公開日 2023.01.30
最終更新日 2023.09.13

今行ける海外旅行|日本から隔離期間なしで入国可能なおすすめの国を紹介!
目次
2020年頃から新型コロナウイルスが流行して以降、世界各国は出入国制限をするなどしてウイルスの蔓延を防ごうと努力してきました。現在は各国の努力もあって、感染者数も大幅に減少して多くの方がビジネスや旅行といった様々な理由で海外へ渡航するようになっています。
そこで、当記事では新型コロナウイルスの猛威が収まりつつある中で、海外旅行の現状はどうなっているのかを解説していきます。感染者数がいまだに報道されたりする中で「本当に海外旅行に行けるのだろうか?」と心配になっている方などは、当記事で現状を確認して海外旅行に行くかどうかの判断材料として役立ててみてはどうでしょうか。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
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いつから行ける?日本からの海外旅行の状況

現在、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にある中で、日本の入国制限はかなり緩和されました。もちろん、感染対策等の取り組みは依然行われていますが、基本的には海外への渡航は問題なく行なえているといえるでしょう。旅行会社も様々なツアーを企画・催行しており、多くの方が旅行を楽しめるような状況となっています。
ただ、コロナに対する認識の違いは日本と海外では差があったりするので、海外へ渡航する際は気を付ける必要があるかもしれません。日本では感染の流行が収まっているとはいえ、マスクはモラルや感染対策の面から多くの方が着用していますが、海外ではそうでないケースもあります。
海外での入国条件・行動制限
海外へ入国するには入国条件・行動制限を遵守しなくてはいけません。特に入国条件はしっかりと満たしていないと入国すらできませんので、以下で条件を確認しておきましょう。
【海外へ入国条件・行動制限の種類】
- 制限なく入国可能
- PCR陰性証明書で入国可能
- ワクチン接種証明書で入国可能
- ワクチン接種証明またはPCR陰性証明で入国可能
- ワクチン接種証明とPCR陰性証明で入国可能
- 隔離制限あり
- 混交目的の入国不可
国ごとに適応される条件は異なるため、行きたい国の条件を調べてから入国条件を満たすように努めましょう。ほとんどの場合で、3回目のワクチン接種証明書があれば入国できるため、既に打ってある人は基本的に入国可能です。もし、ワクチンを打ちたくない場合はPCR検査の陰性証明書を取得するようにしましょう。
日本帰国時の対応・手続き
現時点では、日本到着時の検査や入国後の待機(指定施設での隔離を含む)は滞在していた国・地域、ワクチン接種の有無に関わらず廃止されています。そのため、現時点で帰国時に求められるのは特定書類の提出だけとなっています。特定の書類とは「ワクチン接種証明書」「出国前検査証明書」「質問票」の3種類ありますが、すべて提出する必要は無く、以下の条件に沿っていずれかの提出を求められます。
【有効なワクチン接種証明書がある場合】
ワクチン接種証明書
出国前検査証明書
質問票
必要
不要
必要
【有効なワクチン接種証明書が無い場合】
ワクチン接種証明書
出国前検査証明書
質問票
不要
必要
必要
また、それぞれの書類の詳細は以下の通りです。
【帰国時に必要となる可能性がある3種類の書類】
- ワクチン接種証明書
日本国内で有効な3回目のワクチン接種証明書のことで、有効とされる証明書は3種類あります。「ワクチンパスポート」「住民接種や職域接種などで取得した予防接種証明書」「医療従事者の方が接種された際に発行される証明書」のどれかの提出を求められます。
- 出国前検査証明書
「氏名・生年月日・検査法・採取検体・検体採取日時・検査結果・医療機関名・交付年月日」が日本語か英語で記載されている書類のことです。基本的にはPCR検査会場などで検査をした後、陰性だった場合に入手が可能です。検体採取から搭乗便の出発予定時刻までが72時間以内のものでないと効果を発揮しないので注意してください。
