公開日 2023.06.19
最終更新日 2023.09.13

雨でもフジロックを楽しみ尽くすために必要な準備を紹介!あると便利なおすすめアイテムとは
目次
フジロックの会場は苗場スキー場のため完全に屋外ですが、雨でもフェスは開催されます。雨天だった場合、どのような準備をしていけばフジロックを楽しめるのかと悩む方も多いでしょう。
そこで本記事では、雨でもフジロックを楽しみ尽くすために必要なアイテムをご紹介します。一つひとつの雨対策グッズの中でも、どのようなポイントに気をつけて商品を選べばより快適に過ごせるのかについても、詳しく解説します。雨天時におすすめの服装も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
フジロックは雨でも楽しめる?

フジロックは苗場スキー場でおこなわれるため、全エリアが屋外です。しかも現地は山となっているため天気が変わりやすく、雨に降られながらの開催になる場合もあります。土砂降りの雨でもフェスは決行されるので、雨が降ることを前提に対策をしっかりとしていけば心配なくフジロックを楽しみ尽くすことが可能です。
屋外の雨対策といえば、傘や長靴・レインコートなどを思い浮かべるかと思いますが、フジロックでも通常の雨天時と同じような準備が必要です。そのうえで、“フェス”という特有の環境や状況に適した雨具やアイテムなどを持っていければ、不便に感じることなくフジロックを楽しめます。
雨天の場合は、終始雨に打たれ続ける状況になります。雨対策をしないで参戦すると、フジロックを楽しむどころか体力的に過酷な状況を強いられることになりかねません。万全の雨対策で、フジロックに参戦しましょう。
雨でもフジロックを楽しみ尽くすために必要な準備

雨でもフジロックを楽しみ尽くすために、服装と持ち物に気をつけて必要なものを準備しましょう。必要な雨対策グッズをまとめると、以下のとおりです。
【上着】
- レインコート
- ポンチョ
【足元】
- 長靴
- トレッキングシューズ
【持ち物】
- ゴミ袋
- ジップロック
- ザックカバー
すべて用意できるのがベストですが、すぐに準備できないものがあるかもしれません。中でも上着と足元については非常に優先順位が高く、雨天時にはないと困るというレベルのものだと認識しておけるとよいでしょう。
雨でもフジロックを楽しみ尽くすため、各グッズをどのような場面で使うのか詳しく解説します。さらに“フジロックに適しているのはどのような商品か”という観点から「レインコートならリュックまでしっかりと隠れる形がよい」など、具体的な商品の形についてもお伝えしていきます。
上着の準備
雨のフジロックで不可欠なのが、雨具としての上着です。上着といってもさまざまな素材や形状があるため、フジロックに最適なものを選べれば、雨の中でも快適に過ごしやすくなります。
上着を選ぶ際に注意したいのが、素材と丈感です。レインコートとポンチョについて、詳しく解説します。また、レインコートとポンチョはどちらも必要なわけではなく、好みのほうを準備すればOKです。両方を持っていく必要はありません。
フジロックでは、人が多く集まるステージ前で傘の使用はできないため、雨から身体を守るには雨具となる上着が必要だと理解しておきましょう。
レインコート
レインコートとは、いわゆるカッパ・雨ガッパのことです。耐水・防水性のある素材で作られており、コートのように腕を通せる形をしています。
フジロックは朝から晩まで屋外で開催しているため、場合によっては長時間雨に打たれる可能性があります。また、ある程度の荷物は持ち運ばなければならないため、常にリュックや肩掛けのバッグなどを持っている状態です。そのため、フジロックで使用するレインコートは、以下4つのポイントを押さえた商品を選ぶのがおすすめです。
- 耐水・撥水性能が高いもの
- フードがついているもの
- 膝下くらいまでの長さがあるもの
- バッグも一緒に覆えるゆとりがあるもの
フジロックの時期の苗場スキー場は日中30度を超えることもしばしばありますが、反対に夜間は20度を切る気温になる可能性もある場所です。風は涼しく、雨に濡れれば寒さを感じやすくなるため、厚めの素材でも問題なく使用できます。
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ポンチョ
ポンチョとは、袖がなく、生地の真ん中にあいた穴から頭を出してかぶる形になっている上着のことです。雨天時のフジロックで必要になるのは通常の布を使用しているようなおしゃれポンチョではなく、雨具としてのレインポンチョとなります。
