公開日 2023.02.05
最終更新日 2023.09.13

モバイルバッテリーって何?意外と便利な使い方!
目次

モバイルバッテリーは充電式の機器を持ち歩く際に役立ちます。特にスマホやモバイルWiFiなどのように、生活の中でなくてはならないものを持ち歩く際には非常に重宝されます。最近では、スマホのバッテリー性能がかなり向上してモバイルバッテリーの使用機会が若干減少傾向にはあるものの、万が一の保険としてモバイルバッテリーを持ち歩く人は少なくありません。
そこで当記事では、モバイルバッテリーの基本的な情報と活躍シーン、そしておすすめのモバイルバッテリーをご紹介します。これからモバイルバッテリーを持ち運ぼうとしている方や、現在のモバイルバッテリーを買い替えようとしている方などはぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
モバイルバッテリーとは

モバイルバッテリーとは、外出先でスマホなどを充電するのに使う、持ち運び可能なタイプの充電器です。外出先でスマートフォンやタブレット端末などをいつでも充電ができ、モバイルバッテリーの容量がなくなるまでは何度も繰り返して充電できます。
また、停電や非常用の電源としても活躍するため、防災グッズとして持っている人もいたりします。万が一の保険として持っておくケースがほとんどであることから、1人1台持っておくのがおすすめのツールといえるでしょう。
モバイルバッテリーの用途
モバイルバッテリーの役割は、対象ツールの充電をすることです。では、具体的にどういったツールを充電するケースがあるのでしょうか。以下では充電する可能性があるツールをご紹介します。
【モバイルバッテリーの充電用途】
- スマートフォン
- タブレット端末
- 携帯用ゲーム機
- モバイルルーター
様々な機器のワイヤレス化が進む昨今において、モバイルバッテリーの需要は増加傾向にあるのではないかと考えられたりもしています。今後、何かしらハイテクな機器を持ち歩く場面が出てきたとき、充電で困らないようにモバイルバッテリーの存在だけでも知っておくと良いかもしれません。
モバイルバッテリーが活躍するシーン
モバイルバッテリーは充電しか用途がありませんが、その活躍場面は多岐にわたります。活躍場面を知っておくことで「どういった時に持ち歩くことを検討すべきか?」というのが、明確に判断できるようになるので押さえておきましょう。
・長時間の移動
・旅行先
・遊園地の待ち時間
・通勤や通学
・停電や災害
・電源がないアウトドアなど
基本はどこでも利用できますが「朝急いで外出した際、夜に充電をし忘れていたことに気づいた時」や「遠出などで充電するタイミングがなかなか取れない時」には特に活躍することとなるでしょう。
モバイルバッテリーの使い方

モバイルバッテリーの使用方法は比較的簡単です。これからモバイルバッテリーの購入を検討している人で、使用の難しさを懸念している人は以下の内容を確認して導入を検討してみてください。基本的に、モバイルバッテリーを使用するには以下の2点を押さえておけば問題ありません。
【モバイルバッテリーの使い方】
- モバイルバッテリー本体の充電方法
- モバイルバッテリーからスマートフォンを充電する方法
モバイルバッテリーは、基本的に本体を充電しないと使えません。本章では、モバイルバッテリー本体の充電方法と、モバイルバッテリーの主な用途として挙げられる、スマートフォンの充電方法について解説していきます。
モバイルバッテリー本体の充電方法
モバイルバッテリー本体の充電方法は、大きく分けて3つの方法があります。
【モバイルバッテリー本体の充電方法】
- ACアダプターからの充電
ご家庭のコンセントからACアダプターを通して、モバイルバッテリー本体を充電します。メーカーが付属でつけているので、安心・安全に使えます。
- パソコンからの充電
USBなどの接続ケーブルを使い、パソコンからモバイルバッテリー本体を充電します。充電速度はACアダプターほど早くなく、効率が悪いため緊急の措置として使うケースがほとんどです。
- シガーソケットからの充電
車などのシガーソケットからケーブルをつないで充電します。車での移動中などでついでに充電ができるので、定期的に車で充電するようにすれば本体の充電切れを防ぐことにも繋がります。
以下では、ACアダプターを使った充電手順をご紹介します。
【モバイルバッテリー本体の充電手順】
1.同梱物を確認
2.モバイルバッテリーのポートを確認
3.同梱されているコードを繋いで充電開始