- 質問票
質問等が記載された書類で、空港などで取得できます。ファストトラックという「Visit Japan Web」から行える検疫手続をWeb上で済ませておけば、簡易化できます。
以上の内容を参考に、準備できるものは早めに準備しておきましょう。
海外旅行で忘れてはならない準備
ワクチンなど、コロナ対策における準備のほかにも、海外旅行に行く際に忘れてはならない準備もあります。なくても大きな問題にはなりませんが、海外旅行を安心して楽しみ尽くしたいなら、以下の5つも持っていくことをおすすめします。
- 海外旅行保険
- レンタルWiFi
- 電圧変換器
- 変換プラグ
- モバイルバッテリー
例えば、電圧の違いやWiFiの通信環境などが日本とは異なるため、日本での生活と同じ程度の利便性でスマートフォンやPCを使えると考えていると、現地に着いてから非常に不便を感じてしまうでしょう。
海外旅行保険
海外旅行保険は、海外旅行中の怪我や病気、損害などで発生する多額の費用カバーする保険です。渡航によっては、この海外旅行保険の加入を義務付けている国もあります。海外旅行保険を適用できるリスクには、例えばいかのようなものがあります。
- 高額な医療費のカバー
- 救急搬送・緊急帰国のサポート
- 荷物の盗難・紛失による損害の補償
- 旅行のキャンセルや延期による損害補償
また、法的トラブルに巻き込まれた際のサポートや24時間の電話相談が利用できることも、海外旅行保険のメリットです。外務省の『海外安全ホームページ』では、海外旅行保険への加入を推奨するなど、海外旅行を安心して楽しむための、事前準備としては優先的に検討することをおすすめします。
レンタルWiFi
海外旅行で困ることTOP3には必ず入るであろう問題が「インターネット接続が安定しない」です。海外では日本国内のようにどこでもネット接続できるわけではなく、それをする場合はレンタルWiFiが必要になります。
レンタルWiFiがあれば、現地での地図や交通機関の情報をすぐに調べることができ、渡航先でスムーズな移動が可能となります。また、SNSやメール、LINEなどをどこでも使えることで、家族や友人と連絡を取りやすくなるでしょう。
もちろん費用はかかりますが、レンタルWiFiはローミングよりもコストが抑えられ、さらに定額制のサービスであれば通信料を気にせず使えるため安心して利用できます。
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電圧変換器
国・地域によって電圧や周波数は異なるため、日本の家電製品や充電器を現地で安全かつ正常に使用するためには電圧変換器が必要です。電圧変換器を使わずに充電器を差し込むと、機器が故障する恐れがあります。
海外旅行中にもスマートフォンやPCの充電、家電製品の使用はほぼ必須になるでしょう。「充電器だけしか持ってきてなかった」という事態にならないよう、予め準備しておきましょう。
変換プラグ
国や地域によって電源のコンセントの形状が異なるため、変換プラグを持っていくことで現地のコンセントに日本の家電製品や充電器を接続できるようになります。
国によってコンセントの形は異なるため、事前に渡航先のコンセントの形状を調べておきましょう。それに対応する変換プラグを持っておかないと、スマートフォンやPCの充電、家電製品が使用できずに困ってしまいます。
日本のコンセントの形は「A」ですが、例えばアメリカは「A」と「B」です。そのため、アメリカであれば日本の充電器をその形状のまま使用することができます。しかし、オーストラリアは「C」のため、変換プラグが必要になるといった具合です。
モバイルバッテリー
海外旅行にモバイルバッテリーがあったほうが良い理由は、まず、スマートフォンやカメラなどの電子機器の充電をいつでもどこでも行えることです。海外旅行中は、長時間の観光や移動が多く、調べ物をしたり写真や動画をとったりと、端末のバッテリー消費が激しいケースが多いです。