ポンチョのよいところは、ポンチョの中でバッグの中身を出し入れできるところです。プールなどの巻きタオルを想像していただけると、イメージが湧きやすいかもしれません。
レインコートと同じ役割になるため、購入時の注意ポイントも同じ内容です。撥水・防水性能が高く、足の下のほうまで長さのあるものがよいでしょう。「自転車用」などのキーワードで探すと、長めのレインポンチョが見つかりやすいかもしれません。
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足元の準備
フジロックの会場である苗場スキー場の地面は、土です。そのため雨が降ると、足元は泥になった土でぐちゃぐちゃとします。通常のスニーカーだけでは雨と泥で足元が汚れてしまうため、雨天時にも対応できる準備が必要です。
初めから雨が降っている・高確率で雨の予報であるなどの場合には、これからご紹介する長靴やトレッキングシューズなどを履いていくのがよいでしょう。しかし微妙な雨予報の場合には、雨天時を想定した足元で行くと、日中は暑くて過ごしづらいことが考えられます。
微妙な雨予報などの場合に活躍するアイテム、シューズカバーについてもご紹介します。あまりかさばらずバッグにも入れておけるアイテムのため、フジロックの雨対策としてぜひ取り入れてみてください。
長靴
長靴といえば、撥水加工がされており雨天時によく履かれる靴です。もちろんフジロックの雨対策でも長靴は有効であり、雨の中でも安心して参戦できます。長靴を選ぶ際に気をつけたいポイントは、以下のとおりです。
- レインコートなどの上着(雨具)に隠れるくらいの長さがある
- 長靴の上部から水が入り込まないようになっている
長靴の丈は上記のポイントを考慮しつつ決めるのがよいでしょう。上部から入らないような仕様になっていれば、あまりに長いものでなくても基本的には問題ありません。持参するレインコートなどに隠れるくらいの長さがあれば、より雨の侵入を防ぎやすいでしょう。
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トレッキングシューズ
トレッキングシューズは、登山向けの靴のことです。土などの自然の道を歩くのに適した作りになっており、防水性の高いタイプも売っています。
基本的に、防水性が高い製品は汗などの湿気が篭りやすくなることが多く、不快に感じやすいのが悩みどころです。しかしトレッキングシューズの中には、防水性が高いのにもかかわらず靴の中の湿気は逃がしてくれるといった機能を持っているものもあります。
しっかりした作りの靴なので値段が高い場合も多くなっていますが、快適さを求めるならばトレッキングシューズを選んでもよいでしょう。
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シューズカバー
シューズカバーは、靴の上から履ける撥水・防水のカバーのことです。布やビニール素材の製品のものも多く、小さく折りたためるため、バッグの中に入れておけます。
シューズカバーにもさまざまな形・素材のものがあり、100円均一などではビニール袋素材のような簡易なシューズカバーも売っています。しかし、フジロックで使用するのにはおすすめしません。破れやすく、水が浸透してきてしまう恐れがあるためです。以下のポイントを押さえて購入すると、快適に使用できるうえ持ち運びもかんたんにできるでしょう。
- 折りたためるもの
- 撥水・防水の性能が高いもの
- 口(上部)がゴムなどでしっかりとしまっているもの
これらのポイントを押さえたシューズカバーを準備できれば、通常のスニーカーを履いていても足元が雨でびしょびしょになることは回避しやすくなります。
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持ち物の準備
ここからは、雨のフジロックで必須ではないけれど、あると便利というアイテムを紹介します。貴重品などを含めてバッグを常に持ち歩かなければならないため、バッグそのものや中に入っているアイテムなどが濡れないようにするためのものです。
また、濡れてしまったものは持ち運びに困ることもあるため、雨のフジロックでも一日を気持ちよく過ごせるような「あったら便利アイテム」を集めました。
ゴミ袋
タオルや濡れてしまった洋服など、フジロックに参戦しているあいだはまだ困らないかもしれません。しかし、びしょ濡れのものを帰りなどの移動の際にそのまま持ち運ぶのは大変であり、避けたいところです。
