるため、冬シーズンのグランピングを検討している方は、冬にしかできないことも知ったうえで施設選びをしてみましょう。そうすることで、1年間を通して毎回違ったグランピングの楽しみ方を味わうことができます。
また、施設を選ぶ際は冬場だからこそ意識しておくべきポイントを理解したうえで選ぶことも大切です。例えば、トイレまでの距離や寒さ対策など、冬の寒さに不快感を抱かないような工夫がされている施設を選べば、さらに満足感が高まることは間違いないでしょう。
寒い冬の季節はインドアでゆったりと過ごすのも悪くないですが、せっかくなら冬にしかできないアウトドアを満喫しておくのも冬の楽しみ方の一つです。冬ならではのアクティビティや満天の星空での天体観測、澄んだ冷たい空気の中で入る温泉など、これら全てを手軽に味わうことができるグランピングというアウトドアがあるのはご存じでしょうか?
グランピングはキャンプと似たイメージを持たれているため、夏にやるイメージが定着しがちですが、近年では冬グランピンングがトレンドにもなっており、楽しめるポイントがたくさんあります。そこで、当記事では冬グランピングの楽しみ方や、グランピングをとことん満喫できるおすすめのグランピング施設などをご紹介していきます。これからグランピングをやってみようか検討している方もぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
グランピングとは
グランピングとは、テント設営や道具を用意しなくても気軽にキャンプを体験できるアクティビティのことです。グランピングという言葉は、グラマラス(豪華な、魅力的な)とキャンプを組み合わせもので、キャンプよりもリゾート感覚で楽しめるといった意味合いを持ち合わせます。
元々は海外で普及していましたが、アウトドアをリゾート感覚で快適に過ごせるキャンプの新しいスタイルとして日本でも人気上昇中です。グランピングは、その気軽さからキャンプ初心者や若い女性たちの間で人気となっており、近年ではあちこちでグランピング施設が作られています。
冬グランピングが人気の理由
冬グランピングはキャンプのお手軽版として人気を集めていますが、人気の理由は手軽さだけではありません。グランピングの魅力をさらに知るためにも、以下でまとめた人気の理由を確認してみましょう。
【冬グランピングが人気な理由】
- 冬ならではの美しい景色が見られる
冬は空気が夏に比べて澄んでいるため、遠くまではっきりと景色を見渡すことができます。高原地帯の夜間では夏よりも星が鮮明に見えるので、満点の星空を楽しむことができるでしょう。
- 虫が少ない
冬グランピングでは虫が少ないです。夏や春ごろだと蚊、ヒル、アブ、ムカデ、ハチなど噛まれると危険な虫がいるので虫よけ対策が必須になってしまいますが、冬は虫がほとんどいないので必要ありません。寝袋や寝室スペースに虫が侵入してくることもなく、天体観測中に虫に噛まれるといった心配もないため、虫が苦手な方でもストレスなくグランピングを楽しめるでしょう。
- 暖房設備が整っている
グランピング施設ではエアコンや暖房器具などが用意されているため、防寒具を準備して持っていく必要がありません。施設によっては温泉が併設されている場合もあり、冬の空気で冷え切った身体を非日常的な空間で芯から温めてくつろぐこともできます。
冬グランピングの楽しみ方
冬ならではの楽しみ方もあるのがグランピングの魅力で、夏とは違った楽しみ方がたくさんあります。そこで、以降では冬だからこそ知っておきたい、冬グランピングの楽しみ方をご紹介します。
【冬グランピングの楽しみ方】
- 冬だけのアクティビティ
冬のアクティビティにはスキーやスノーボード、雪のドーム・かまくらで過ごすかまくら体験や、凍った湖に穴を開けて行うワカサギ釣りなどがあります。また、キャンプ場やグランピング施設の付近の雪山によっては、ゴム製のボードでゲレンデを滑走できるエアーボード、カーリング体験などもあって、楽しめるアクティビティが多いです。
- クリスマスイベント
クリスマスイベントを行っているグランピング施設もあります。クリスマスコンサート、クリスマスツリーによるイルミネーション、雪山にキャンドルを灯すキャンドルナイトなど、ゆったりと満喫できるイベントが多くあるため、アクティビティに興味がない方でも楽しめるでしょう。
- 天体観測
空気が澄んで乾燥している冬は大気中の水蒸気が少ないため、空の透明度が上がって夏よりも星が鮮明に見えます。