4.モバイルバッテリーの充電度合いを確認
5.充電量が満タンになっていたら完了
充電状況の確認はモバイルバッテリーの種類によって異なるので、取扱説明書を読んで確認しておきましょう。基本的には視覚的にわかりやすいように作られているケースがほとんどです。
モバイルバッテリーからスマートフォンを充電する方法
充電済みのモバイルバッテリーを使って、スマートフォンを充電する方法は以下通りです。
【モバイルバッテリーからスマートフォンを充電する方法】
1.モバイルバッテリーのUSB差込口に充電コードを挿す
2.充電したいスマートフォンに充電コードを挿す
3.充電が行われているかスマートフォンを見て確認
基本的には、スマートフォンの充電コードをモバイルバッテリー本体に挿し込むだけで充電できます。スマートフォンの端末によっては、モバイルバッテリーの差込口とマッチしない可能性があるので注意してください。
モバイルバッテリーの選びのポイント

現在、モバイルバッテリーは様々種類のものが販売されており、形や大きさ、値段も含めて多種多様です。そのため、いざモバイルバッテリーを購入しようと選び始めてみても、結局どれにすればよいのか悩んでしまう人も少なくありません。そこで、以下ではモバイルバッテリー選びのポイントについて解説していきます。
【モバイルバッテリー選びのポイント】
・容量・出力
・重さ・大きさ・形状
・充電方法
・安全性(PSEマーク)
ポイントを押さえながら、性能と予算のバランスがとれた自身に最適のモバイルバッテリーを購入できるようにしましょう。
容量・出力
モバイルバッテリーを選ぶ際に最もチェックしたいポイントの一つが容量・出力です。容量とは、バッテリー本体が蓄電できる量(mAh)を指しており、出力はバッテリー本体が一度に対象を充電できる量(A)のことを指しています。容量は以下の表のように、大きければ大きいほど、繰り返し充電をすることが可能です。
【容量の参考表】
バッテリー容量
スマートフォンの充電回数の目安
4,000mAh
約1回
8,000mAh
約2回
12,000mAh
約3回
20,000mAh
約5回
出力は充電する対象によって、必要となる数値が変わってきます。対象の容量が大きければ大きいほど、大きい数値のものを選んだ方が良くなるので把握しておきましょう。
【出力の参考表】
1A
スマートフォン・モバイルルーター
2.1A
タブレットPCなど
売られている商品の中には「ポート数」というものが書かれている場合があります。ポートとは、一度に充電できる数のことです。一見便利な機能にも見えますが、一度に何度も充電すると、充電速度が遅くなることもあるので気を付けましょう。
重さ・大きさ・形状
モバイルバッテリーは便利なものですが、持ち運びをしないと意味がないので、持ち運べるサイズ・大きさ・形状のものを選ぶことが大切になってきます。以下ではモバイルバッテリーの重さ・大きさ・形状の注目ポイントについて解説していきます。
重さ
モバイルバッテリーは200g以下のものだと、比較的軽い部類に入るので、重さを意識するのであれば200g以下を目安に選びましょう。充電の容量が大きくなるほど重さは大きくなるので、容量とのバランスをとることが大切です。
大きさ
自身が普段から持ち運ぶバックに合わせてサイズを決めましょう。あまり大きくすぎるとバックの中身に余裕がなくなってしまいます。手ぶらで行動する人は、ポケットに入るサイズを選ぶのがおすすめです。
形状
薄いものや、長方形で長いものなど、様々な形状があります。基本は四角形のものが多いのです。
容量・出力が大きいモバイルバッテリーは、大きさと重さが比例して大きくなるので、持ち運ぶのが不便になりやすいです。
充電方法
モバイルバッテリーの充電方法は、現時点で「ケーブル型・コンセント型・ワイヤレス型」の3種類があります。それぞれの詳細は以下の通りです。
【モバイルバッテリーの充電タイプ】
- ケーブル型
内蔵されているケーブルを使用して充電をするタイプです。必要な時に素早く引き出して充電することができます。
- コンセント型
外出先や自宅のコンセントを使用するので、誰でも簡単に充電できます。
- ワイヤレス型
ケーブル脱着をしたり餅開いたりする面倒がなく、手軽に充電することができます。ただし、ワイヤレスで充電する場合は、Qi(チー)に対応しているかをチェックしましょう。
安全性(PSEマーク)
モバイルバッテリーの安全性を保障するものとして「PSEマーク」というものがあります。PSEマークとは、総務省策定の「電気用品安全法」の基準を満たした「電気用品」につけられる印のことです。