ゴミ袋を持っていれば、フジロックで濡れてしまったアイテムなどを持ち運ぶのに役に立ちます。あまり性能には期待できませんが、使い方によっては簡易なシューズカバーにもなります。また、大きめのゴミ袋を1枚持っていると、バッグ自体に被せることもできます。とって付きの「スーパー袋タイプのゴミ袋」が、使いやすくておすすめです。
ジップロック
雨対策をしていてもどこからか雨水が侵入しバッグの中まで濡れる可能性があります。ジップロックは口が閉じられるタイプのビニール袋ですが、バッグの中にあるアイテムを雨から守るのに役立ちます。
スマートフォンなどの電子機器は水に強くないため、ジップロックに入れておけると安心です。また、お財布が濡れお札などが濡れる・革製品のアイテムに水がついて変色するなどを防げます。特に頻繁に出し入れするものはビニール袋よりジップロックのほうが使い勝手がよいため、数枚あると便利でしょう。
ザックカバー
ザックカバーとは、リュックを汚れや雨などから守るためのカバーのことです。リュックカバーともいいます。ザックカバー自体がリュックのように背負える形になっており、リュック本体が雨で濡れるのを防ぐことが可能です。
生地の厚さや耐水・撥水性能はザックカバーによりさまざまで、容量も異なります。そのため、フジロックで使用する際には以下のポイントに注意して商品を選ぶとよいでしょう。
- 耐水・撥水性能が高いもの
- 軽量なもの
- リュックの大きさに合っているもの
カッパなどの雨具でバッグを覆える場合など、リュックや荷物を守れるようであればザックカバーは必須ではありません。しかし、リュック本体に雨よけの対策ができていれば、雨に濡れる可能性が低くなります。
雨のフジロックにおすすめの服装

雨のフジロックでは、服自体が雨に濡れないような服装・対策をしていきましょう。肌が濡れるのであればタオルで拭き取れますが、服自体が濡れるとすぐに乾かせません。体温が奪われ続け、体力的に過酷な状況になってしまいます。
また、フジロックの会場は山のため、雨が降る・止むなどの状況や朝か夜かで、気温が一気に変化します。一日を通した気温も考慮して服装を選べると、より快適に過ごせるでしょう。
以下には、雨のフジロックにおすすめの服装をご紹介します。一例として、参考にしていただけると幸いです。
【雨のフジロック服装おすすめ】
トップス
- 半袖(好きなバンドのバンドTなど)
- 羽織れる薄めのパーカーorウインドブレーカー(これも防水・撥水加工だと、なおよし)
ボトムス
- ズボン(チャックなどで半ズボン・長ズボンを切り替えられるものが最適)
足元
- トレッキングシューズ
バッグ
- リュックorメッセンジャーバッグ(体に密着できるもの)
雨対策グッズ
- レインコートorポンチョ(長めでズボンを覆えるくらいのもの)
- シューズカバー(ズボンが長ければ膝丈くらいのもののほうがよい)
- ザックカバー
ズボンの長さなどにより、シューズカバーなどの丈は調整します。とにかく、雨が入り込む隙間を無くすように意識してみてください。Tシャツ・靴下などは、替えも持っていけると安心です。雨具などの持ち物だけでなく、気温・雨の状況などにより調整しやすい服装にして、雨の日のフジロックを存分に楽しめるようにしていきましょう。
まとめ
雨のフジロックでは、アウターや足元の雨対策だけでなく、バッグや小物などを守るアイテムも持っていくことがおすすめです。また、雨具などの雨対策グッズの中でも「撥水・防水性能」「丈」「持ち運べる形状か」などを考慮しグッズを揃えられると、雨のつらさを感じづらくより快適に過ごせるでしょう。
フジロックの会場は苗場スキー場であるため、雨が降るとフェスの間はずっと雨に当たる状態になります。山間部ということもあり気温差も激しく足元も土のため、しっかり雨対策をしていかないとつらさを感じる結果になってしまうでしょう。本記事を参考にして、雨のフジロックに向けて万全の対策をしてみてください。「雨の中でも最高に楽しめた」と思える結果になりますように。
フジロックの会場は苗場スキー場のため完全に屋外ですが、雨でもフェスは開催されます。雨天だった場合、どのような準備をしていけばフジロックを楽しめるのかと悩む方も多いでしょう。
そこで本記事では、雨でもフジロックを楽しみ尽くすために必要なアイテムをご紹介します。一つひとつの雨対策グッズの中でも、どのようなポイントに気をつけて商品を選べばより快適に過ごせるのかについても、詳しく解説します。雨天時におすすめの服装も紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
フジロックは雨でも楽しめる?