冬の大三角形をはじめとした1等星や、流星群など星空の見どころが多数あり、宇宙ステーションが見える場所もあります。グランピング施設のなかには天文台を併設しているところや、天体望遠鏡の貸し出しをしているところもあり、天体望遠鏡をレンタルできるアウトドアショップもあるほど、天体観測は比較的人気です。
冬グランピングの施設選びのポイント
冬グランピングを十分に満喫するためには施設選びが重要です。施設を選ぶ際のポイントを見落とすことによって残念な経験となってしまうケースも少ななくありません。そういったケースに陥らないように以下では、冬グランピングの施設選びにおける重要なポイントを4つ解説します。
【冬グランピングの施設選びのポイント】
- 冬のアクティビティの有無
- 寒さ対策されているか
- 温泉の有無
- お手洗いまでの距離
冬のアクティビティの有無
冬グランピングを体験する際に施設を選ぶポイントとして、冬ならではのアクティビティがあるかどうかが挙げられます。グランピング施設内での滞在そのものが、目的の旅行となるケースが多いと思いますが、冬のアクティビティが用意されているだけで、選択幅が増えてアクセントにもなるでしょう。もし、冬のアクティビティをグランピングの一部として検討するのであれば、以下で挙げるアクティビティがおすすめです。
【冬のアクティビティ】
- ウィンタースポーツ
雪の多い地域ではスノーモービルやスノーシュー、ファットバイクなどを使ったウィンタースポーツがあります。また、ゴム製のボードでゲレンデを滑走できるエアーボード、カーリング体験の用意がある場所もあって、お子様連れの方でも比較的楽しめます。
- トレッキング
スノーシューで山を散策するアクティビティです。ガイドが同行してくれるツアーを提供している施設もあり、アウトドア初心者でも気軽に楽しめます。
- 子供向けのアクティビティ
雪合戦やかまくら作り体験、凍った湖で穴を空けて行うワカサギ釣りなどのように、お子様がたのしめるアクティビティもあります。グランピングだけだとお子様は飽きてしまう可能性もあるので、こういったアクティビティがあるところを選んで、お子様が飽きないようにするのも一つの方法です。
寒さ対策されているか
どのグランピング施設でも必ず寒さ対策がされているとは限りません。泊まるテントのタイプによっては、寒い時期の予約が取れないようにしている施設もあります。寒さ対策が実施されていない施設を選んでしまうと、寒さのせいで施設の中でゆったりと過ごせなくなり、グランピングが楽しめなくなるので注意が必要です。具体的に寒さ対策とは、以下のような対策のことを示しますので、確認しておきましょう。
【グランピング施設の寒さ対策】
- 暖房器具や設備
グランピング施設のテントは、家のように作られてはいますが、客室に寒さ対策があるかどうか事前に確認が必要です。寒さ対策としては、暖房器具(エアコン、ストーブ、ホットカーペット、ヒーター)やドームテントがあります。特にドームテントの場合は、素材がコットン100%の場合は生地が厚いためとても暖かく快適に過ごすことができるでしょう。
- 食事スペースの寒さ対策
自然の中で食事をする際、寒いのは当たり前のことですが、ある程度の寒さ対策がなされているのとそうでないのとでは、食事の満喫度が異なってきます。寒さ対策としては、薪ストーブや焚火などのような強力な熱源が備え付けられているかどうかがポイントとなってきます。特に焚火は視覚から暖かくなるような感覚にしてくれるためおすすめです。
温泉の有無
冬グランピングを満喫するには、澄んだ冷たい空気の中で入る温泉や露天風呂が併設された施設を選ぶことをおすすめします。アクティビティをひとしきり満喫した後、内湯や露天風呂から雪景色を眺めながら温かい温泉に浸かれば、優雅な体験を味わうことができるでしょう。
また、施設によってはさまざまな効能をもつ温泉があったり、家族やカップルで利用できる貸し切り風呂を併設していたりもします。近年では水着着用のスパタイプを持つ施設も増えてきており、様々な楽しみ方で温泉を満喫できるようになってきているのは「グランピング+温泉」の魅力といえるでしょう。
お手洗いまでの距離
お手洗いまでの距離は意外と見落としてしまいそうなポイントですが、冬グランピングでは確認が必須の項目です。多くのグランピング施設は共用の洋式お手洗いとシャワールームが場内にあるため、お手洗いがないという心配はほとんどいりません。しかし施設によっては客室にお手洗いがない場合もあり、そういったケースでは外に出てお手洗いに行く必要があります。冬の夜中に一度室内から出てお手洗いに行くのは想像以上につらいもので、なるべく避けられるのであればそれに越したことは無いでしょう。