モバイルバッテリーは、その使用自体に危険性は伴いませんが、バッテリーの劣化などによって発火や爆発の危険性を伴います。こういった可能性は低いですが、少しでも安全なものを使用するためにもPSEマークがついているモバイルバッテリーを使用するようにしましょう。
【ケース別】おすすめの人気モバイルバッテリー3選

ここまでご紹介した「モバイルバッテリー選びのポイント」を踏まえて、以下では当記事がおすすめする人気のモバイルバッテリーを3つご紹介します。これから購入を検討している方は参考にしてみてください。
【おすすめの人気モバイルバッテリー3選】
- 毎日持ち歩きたい人におすすめのモバイルバッテリー
- 充電時間が短いものが欲しい人におすすめのモバイルバッテリー
- 非常用としても使える大容量のものが欲しい人におすすめのモバイルバッテリー
毎日持ち歩きたい人におすすめのモバイルバッテリー
【AUKEY PB-WL02I】

引用元:20W PD対応10000mAhモバイルバッテリー PB-WL02i - AUKEY公式サイト
モバイルバッテリーを毎日持ち歩きたい人には、軽量でコンパクトなタイプがおすすめです。PB-WL02Iは、重量が約241gと軽量な上に、ワイヤレス充電や急速充電に対応していたり、スタンド機能がついていたりと高機能でとても使いやすいのが特徴となっています。
デザインもブラックのみでシンプルに作られており、持っていても恥ずかしくないようなスマートさが魅力的です。
【製品の基本情報】
商品名
メーカー名
AUKEY
バッテリー容量
10000mAh
出力
- USB-C出力:5V 3A / 9V 2.22A / 12V 1.67A (20W PD)
- USB-A出力:9V 2A / 12V 1.5A (18W QC)4.5V 5A / 5V 4.5A (SCP)
- ワイヤレス出力:10W / 7.5W / 5W (iPhoneシリーズは最大7.5W)
- 最大出力:22.5W
急速充電
対応
ポート数
USB-C×1、USB-A×1、Lightning×1
サイズ
約146x68.3x19.5mm
重量
約241g
充電方法
- ケーブル充電
- マグネット式ワイヤレス充電
付属品
- 本体
- USB-A to Cケーブル(本体充電用)
- 取扱説明書
- 保証書
参考価格
税込5,480円
充電時間が短いものが欲しい人におすすめのモバイルバッテリー
【DE-C23L-6700RD】

引用元:https://www.elecom.co.jp/products/DE-C23L-6700RD.html
「DE-C23L-6700RD」は、イヤホン・ヘッドホンなどの小型電子機器を最適な電力で充電する「定電流モード」を搭載しているモバイルバッテリーです。これにより、接続機器に最適な出力で素早い充電を実現します。
また、2ポート搭載となっており、2つ以上の端末を取り扱うことになっても問題なく高速充電ができる仕様です。一回のフル充電でスマートフォンを約2回充電できる容量となっているため、急な時にだけ利用したい方ほどおすすめのモバイルバッテリーといえるでしょう。
【製品の基本情報】
商品名
メーカー名
ELECOM
バッテリー容量
6700mAh
出力
DC5.0V/各1ポート2.4A(合計2.6A)
急速充電
対応
ポート数
2ポート
サイズ
52mm × 104mm × 25mm
重量
約165g
充電方法
USB Type-Cケーブル
付属品
- A-Cケーブル付属
- Type-C入力
参考価格
3,608円(税込)
非常用としても使える大容量のものが欲しい人におすすめのモバイルバッテリー
【Anker PowerCore Solar 20000】

引用元: https://www.ankerjapan.com/products/a1650
「Anker PowerCore Solar 20000」は防水性能や耐衝撃構造、ソーラー充電機能を兼ね備えたマルチに機能を持つモバイルバッテリーです。防水性や耐衝撃に優れており、ソーラー充電もできてしまうことからキャンプなどのアウトドアに最適といえるでしょう。
また、最大出力18WのUSB-Cポートと最大出力12WのUSB-Aポートを備えており、充電のスピードは非常に速いです。iPhone 12ならわずか30分で最大50%まで充電できてしまいます
【製品の基本情報】
商品名
メーカー名
Anker PowerCore Solar 20000
