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公開日 2022.01.10
最終更新日 2023.09.20

無制限のレンタルWiFiルーターについて

はじめに

WiFiレンタルサービスを提供するサイトには、無制限と表記のあるレンタルWiFiもありますが、完全無制限で利用できるレンタルWiFiルーターは、2022年現在においては存在しません。

かつては、ほぼ完全無制限に近い状態でWiFi利用のできるレンタルWiFiが主流でしたが、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスが普及したことで、ユーザーのデータ通信容量の利用量が増加したため、通信キャリア側がユーザーの利用量を制限せざるを得なくなりました。

そのため、現在ではどのレンタルWiFiにも、目安となるデータ通信容量が設けられている場合がほとんどです。

ただし、レンタルWiFiの中には、1日の目安となるデータ通信容量が10GBなどの大容量で、実質無制限で利用できるモバイルWiFiルーターもございます。

そこで、ここでは無制限のレンタルWiFiルーターについて、無制限WiFiの定義や、実質無制限で利用できるレンタルWiFiについてご説明します。

 

※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。

 

データ通信容量「無制限」WiFiの定義

 

「無制限」レンタルWiFiとは、目安となるデータ通信容量を超えて利用した場合、通信が「停止」ではなく「速度制限」になるものを指します。

 

キャリア判断による速度制限によって通信速度が低速化することはあっても、通信が完全に停止するわけではなく、低速ながらもWiFiを利用することはできるため「無制限」という表現になっています。

これは、WiFiレンタルどっとこむに限らず、現在、レンタルWiFiサービス業界で広く使われている表現となります。

 

ただし、低速化した際の通信速度は大抵の場合「最大128kbps」程度まで制限されるため、注意が必要です。

最大128kbpsの場合、LINEで短いテキストメッセージを送ったり、スタンプを1つ送ったりするのにも、数十秒かかる場合があります。

ブラウザアプリでGoogleやYahoo!などの検索エンジンでの検索が表示されるのにも数十秒かかり、画像が多いWEBサイトの表示には数分かかる可能性もあります。

動画配信サービスの利用は難しいでしょう。

そのため、無制限レンタルWiFiを利用する際は、目安となるデータ通信容量に注意して利用しましょう。

 

無制限レンタルWiFiプランの目安となるデータ通信容量は、レンタルWiFiの機種・プランによって異なります。

目安となるデータ通信容量は「無制限の注意事項」など、各WiFiレンタルサービスが記載している注意事項を確認しましょう。

 

なお、既定の容量を超えると必ず通信が停止するような端末の場合は「無制限」という表記ではなく「5GBプラン」「50GBプラン」といった、使用できるデータ通信容量が表記されたプラン名になっています。

無制限WiFiの目安となるデータ通信容量について

 

無制限レンタルWiFiといっても、完全に無制限でいくらでも定額使い放題というプランはありません。レンタルWiFiごとに、目安となるデータ通信容量が定められています。

 

例えば、1日3GB・月間90GB以内であったり、1日5GB・月間150GB以内であったり、1日10GB・月間300GB以内の大容量だったり、機種やプランによって様々です。

1日10GB以上利用することは一般的にはあまりないと思いますので、実質無制限に近いレンタルWiFiといえるでしょう。

 

それぞれの無制限レンタルWiFiの目安となるデータ通信容量は「無制限の注意事項」など、各WiFiレンタルサービスが記載している注意事項をよく確認しましょう。

 

WiMAX 2+ 無制限の3日間10GB制限について

WiMAX 2+対応のレンタルWiFiの場合は、直近3日間の累計データ通信利用量(ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードの合計)が10GBを超えると、翌日の混雑時間帯(18時~翌2時ごろまで)に速度制限がかかります。

 

ただ、もしレンタルWiFiのデータ利用量が3日間10GBを超えてしまった場合でも、制限されるのは夜間18時~翌2時の間ですので、夜の利用を我慢すれば乗り切ることができます。

日中テレワークでWiFi利用するだけといった場合には、そこまで影響がないかもしれませんね。

 

なお、ハイスピードプラスエリアモードを使用した通信が月間7GB以上を超える場合には、通信速度が当月末まで制限されますので、注意してください。

この場合、速度制限が解消されるのは翌月1日に順次となります。

ですので原則、ハイスピードプラスエリアモードには接続せず、通常のハイスピードモードでWiFi接続した方が良いでしょう。

 

WiMAX 5G 無制限について

 

現在、WiFiレンタルどっとこむで取り扱いのあるWiMAX 5G端末(SCR01SWU、X11、L11、L12)については、スタンダードモードを使用した場合のデータ通信容量が無制限となっています。

※2022年3月現在

 

 

ただし、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合には、通信キャリアの判断により、混雑する時間帯の通信速度が制限される場合がございますので、注意してください。

 

また、プラスエリアモードを使用した通信が15GBを超えた場合には、当月末まで通信速度が制限されますのでご注意ください。

この場合、速度制限が解消されるのは翌月1日に順次となります。

ですので原則、プラスエリアモードには接続せず、スタンダードモードでWiFi接続した方が良いでしょう。

 

スタンダードモードであっても、5Gエリアで利用すると5Gの電波を掴みますので、従来のWiMAX 2+端末よりも、比較的通信速度は改善されている印象です。

 

まとめ

無制限のレンタルWiFiルーターについてご紹介しました。

無制限WiFiをレンタルする際は、注意事項をよく確認し、実際の目安となるデータ通信容量を確認の上、レンタルするようにしましょう。

お仕事柄、大きなデータの転送が多いような方は、多少費用が高くなったとしても、目安のデータ通信容量が1日10GBの端末や、WiMAX 5G無制限端末を利用した方が良いでしょう。

 

利用用途に合わせて、最適なレンタルWiFiを選択してください。

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