そのため「バッテリー切れを心配しなくてすむ」のは安心して旅行を楽しむためにも必要な準備です。また、緊急時に連絡を取る必要がある場合や、現地で迷って情報を調べたいときに、充電が切れているとかなり困ってしまうでしょう。モバイルバッテリーを持っていれば、こうした状況でも対応できます。
日本から今行ける国

2022年12月の時点で、日本から行ける国はヨーロッパやアジアをはじめ比較的多いです。ただ、入国するための条件が付いているケースがいまだ多いため、まずは事前に入国条件を確認したうえで行き先を決めるのが良いかもしれません。以降では、入国をする際の大枠の条件として挙げられる以下3つの条件に基づいて、日本から行ける国をご紹介していきます。
【日本から行く際に確認しておくべき3つの条件】
- 【ワクチン未接種可】隔離なしで入国できる国
- 【ワクチン未接種可】陰性証明書等の提示で自主隔離免除の国
- 【ワクチン接種必須】接種証明書等の提示で自主隔離免除の国
【ワクチン未接種可】隔離なしで入国できる国
以下では、ワクチンの接種をしていなくても隔離無しで入国できる国をご紹介します。
【ワクチン未接種で隔離無しの国】
- 韓国
- 台湾
- タイ
- ベトナム
- マレーシア
- カンボジア
- オーストラリア
- モルディブ
- ニュージーランド
- ニューカレドニア
- イタリア
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- スペイン
- スイス
- ベルギー
- オランダ
- ギリシャ
- ポルトガル
- チェコ
- クロアチア
- スロベニア
- オーストリア
- カナダ
- メキシコ
- ドバイ
- エジプト
- トルコ
- モロッコ
【ワクチン未接種可】陰性証明書等の提示で自主隔離免除の国
以下では、ワクチンの接種をしていなくても陰性証明書等の書類があれば自主隔離免除で入国できる国をご紹介します。
【ワクチン未接種・陰性証明書等の提示で自主隔離免除の国】
- シンガポール
- インドネシア
- フィリピン
- ハワイ
- サイパン
- グアム
- パラオ
- フィジー
- ニューヨーク
- ロサンゼルス
- オーランド
- ラスベガス
【ワクチン接種必須】接種証明書等の提示で自主隔離免除の国
以下では、ワクチンの接種をしていないと入国ができず、接収証明書等を提示することで自主隔離が免除される国をご紹介します。
【ワクチン接種必須・接種証明書等の提示で自主隔離免除の国】
- 香港
- タヒチ
【今行ける海外旅行】隔離期間なしで入国可能なおすすめの国5選!

限られた日数の中で思い切り旅行を楽しみたいのであれば、隔離期間のない国への旅行が最適です。コロナ禍前の人気の海外旅行先をもとに、今行っても楽しめる国を5つピックアップしましたのでご紹介します。
【隔離期間なしで入国可能なおすすめの国5選】
- アメリカ:ハワイ
- 台湾:台北
- フランス:パリ
- モルディブ:南マーレ環礁
- オーストラリア:ケアンズ
以下ではおすすめの5つの国について詳しく解説しています。旅行先を決める際の参考にしてみてください。
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アメリカ:ハワイ
安定した気候、綺麗な海、たくさんの観光スポットがあるハワイは、日本からの旅行先として最も有名かつ人気です。コロナ禍に入ってからは毎年訪れていた人も、新婚旅行先として候補に入れていた人も渡航できなくなってしまいましたが、今のハワイはワクチン接種証明書があれば隔離期間なしで楽しめます。
ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドなどの有名観光地が多いので、たくさんの楽しみ方ができるのが特徴です。元々日本人旅行客も多いため、日本語に対応してくれるお店が多かったり、日本人向けの情報も豊富だったりするので、初めての海外旅行や気軽に楽しみたい人にもおすすめできます。