バッテリー容量
20000mAh
出力
USB-Cポート:5V=3A/ 9V=2A (最大18W)
USB-Aポート:5V=2.4A (最大12W)
急速充電
ー
ポート数
合計最大30Wで2台同時充電
サイズ
約175 × 88 × 30 mm
重量
約469g
充電方法
付属のUSB-C & USB-Cケーブルによる充電
ソーラー充電にも対応
付属品
Anker PowerCore Solar 20000、USB-C & USB-C ケーブル、携帯用ストラップ、取扱説明書
参考価格
¥7,790(税込)
その他:モバイルバッテリー
モバイルバッテリーはコンビニなどでレンタルも可能

モバイルバッテリーはレンタルをすることも可能で「購入が面倒」「たまにしか必要にならない」といった方にはレンタルがおすすめです。レンタルなら購入するよりもかなり低価格で利用できますし、必要な時だけ利用すれば持ち運びの場所も取りません。「レンタルで事足りそう」と思っている方は、以下で紹介するレンタル可能な場所を参考に必要な時だけ利用してみるのも検討してみてください。
【モバイルバッテリーをレンタルできる場所】
- コンビニ
- 駅・空港
- 商業施設全般
- マンションなどの共用部
モバイルバッテリーをレンタルする方法は、主に2通りあります。
- 専用スタンドに表示されているQRコードを読み取り手続きを行う方法
- チャットアプリ「LINE」と連携する方法
事前に分からなくても、レンタルできる場所へ行けば方法も書いてあるので、気軽にレンタルしてみてください。
また、以下「WiFiレンタルどっとこむ」ならWiFi端末と同時にオプションとしてモバイルバッテリーのレンタルも可能です。
まとめ
モバイルバッテリーは、様々なツールのモバイル化が進む中で、需要が高くなりつつあるツールの一つです。現在でも、遠方へ行く際や、コンセントを確保できない場所へ行く際などに活躍することが多く、スマートフォンの充電を目的として使われています。
モバイルバッテリーは保険として持ち歩くことがほとんどであるため、基本はバックに入れて置いたりします。そのため、サイズが大きかったり重すぎたりすると、かえって邪魔になる可能性もあるので気を付けてください。とはいえ、容量が大きいモバイルバッテリーを選べば自然とサイズ感も大きくなりやすいので、自身が必要とする容量や、バックに入るスペースなどのバランスを見て最適なものを選ぶようにしましょう。
モバイルバッテリーは充電式の機器を持ち歩く際に役立ちます。特にスマホやモバイルWiFiなどのように、生活の中でなくてはならないものを持ち歩く際には非常に重宝されます。最近では、スマホのバッテリー性能がかなり向上してモバイルバッテリーの使用機会が若干減少傾向にはあるものの、万が一の保険としてモバイルバッテリーを持ち歩く人は少なくありません。
そこで当記事では、モバイルバッテリーの基本的な情報と活躍シーン、そしておすすめのモバイルバッテリーをご紹介します。これからモバイルバッテリーを持ち運ぼうとしている方や、現在のモバイルバッテリーを買い替えようとしている方などはぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
モバイルバッテリーとは
モバイルバッテリーとは、外出先でスマホなどを充電するのに使う、持ち運び可能なタイプの充電器です。外出先でスマートフォンやタブレット端末などをいつでも充電ができ、モバイルバッテリーの容量がなくなるまでは何度も繰り返して充電できます。
また、停電や非常用の電源としても活躍するため、防災グッズとして持っている人もいたりします。万が一の保険として持っておくケースがほとんどであることから、1人1台持っておくのがおすすめのツールといえるでしょう。
モバイルバッテリーの用途
モバイルバッテリーの役割は、対象ツールの充電をすることです。では、具体的にどういったツールを充電するケースがあるのでしょうか。以下では充電する可能性があるツールをご紹介します。
【モバイルバッテリーの充電用途】
- スマートフォン
- タブレット端末
- 携帯用ゲーム機
- モバイルルーター
様々な機器のワイヤレス化が進む昨今において、モバイルバッテリーの需要は増加傾向にあるのではないかと考えられたりもしています。今後、何かしらハイテクな機器を持ち歩く場面が出てきたとき、充電で困らないようにモバイルバッテリーの存在だけでも知っておくと良いかもしれません。
モバイルバッテリーが活躍するシーン