フジロックは苗場スキー場でおこなわれるため、全エリアが屋外です。しかも現地は山となっているため天気が変わりやすく、雨に降られながらの開催になる場合もあります。土砂降りの雨でもフェスは決行されるので、雨が降ることを前提に対策をしっかりとしていけば心配なくフジロックを楽しみ尽くすことが可能です。
屋外の雨対策といえば、傘や長靴・レインコートなどを思い浮かべるかと思いますが、フジロックでも通常の雨天時と同じような準備が必要です。そのうえで、“フェス”という特有の環境や状況に適した雨具やアイテムなどを持っていければ、不便に感じることなくフジロックを楽しめます。
雨天の場合は、終始雨に打たれ続ける状況になります。雨対策をしないで参戦すると、フジロックを楽しむどころか体力的に過酷な状況を強いられることになりかねません。万全の雨対策で、フジロックに参戦しましょう。
雨でもフジロックを楽しみ尽くすために必要な準備
雨でもフジロックを楽しみ尽くすために、服装と持ち物に気をつけて必要なものを準備しましょう。必要な雨対策グッズをまとめると、以下のとおりです。
【上着】
- レインコート
- ポンチョ
【足元】
- 長靴
- トレッキングシューズ
【持ち物】
- ゴミ袋
- ジップロック
- ザックカバー
すべて用意できるのがベストですが、すぐに準備できないものがあるかもしれません。中でも上着と足元については非常に優先順位が高く、雨天時にはないと困るというレベルのものだと認識しておけるとよいでしょう。
雨でもフジロックを楽しみ尽くすため、各グッズをどのような場面で使うのか詳しく解説します。さらに“フジロックに適しているのはどのような商品か”という観点から「レインコートならリュックまでしっかりと隠れる形がよい」など、具体的な商品の形についてもお伝えしていきます。
上着の準備
雨のフジロックで不可欠なのが、雨具としての上着です。上着といってもさまざまな素材や形状があるため、フジロックに最適なものを選べれば、雨の中でも快適に過ごしやすくなります。
上着を選ぶ際に注意したいのが、素材と丈感です。レインコートとポンチョについて、詳しく解説します。また、レインコートとポンチョはどちらも必要なわけではなく、好みのほうを準備すればOKです。両方を持っていく必要はありません。
フジロックでは、人が多く集まるステージ前で傘の使用はできないため、雨から身体を守るには雨具となる上着が必要だと理解しておきましょう。
レインコート
レインコートとは、いわゆるカッパ・雨ガッパのことです。耐水・防水性のある素材で作られており、コートのように腕を通せる形をしています。
フジロックは朝から晩まで屋外で開催しているため、場合によっては長時間雨に打たれる可能性があります。また、ある程度の荷物は持ち運ばなければならないため、常にリュックや肩掛けのバッグなどを持っている状態です。そのため、フジロックで使用するレインコートは、以下4つのポイントを押さえた商品を選ぶのがおすすめです。
- 耐水・撥水性能が高いもの
- フードがついているもの
- 膝下くらいまでの長さがあるもの
- バッグも一緒に覆えるゆとりがあるもの
フジロックの時期の苗場スキー場は日中30度を超えることもしばしばありますが、反対に夜間は20度を切る気温になる可能性もある場所です。風は涼しく、雨に濡れれば寒さを感じやすくなるため、厚めの素材でも問題なく使用できます。
【おすすめ品】
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ポンチョ
ポンチョとは、袖がなく、生地の真ん中にあいた穴から頭を出してかぶる形になっている上着のことです。雨天時のフジロックで必要になるのは通常の布を使用しているようなおしゃれポンチョではなく、雨具としてのレインポンチョとなります。
ポンチョのよいところは、ポンチョの中でバッグの中身を出し入れできるところです。プールなどの巻きタオルを想像していただけると、イメージが湧きやすいかもしれません。
レインコートと同じ役割になるため、購入時の注意ポイントも同じ内容です。撥水・防水性能が高く、足の下のほうまで長さのあるものがよいでしょう。「自転車用」などのキーワードで探すと、長めのレインポンチョが見つかりやすいかもしれません。