事前に施設のHPページ、もしくは電話でお手洗いまでの距離を確認したうえで、グランピング施設を選べれば、不自由なく楽しめること間違いなしです。
冬におすすめのグランピング施設7選
「冬グランピングの施設選びのポイント」を踏まえ、おすすめのグランピング施設を地域ごとに7つ紹介します。どの施設でも冬グランピングにおすすめの設備やアクティビティが用意されているので参考にしてみてください。
【冬におすすめのグランピング施設7選】
- 【北海道】室蘭グランピング
- 【東北】yamagata glam
- 【関東】マザー牧場グランピング
- 【中部】ビジョングランピングリゾート山中湖
- 【近畿】グランドーム京都天橋立
- 【中国・四国】温泉リゾート 風の国
- 【九州・沖縄】グランピングリゾート阿蘇
【北海道】室蘭グランピング
引用元:室蘭グランピング|1日2組だけのラグジュアリーグランピング (muroran-glamping.com)
室蘭グランピングは、自然を生かした北海道屈指のゴルフコースを楽しめる1日2組限定のグランピング施設です。北海道厳選の食材を用いた食事とともに、ゆったりと大人の好奇心を刺激するゆとりのある時間を過ごせます。
部屋は1室につき、リビングとツインベッドを備える雪だるま型のメインドームテントとツインベッドルームの円形ドームテントという2つのドームテントと専用食事スペースのウッドテラスを備えたヴィラスイートです。ホテルライクに過ごせる設備・備品が取り揃えられており、冬でも快適に過ごせます。さらに、クラブハウスの広々とした大浴場では冷えた体を温めまてくれるでしょう。
【基本情報】
住所 |
北海道室蘭市崎守町293−1 室蘭ゴルフ倶楽部内 |
チェックイン/チェックアウト |
14:00~17:00/~11:00 |
定休日 |
記載なし |
料金(1泊1室1名) |
31,350円〜 |
駐車場 |
あり |
アクセス |
|
公式サイト |
【東北】yamagata glam
引用元:yamagata glam【公式】山形グランピング (yamagata-glam.com)
「yamagata glam」では最上川を眺められる大自然に囲まれたアウトドア体験施設で、非日常を体験できるおすすめのグランピング施設です。アクティビティには最上川三難所舟下り、そば打ち、プールや焚火等、山形の伝統や自然と触れあえるものがあり、子どもも大人も一緒に楽しめるでしょう。
また、8つの個性あふれるエアコン付きテントで、快適な旅とこだわりの食事を堪能できます。碁点温泉にて広々とした大浴場や、最上川を望む露天風呂、水着着用の温泉プールがあり冬でも楽しめます。
【基本情報】
住所 |
山形県村山(市碁点999-19) |
チェックイン/チェックアウト |
15:00~20:00/10:00 |
定休日 |
火曜 |
料金 (1泊1室1名) |
26,200円~ |
駐車場 |
あり |
アクセス |
|
公式サイト |
【関東】マザー牧場グランピング
引用元:マザー牧場 GLAMPING THE FARM│マザー牧場 (motherfarm.co.jp)
マザー牧場グランピングは豊かな自然が癒しと感動をもたらす、おすすめのグランピング施設です。鹿野山の風光明媚な風景は、早朝・夕暮れと表情を変え、日中のマザー牧場とはまた違った魅力が楽しめます。
夜は時間を忘れてゆったりと光瞬く星空を眺めながら、優雅な時間を過ごすことができます。また冬季ではテントサウナ(※当日予約制)や簡易テント内にサウナヒーターを置くことでサウナ空間が演出されて、トーンに水をかけて楽しむ「ロウリュウ」も楽しめます。
【基本情報】
住所 |
千葉県富津市田倉940−3 |
チェックイン/チェックアウト |
14:00~(宿泊するテラス毎に異なる)/10:00 |
定休日 |
定休日なし |
料金(1棟1泊大人2名) |
36,000円~ |
駐車場 |
あり |
アクセス |
|
公式サイト |
【中部】ビジョングランピングリゾート山中湖
引用元:【公式】ビジョングランピングリゾート山中湖 (vision-glamping.com)
VISION GLAMPING Resort & Spa 山中湖は2022年冬にオープンしたばかりのとてもきれいなグランピング施設です。都心からのアクセスがしやすく、富士山の絶景を見ながら贅沢なグランピングを楽しむことができます。