モバイルバッテリーは充電しか用途がありませんが、その活躍場面は多岐にわたります。活躍場面を知っておくことで「どういった時に持ち歩くことを検討すべきか?」というのが、明確に判断できるようになるので押さえておきましょう。
・長時間の移動
・旅行先
・遊園地の待ち時間
・通勤や通学
・停電や災害
・電源がないアウトドアなど
基本はどこでも利用できますが「朝急いで外出した際、夜に充電をし忘れていたことに気づいた時」や「遠出などで充電するタイミングがなかなか取れない時」には特に活躍することとなるでしょう。
モバイルバッテリーの使い方
モバイルバッテリーの使用方法は比較的簡単です。これからモバイルバッテリーの購入を検討している人で、使用の難しさを懸念している人は以下の内容を確認して導入を検討してみてください。基本的に、モバイルバッテリーを使用するには以下の2点を押さえておけば問題ありません。
【モバイルバッテリーの使い方】
- モバイルバッテリー本体の充電方法
- モバイルバッテリーからスマートフォンを充電する方法
モバイルバッテリーは、基本的に本体を充電しないと使えません。本章では、モバイルバッテリー本体の充電方法と、モバイルバッテリーの主な用途として挙げられる、スマートフォンの充電方法について解説していきます。
モバイルバッテリー本体の充電方法
モバイルバッテリー本体の充電方法は、大きく分けて3つの方法があります。
【モバイルバッテリー本体の充電方法】
- ACアダプターからの充電
ご家庭のコンセントからACアダプターを通して、モバイルバッテリー本体を充電します。メーカーが付属でつけているので、安心・安全に使えます。
- パソコンからの充電
USBなどの接続ケーブルを使い、パソコンからモバイルバッテリー本体を充電します。充電速度はACアダプターほど早くなく、効率が悪いため緊急の措置として使うケースがほとんどです。
- シガーソケットからの充電
車などのシガーソケットからケーブルをつないで充電します。車での移動中などでついでに充電ができるので、定期的に車で充電するようにすれば本体の充電切れを防ぐことにも繋がります。
以下では、ACアダプターを使った充電手順をご紹介します。
【モバイルバッテリー本体の充電手順】
1.同梱物を確認
2.モバイルバッテリーのポートを確認
3.同梱されているコードを繋いで充電開始
4.モバイルバッテリーの充電度合いを確認
5.充電量が満タンになっていたら完了
充電状況の確認はモバイルバッテリーの種類によって異なるので、取扱説明書を読んで確認しておきましょう。基本的には視覚的にわかりやすいように作られているケースがほとんどです。
モバイルバッテリーからスマートフォンを充電する方法
充電済みのモバイルバッテリーを使って、スマートフォンを充電する方法は以下通りです。
【モバイルバッテリーからスマートフォンを充電する方法】
1.モバイルバッテリーのUSB差込口に充電コードを挿す
2.充電したいスマートフォンに充電コードを挿す
3.充電が行われているかスマートフォンを見て確認
基本的には、スマートフォンの充電コードをモバイルバッテリー本体に挿し込むだけで充電できます。スマートフォンの端末によっては、モバイルバッテリーの差込口とマッチしない可能性があるので注意してください。
モバイルバッテリーの選びのポイント
現在、モバイルバッテリーは様々種類のものが販売されており、形や大きさ、値段も含めて多種多様です。そのため、いざモバイルバッテリーを購入しようと選び始めてみても、結局どれにすればよいのか悩んでしまう人も少なくありません。そこで、以下ではモバイルバッテリー選びのポイントについて解説していきます。
【モバイルバッテリー選びのポイント】
・容量・出力
・重さ・大きさ・形状
・充電方法
・安全性(PSEマーク)
ポイントを押さえながら、性能と予算のバランスがとれた自身に最適のモバイルバッテリーを購入できるようにしましょう。
容量・出力
モバイルバッテリーを選ぶ際に最もチェックしたいポイントの一つが容量・出力です。容量とは、バッテリー本体が蓄電できる量(mAh)を指しており、出力はバッテリー本体が一度に対象を充電できる量(A)のことを指しています。容量は以下の表のように、大きければ大きいほど、繰り返し充電をすることが可能です。
【容量の参考表】
バッテリー容量 |
スマートフォンの充電回数の目安 |
4,000mAh |
約1回 |
8,000mAh |
約2回 |
12,000mAh |
約3回 |
20,000mAh |
約5回 |