台湾:台北
日本から3時間ほどで到着する台湾:台北は、その気軽さから人気の旅行先です。気軽に渡航でき、異国情緒あふれる観光スポットを楽しむことができます。現在、ワクチン接種や陰性証明書は不要で、制限なく楽しむことができます。隔離期間などがあると、限られた滞在期間中にできることが限られてきますが、台北はすぐに行けて隔離せずに楽しめるのでおすすめです。
有名な観光スポットとしては、古い町並みが印象的な九份や、パワースポットとしても知られる龍山寺、貴重で魅力的な国宝が並ぶ国立故宮博物院などがあります。また、台北は夜市も有名なので、日が暮れてからは美味しいグルメや格安のショッピングを楽しめます。
フランス:パリ
ヨーロッパの人気旅行先であるフランス:パリは現在、ワクチン接種や陰性証明書などの制限がなく、通常通りに渡航が可能です。「花の都」とも呼ばれるパリは、魅力あふれるファッションやアートなどにたくさん触れることができ、一度は訪れてみたい国としてたくさんのスポットがあります。
パリのシンボルであるエッフェル塔やオペラ座、凱旋門など、有名で人気な観光スポットが多くあります。中でも、世界三大美術館のうちの一つともいわれるルーヴル美術館をはじめとする美術館巡りは、パリならではの贅沢な時間を過ごすことができるのでおすすめです。
モルディブ:南マーレ環礁
綺麗なビーチで贅沢はひと時を過ごせるリゾート地として、元々新婚旅行先などでも人気の高いモルディブは、現在何の制限もなく入国できるようになっています。1000以上の島が集まった国であるモルディブは、一つの島が一つのリゾート地とされています。南マーレ環礁は空港からも近く島が充実しているため、長い時間楽しみたい方にはおすすめです。
南マーレ環礁にはおよそ20箇所のリゾート島があり、それぞれが空港からスピードボードにて1時間以内で到着します。円状に並ぶヴィラが印象的な「タージ エキゾティカ リゾート&スパ」や、1週5分の島に33部屋しかないプライベートリゾートを味わえる「コモ ココア アイランド」など、島によって特徴は様々です。
オーストラリア:ケアンズ
日本から直行便で約7時間半、日本から一番近いオーストラリアであるケアンズは、2つの世界遺産が楽しめることで人気です。年間を通して海に入れる常夏の地で、日本との時差はたったの1時間というのも、選ばれるポイントです。現在オーストラリアは、ワクチン接種や陰性証明書は必要なく規制もありません。
世界最大のサンゴ礁として「グレートバリアリーフ」世界最古の熱帯雨林として「キュランダ村」が自然遺産に登録されていて、どちらも滞在期間中に回ることが可能です。他にも様々な観光スポットやアクティビティがあり、家族でもグループでも楽しむことができます。
各国の感染状況や出入国情報の確認は必須

当記事では、入国した後の隔離期間がないおすすめの旅行先として5つの国を紹介しましたが、新型コロナウイルスの状況は日々変わっており、感染者数が増えた場合には入国時の対応も変わる可能性があります。これから海外旅行先を決める時には、その都度現地の情報を確認する必要があります。
現在の出入国情報を確認するにはブルートラベルを利用すると分かりやすく間違いがありません。各国の状況が確認することができ、渡航目的やテーマ別でも検索できるため、ゼロから行き先を決める際にも参考になります。
まとめ
新型コロナウイルスの世界的なパンデミックで規制が続いていた海外旅行ですが、現在は日本も含めどこの国でも緩和され始めています。今、海外旅行に行く場合は、日本から出発して現地に到着した時と、現地から帰国した時の入国条件や手続きなどを確認しておく必要があります。
せっかくの海外旅行を楽しむのであれば、限られた滞在期間中に隔離されることは避けたいものです。ワクチン接種や陰性の証明書がなくても隔離期間がない国や、証明書があれば隔離期間がない国などを選ぶようにするとより楽しめるようになります。現在の各国の新型コロナウイルス状況をまとめたサイトなどを参考に、必ず現在の各国の状況を確認して決めるようにしましょう。