【おすすめ品】
レインポンチョ コーティング:Amazon
足元の準備
フジロックの会場である苗場スキー場の地面は、土です。そのため雨が降ると、足元は泥になった土でぐちゃぐちゃとします。通常のスニーカーだけでは雨と泥で足元が汚れてしまうため、雨天時にも対応できる準備が必要です。
初めから雨が降っている・高確率で雨の予報であるなどの場合には、これからご紹介する長靴やトレッキングシューズなどを履いていくのがよいでしょう。しかし微妙な雨予報の場合には、雨天時を想定した足元で行くと、日中は暑くて過ごしづらいことが考えられます。
微妙な雨予報などの場合に活躍するアイテム、シューズカバーについてもご紹介します。あまりかさばらずバッグにも入れておけるアイテムのため、フジロックの雨対策としてぜひ取り入れてみてください。
長靴
長靴といえば、撥水加工がされており雨天時によく履かれる靴です。もちろんフジロックの雨対策でも長靴は有効であり、雨の中でも安心して参戦できます。長靴を選ぶ際に気をつけたいポイントは、以下のとおりです。
- レインコートなどの上着(雨具)に隠れるくらいの長さがある
- 長靴の上部から水が入り込まないようになっている
長靴の丈は上記のポイントを考慮しつつ決めるのがよいでしょう。上部から入らないような仕様になっていれば、あまりに長いものでなくても基本的には問題ありません。持参するレインコートなどに隠れるくらいの長さがあれば、より雨の侵入を防ぎやすいでしょう。
【おすすめ品】
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トレッキングシューズ
トレッキングシューズは、登山向けの靴のことです。土などの自然の道を歩くのに適した作りになっており、防水性の高いタイプも売っています。
基本的に、防水性が高い製品は汗などの湿気が篭りやすくなることが多く、不快に感じやすいのが悩みどころです。しかしトレッキングシューズの中には、防水性が高いのにもかかわらず靴の中の湿気は逃がしてくれるといった機能を持っているものもあります。
しっかりした作りの靴なので値段が高い場合も多くなっていますが、快適さを求めるならばトレッキングシューズを選んでもよいでしょう。
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シューズカバー
シューズカバーは、靴の上から履ける撥水・防水のカバーのことです。布やビニール素材の製品のものも多く、小さく折りたためるため、バッグの中に入れておけます。
シューズカバーにもさまざまな形・素材のものがあり、100円均一などではビニール袋素材のような簡易なシューズカバーも売っています。しかし、フジロックで使用するのにはおすすめしません。破れやすく、水が浸透してきてしまう恐れがあるためです。以下のポイントを押さえて購入すると、快適に使用できるうえ持ち運びもかんたんにできるでしょう。
- 折りたためるもの
- 撥水・防水の性能が高いもの
- 口(上部)がゴムなどでしっかりとしまっているもの
これらのポイントを押さえたシューズカバーを準備できれば、通常のスニーカーを履いていても足元が雨でびしょびしょになることは回避しやすくなります。
【おすすめ品】
JISONCASE シューズカバー:Amazon
持ち物の準備
ここからは、雨のフジロックで必須ではないけれど、あると便利というアイテムを紹介します。貴重品などを含めてバッグを常に持ち歩かなければならないため、バッグそのものや中に入っているアイテムなどが濡れないようにするためのものです。
また、濡れてしまったものは持ち運びに困ることもあるため、雨のフジロックでも一日を気持ちよく過ごせるような「あったら便利アイテム」を集めました。
ゴミ袋
タオルや濡れてしまった洋服など、フジロックに参戦しているあいだはまだ困らないかもしれません。しかし、びしょ濡れのものを帰りなどの移動の際にそのまま持ち運ぶのは大変であり、避けたいところです。