出力は充電する対象によって、必要となる数値が変わってきます。対象の容量が大きければ大きいほど、大きい数値のものを選んだ方が良くなるので把握しておきましょう。
【出力の参考表】
1A |
スマートフォン・モバイルルーター |
2.1A |
タブレットPCなど |
売られている商品の中には「ポート数」というものが書かれている場合があります。ポートとは、一度に充電できる数のことです。一見便利な機能にも見えますが、一度に何度も充電すると、充電速度が遅くなることもあるので気を付けましょう。
重さ・大きさ・形状
モバイルバッテリーは便利なものですが、持ち運びをしないと意味がないので、持ち運べるサイズ・大きさ・形状のものを選ぶことが大切になってきます。以下ではモバイルバッテリーの重さ・大きさ・形状の注目ポイントについて解説していきます。
重さ |
モバイルバッテリーは200g以下のものだと、比較的軽い部類に入るので、重さを意識するのであれば200g以下を目安に選びましょう。充電の容量が大きくなるほど重さは大きくなるので、容量とのバランスをとることが大切です。 |
大きさ |
自身が普段から持ち運ぶバックに合わせてサイズを決めましょう。あまり大きくすぎるとバックの中身に余裕がなくなってしまいます。手ぶらで行動する人は、ポケットに入るサイズを選ぶのがおすすめです。 |
形状 |
薄いものや、長方形で長いものなど、様々な形状があります。基本は四角形のものが多いのです。 |
容量・出力が大きいモバイルバッテリーは、大きさと重さが比例して大きくなるので、持ち運ぶのが不便になりやすいです。
充電方法
モバイルバッテリーの充電方法は、現時点で「ケーブル型・コンセント型・ワイヤレス型」の3種類があります。それぞれの詳細は以下の通りです。
【モバイルバッテリーの充電タイプ】
- ケーブル型
内蔵されているケーブルを使用して充電をするタイプです。必要な時に素早く引き出して充電することができます。
- コンセント型
外出先や自宅のコンセントを使用するので、誰でも簡単に充電できます。
- ワイヤレス型
ケーブル脱着をしたり餅開いたりする面倒がなく、手軽に充電することができます。ただし、ワイヤレスで充電する場合は、Qi(チー)に対応しているかをチェックしましょう。
安全性(PSEマーク)
モバイルバッテリーの安全性を保障するものとして「PSEマーク」というものがあります。PSEマークとは、総務省策定の「電気用品安全法」の基準を満たした「電気用品」につけられる印のことです。
モバイルバッテリーは、その使用自体に危険性は伴いませんが、バッテリーの劣化などによって発火や爆発の危険性を伴います。こういった可能性は低いですが、少しでも安全なものを使用するためにもPSEマークがついているモバイルバッテリーを使用するようにしましょう。
【ケース別】おすすめの人気モバイルバッテリー3選
ここまでご紹介した「モバイルバッテリー選びのポイント」を踏まえて、以下では当記事がおすすめする人気のモバイルバッテリーを3つご紹介します。これから購入を検討している方は参考にしてみてください。
【おすすめの人気モバイルバッテリー3選】
- 毎日持ち歩きたい人におすすめのモバイルバッテリー
- 充電時間が短いものが欲しい人におすすめのモバイルバッテリー
- 非常用としても使える大容量のものが欲しい人におすすめのモバイルバッテリー
毎日持ち歩きたい人におすすめのモバイルバッテリー
【AUKEY PB-WL02I】
引用元:20W PD対応10000mAhモバイルバッテリー PB-WL02i - AUKEY公式サイト
モバイルバッテリーを毎日持ち歩きたい人には、軽量でコンパクトなタイプがおすすめです。PB-WL02Iは、重量が約241gと軽量な上に、ワイヤレス充電や急速充電に対応していたり、スタンド機能がついていたりと高機能でとても使いやすいのが特徴となっています。
デザインもブラックのみでシンプルに作られており、持っていても恥ずかしくないようなスマートさが魅力的です。
【製品の基本情報】
商品名 |
|
メーカー名 |
AUKEY |
バッテリー容量 |
10000mAh |
出力 |
|
急速充電 |
対応 |
ポート数 |
USB-C×1、USB-A×1、Lightning×1 |
サイズ |
約146x68.3x19.5mm |
重量 |
約241g |
充電方法 |
|
付属品 |
|
参考価格 |
税込5,480円 |
充電時間が短いものが欲しい人におすすめのモバイルバッテリー
【DE-C23L-6700RD】