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2020年頃から新型コロナウイルスが流行して以降、世界各国は出入国制限をするなどしてウイルスの蔓延を防ごうと努力してきました。現在は各国の努力もあって、感染者数も大幅に減少して多くの方がビジネスや旅行といった様々な理由で海外へ渡航するようになっています。
そこで、当記事では新型コロナウイルスの猛威が収まりつつある中で、海外旅行の現状はどうなっているのかを解説していきます。感染者数がいまだに報道されたりする中で「本当に海外旅行に行けるのだろうか?」と心配になっている方などは、当記事で現状を確認して海外旅行に行くかどうかの判断材料として役立ててみてはどうでしょうか。
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※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
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いつから行ける?日本からの海外旅行の状況
現在、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にある中で、日本の入国制限はかなり緩和されました。もちろん、感染対策等の取り組みは依然行われていますが、基本的には海外への渡航は問題なく行なえているといえるでしょう。旅行会社も様々なツアーを企画・催行しており、多くの方が旅行を楽しめるような状況となっています。
ただ、コロナに対する認識の違いは日本と海外では差があったりするので、海外へ渡航する際は気を付ける必要があるかもしれません。日本では感染の流行が収まっているとはいえ、マスクはモラルや感染対策の面から多くの方が着用していますが、海外ではそうでないケースもあります。
海外での入国条件・行動制限
海外へ入国するには入国条件・行動制限を遵守しなくてはいけません。特に入国条件はしっかりと満たしていないと入国すらできませんので、以下で条件を確認しておきましょう。
【海外へ入国条件・行動制限の種類】
- 制限なく入国可能
- PCR陰性証明書で入国可能
- ワクチン接種証明書で入国可能
- ワクチン接種証明またはPCR陰性証明で入国可能
- ワクチン接種証明とPCR陰性証明で入国可能
- 隔離制限あり
- 混交目的の入国不可
国ごとに適応される条件は異なるため、行きたい国の条件を調べてから入国条件を満たすように努めましょう。ほとんどの場合で、3回目のワクチン接種証明書があれば入国できるため、既に打ってある人は基本的に入国可能です。もし、ワクチンを打ちたくない場合はPCR検査の陰性証明書を取得するようにしましょう。
日本帰国時の対応・手続き
現時点では、日本到着時の検査や入国後の待機(指定施設での隔離を含む)は滞在していた国・地域、ワクチン接種の有無に関わらず廃止されています。そのため、現時点で帰国時に求められるのは特定書類の提出だけとなっています。特定の書類とは「ワクチン接種証明書」「出国前検査証明書」「質問票」の3種類ありますが、すべて提出する必要は無く、以下の条件に沿っていずれかの提出を求められます。
【有効なワクチン接種証明書がある場合】
ワクチン接種証明書 |
出国前検査証明書 |
質問票 |
必要 |
不要 |
必要 |
【有効なワクチン接種証明書が無い場合】
ワクチン接種証明書 |
出国前検査証明書 |
質問票 |
不要 |
必要 |
必要 |
また、それぞれの書類の詳細は以下の通りです。
【帰国時に必要となる可能性がある3種類の書類】
- ワクチン接種証明書
日本国内で有効な3回目のワクチン接種証明書のことで、有効とされる証明書は3種類あります。「ワクチンパスポート」「住民接種や職域接種などで取得した予防接種証明書」「医療従事者の方が接種された際に発行される証明書」のどれかの提出を求められます。
- 出国前検査証明書