ゴミ袋を持っていれば、フジロックで濡れてしまったアイテムなどを持ち運ぶのに役に立ちます。あまり性能には期待できませんが、使い方によっては簡易なシューズカバーにもなります。また、大きめのゴミ袋を1枚持っていると、バッグ自体に被せることもできます。とって付きの「スーパー袋タイプのゴミ袋」が、使いやすくておすすめです。
ジップロック
雨対策をしていてもどこからか雨水が侵入しバッグの中まで濡れる可能性があります。ジップロックは口が閉じられるタイプのビニール袋ですが、バッグの中にあるアイテムを雨から守るのに役立ちます。
スマートフォンなどの電子機器は水に強くないため、ジップロックに入れておけると安心です。また、お財布が濡れお札などが濡れる・革製品のアイテムに水がついて変色するなどを防げます。特に頻繁に出し入れするものはビニール袋よりジップロックのほうが使い勝手がよいため、数枚あると便利でしょう。
ザックカバー
ザックカバーとは、リュックを汚れや雨などから守るためのカバーのことです。リュックカバーともいいます。ザックカバー自体がリュックのように背負える形になっており、リュック本体が雨で濡れるのを防ぐことが可能です。
生地の厚さや耐水・撥水性能はザックカバーによりさまざまで、容量も異なります。そのため、フジロックで使用する際には以下のポイントに注意して商品を選ぶとよいでしょう。
- 耐水・撥水性能が高いもの
- 軽量なもの
- リュックの大きさに合っているもの
カッパなどの雨具でバッグを覆える場合など、リュックや荷物を守れるようであればザックカバーは必須ではありません。しかし、リュック本体に雨よけの対策ができていれば、雨に濡れる可能性が低くなります。
雨のフジロックにおすすめの服装
雨のフジロックでは、服自体が雨に濡れないような服装・対策をしていきましょう。肌が濡れるのであればタオルで拭き取れますが、服自体が濡れるとすぐに乾かせません。体温が奪われ続け、体力的に過酷な状況になってしまいます。
また、フジロックの会場は山のため、雨が降る・止むなどの状況や朝か夜かで、気温が一気に変化します。一日を通した気温も考慮して服装を選べると、より快適に過ごせるでしょう。
以下には、雨のフジロックにおすすめの服装をご紹介します。一例として、参考にしていただけると幸いです。
【雨のフジロック服装おすすめ】
トップス |
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ボトムス |
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足元 |
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バッグ |
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雨対策グッズ |
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ズボンの長さなどにより、シューズカバーなどの丈は調整します。とにかく、雨が入り込む隙間を無くすように意識してみてください。Tシャツ・靴下などは、替えも持っていけると安心です。雨具などの持ち物だけでなく、気温・雨の状況などにより調整しやすい服装にして、雨の日のフジロックを存分に楽しめるようにしていきましょう。
まとめ
雨のフジロックでは、アウターや足元の雨対策だけでなく、バッグや小物などを守るアイテムも持っていくことがおすすめです。また、雨具などの雨対策グッズの中でも「撥水・防水性能」「丈」「持ち運べる形状か」などを考慮しグッズを揃えられると、雨のつらさを感じづらくより快適に過ごせるでしょう。
フジロックの会場は苗場スキー場であるため、雨が降るとフェスの間はずっと雨に当たる状態になります。山間部ということもあり気温差も激しく足元も土のため、しっかり雨対策をしていかないとつらさを感じる結果になってしまうでしょう。本記事を参考にして、雨のフジロックに向けて万全の対策をしてみてください。「雨の中でも最高に楽しめた」と思える結果になりますように。