全部屋に冷暖房完備、全天候に対応できるドームハウス、焚火、露天風呂、サウナなど様々な設備が用意されているので、共有スペースは用意されておらず、全てがプライベート空間で完結できるようになっています。こだわりのグランピング施設で非日常な時間を過ごしたい方にはうってつけのグランピング施設といえるでしょう。
【基本情報】
住所 |
山梨県南都留郡山中湖村山中字栗木林1385-43 |
チェックイン/チェックアウト |
17:00~22:00/10:00 |
定休日 |
無 |
料金(1泊1名1室) |
37,400円~ |
駐車場 |
あり(無料) |
アクセス |
|
公式サイト |
【近畿】グランドーム京都天橋立
引用元:【公式】グランピングを関西で-京都温泉グランピング~グランドーム京都天橋立 (glamping-resort.jp)
グランドーム京都天橋立は関西の奥座敷、京都天橋立エリアに位置するグランピング施設です。広く頑丈なドーム型テントで、海・山・川など自然と遊ぶ体験型グランピングリゾートです。温泉、トイレ、シャワールームなどの設備はもちろんのこと、キッチンカーでのフードドリンク、キャンプファイヤーなど多彩なアクティビティも用意されています
また、関西では珍しい赤湯の天然温泉を配した貸切り風呂が用意されており、海水の塩分と同等の濃度、保湿効果に優れた泉質の源泉です。
【基本情報】
住所 |
京都府宮津市日置4054 |
チェックイン/チェックアウト |
15時00分~/10時00分まで |
定休日 |
無 |
料金(1室1泊大人2名) |
29,250円~ |
駐車場 |
あり |
アクセス |
|
公式サイト |
【中国・四国】温泉リゾート 風の国
引用元:【公式】温泉リゾート 風の国 (kazenokuni.jp)
「温泉リゾート 風の国」では全国的にも珍しい、空中に浮かぶ球体型テントが3室あります。針葉樹が林立する森の中で、秘密基地に居るような体験ができるのが特徴です。夜にはテントのライトアップがされて、空中に浮かんでいるような幻想的な空間になり、SNS映えすると評判の施設となっています。
また、美肌の湯と評判の大浴場を併設しており、アルカリ性単純温泉なので小さなお子様や肌の弱い方でも安心してご入浴頂けます。家族でグランピングと温泉を楽しみたい方にはおすすめの施設です。
【基本情報】
住所 |
島根県江津市桜江町長谷2696番地 |
チェックイン/チェックアウト |
15:00~/10:00 |
定休日 |
毎週水曜・木曜日は全館休館 |
料金(1泊1名1室) |
18,000円~ |
駐車場 |
あり |
アクセス |
|
公式サイト |
【九州・沖縄】グランピングリゾート阿蘇
引用元:グランピングリゾート阿蘇 | gramping resort ASO (asoglamping.com)
「グランピングリゾート ASO」では、3張りのテントが用意されています。ベッドや洗面台・ウォッシュレット付き水栓トイレが整っており、水道は阿蘇山の伏流水を利用しているため、天然のミネラルウォーターが使えるのも魅力です。
焚き火を用いてキャンプマスターが目の前で調理をしてくれるパフォーマンスや、大浴場、温泉、サウナも用意されている点は「グランピングリゾート ASO」大きな魅力といえるでしょう。また、数ある魅力の中でもおすすめなのは、特別プランで体験できるアクティビティです。広大な景色の中での乗馬や、自然あふれる森の中でのアロマセラピーなど、阿蘇でしか味わえない特別な体験ができるスペシャルプランは一生ものの思い出になること間違いありません。
【基本情報】
住所 |
熊本県阿蘇郡南阿蘇村久石4411−9 |
チェックイン/チェックアウト |
15:00~/10:00 |
定休日 |
無 |
料金 |
18,700円~ |
駐車場 |
あり |
アクセス |
|
公式サイト |
まとめ
冬のグランピングは、夏とは違うポイントで楽しむことができます。クリスマスイベントやウィンタースポーツなど、冬にしか楽しめないものも多くあるため、冬シーズンのグランピングを検討している方は、冬にしかできないことも知ったうえで施設選びをしてみましょう。そうすることで、1年間を通して毎回違ったグランピングの楽しみ方を味わうことができます。
また、施設を選ぶ際は冬場だからこそ意識しておくべきポイントを理解したうえで選ぶことも大切です。例えば、トイレまでの距離や寒さ対策など、冬の寒さに不快感を抱かないような工夫がされている施設を選べば、さらに満足感が高まることは間違いないでしょう。