引用元:https://www.elecom.co.jp/products/DE-C23L-6700RD.html
「DE-C23L-6700RD」は、イヤホン・ヘッドホンなどの小型電子機器を最適な電力で充電する「定電流モード」を搭載しているモバイルバッテリーです。これにより、接続機器に最適な出力で素早い充電を実現します。
また、2ポート搭載となっており、2つ以上の端末を取り扱うことになっても問題なく高速充電ができる仕様です。一回のフル充電でスマートフォンを約2回充電できる容量となっているため、急な時にだけ利用したい方ほどおすすめのモバイルバッテリーといえるでしょう。
【製品の基本情報】
商品名 |
|
メーカー名 |
ELECOM |
バッテリー容量 |
6700mAh |
出力 |
DC5.0V/各1ポート2.4A(合計2.6A) |
急速充電 |
対応 |
ポート数 |
2ポート |
サイズ |
52mm × 104mm × 25mm |
重量 |
約165g |
充電方法 |
USB Type-Cケーブル |
付属品 |
|
参考価格 |
3,608円(税込) |
非常用としても使える大容量のものが欲しい人におすすめのモバイルバッテリー
【Anker PowerCore Solar 20000】
引用元: https://www.ankerjapan.com/products/a1650
「Anker PowerCore Solar 20000」は防水性能や耐衝撃構造、ソーラー充電機能を兼ね備えたマルチに機能を持つモバイルバッテリーです。防水性や耐衝撃に優れており、ソーラー充電もできてしまうことからキャンプなどのアウトドアに最適といえるでしょう。
また、最大出力18WのUSB-Cポートと最大出力12WのUSB-Aポートを備えており、充電のスピードは非常に速いです。iPhone 12ならわずか30分で最大50%まで充電できてしまいます
【製品の基本情報】
商品名 |
|
メーカー名 |
Anker PowerCore Solar 20000 |
バッテリー容量 |
20000mAh |
出力 |
USB-Cポート:5V=3A/ 9V=2A (最大18W) USB-Aポート:5V=2.4A (最大12W) |
急速充電 |
ー |
ポート数 |
合計最大30Wで2台同時充電 |
サイズ |
約175 × 88 × 30 mm |
重量 |
約469g |
充電方法 |
付属のUSB-C & USB-Cケーブルによる充電 ソーラー充電にも対応 |
付属品 |
Anker PowerCore Solar 20000、USB-C & USB-C ケーブル、携帯用ストラップ、取扱説明書 |
参考価格 |
¥7,790(税込) |
その他:モバイルバッテリー
モバイルバッテリーはコンビニなどでレンタルも可能
モバイルバッテリーはレンタルをすることも可能で「購入が面倒」「たまにしか必要にならない」といった方にはレンタルがおすすめです。レンタルなら購入するよりもかなり低価格で利用できますし、必要な時だけ利用すれば持ち運びの場所も取りません。「レンタルで事足りそう」と思っている方は、以下で紹介するレンタル可能な場所を参考に必要な時だけ利用してみるのも検討してみてください。
【モバイルバッテリーをレンタルできる場所】
- コンビニ
- 駅・空港
- 商業施設全般
- マンションなどの共用部
モバイルバッテリーをレンタルする方法は、主に2通りあります。
- 専用スタンドに表示されているQRコードを読み取り手続きを行う方法
- チャットアプリ「LINE」と連携する方法
事前に分からなくても、レンタルできる場所へ行けば方法も書いてあるので、気軽にレンタルしてみてください。
また、以下「WiFiレンタルどっとこむ」ならWiFi端末と同時にオプションとしてモバイルバッテリーのレンタルも可能です。
まとめ
モバイルバッテリーは、様々なツールのモバイル化が進む中で、需要が高くなりつつあるツールの一つです。現在でも、遠方へ行く際や、コンセントを確保できない場所へ行く際などに活躍することが多く、スマートフォンの充電を目的として使われています。
モバイルバッテリーは保険として持ち歩くことがほとんどであるため、基本はバックに入れて置いたりします。そのため、サイズが大きかったり重すぎたりすると、かえって邪魔になる可能性もあるので気を付けてください。とはいえ、容量が大きいモバイルバッテリーを選べば自然とサイズ感も大きくなりやすいので、自身が必要とする容量や、バックに入るスペースなどのバランスを見て最適なものを選ぶようにしましょう。