「氏名・生年月日・検査法・採取検体・検体採取日時・検査結果・医療機関名・交付年月日」が日本語か英語で記載されている書類のことです。基本的にはPCR検査会場などで検査をした後、陰性だった場合に入手が可能です。検体採取から搭乗便の出発予定時刻までが72時間以内のものでないと効果を発揮しないので注意してください。
- 質問票
質問等が記載された書類で、空港などで取得できます。ファストトラックという「Visit Japan Web」から行える検疫手続をWeb上で済ませておけば、簡易化できます。
以上の内容を参考に、準備できるものは早めに準備しておきましょう。
海外旅行で忘れてはならない準備
ワクチンなど、コロナ対策における準備のほかにも、海外旅行に行く際に忘れてはならない準備もあります。なくても大きな問題にはなりませんが、海外旅行を安心して楽しみ尽くしたいなら、以下の5つも持っていくことをおすすめします。
- 海外旅行保険
- レンタルWiFi
- 電圧変換器
- 変換プラグ
- モバイルバッテリー
例えば、電圧の違いやWiFiの通信環境などが日本とは異なるため、日本での生活と同じ程度の利便性でスマートフォンやPCを使えると考えていると、現地に着いてから非常に不便を感じてしまうでしょう。
海外旅行保険
海外旅行保険は、海外旅行中の怪我や病気、損害などで発生する多額の費用カバーする保険です。渡航によっては、この海外旅行保険の加入を義務付けている国もあります。海外旅行保険を適用できるリスクには、例えばいかのようなものがあります。
- 高額な医療費のカバー
- 救急搬送・緊急帰国のサポート
- 荷物の盗難・紛失による損害の補償
- 旅行のキャンセルや延期による損害補償
また、法的トラブルに巻き込まれた際のサポートや24時間の電話相談が利用できることも、海外旅行保険のメリットです。外務省の『海外安全ホームページ』では、海外旅行保険への加入を推奨するなど、海外旅行を安心して楽しむための、事前準備としては優先的に検討することをおすすめします。
レンタルWiFi
海外旅行で困ることTOP3には必ず入るであろう問題が「インターネット接続が安定しない」です。海外では日本国内のようにどこでもネット接続できるわけではなく、それをする場合はレンタルWiFiが必要になります。
レンタルWiFiがあれば、現地での地図や交通機関の情報をすぐに調べることができ、渡航先でスムーズな移動が可能となります。また、SNSやメール、LINEなどをどこでも使えることで、家族や友人と連絡を取りやすくなるでしょう。
もちろん費用はかかりますが、レンタルWiFiはローミングよりもコストが抑えられ、さらに定額制のサービスであれば通信料を気にせず使えるため安心して利用できます。
海外旅行をもっと快適に、自由に楽しみたいなら『グローバルWiFi』がおすすめです。
定額制で利用でき、200以上の国・地域で対応しているから安心して使えます。
電圧変換器
国・地域によって電圧や周波数は異なるため、日本の家電製品や充電器を現地で安全かつ正常に使用するためには電圧変換器が必要です。電圧変換器を使わずに充電器を差し込むと、機器が故障する恐れがあります。
海外旅行中にもスマートフォンやPCの充電、家電製品の使用はほぼ必須になるでしょう。「充電器だけしか持ってきてなかった」という事態にならないよう、予め準備しておきましょう。
変換プラグ
国や地域によって電源のコンセントの形状が異なるため、変換プラグを持っていくことで現地のコンセントに日本の家電製品や充電器を接続できるようになります。
国によってコンセントの形は異なるため、事前に渡航先のコンセントの形状を調べておきましょう。それに対応する変換プラグを持っておかないと、スマートフォンやPCの充電、家電製品が使用できずに困ってしまいます。
日本のコンセントの形は「A」ですが、例えばアメリカは「A」と「B」です。そのため、アメリカであれば日本の充電器をその形状のまま使用することができます。しかし、オーストラリアは「C」のため、変換プラグが必要になるといった具合です。
モバイルバッテリー
海外旅行にモバイルバッテリーがあったほうが良い理由は、まず、スマートフォンやカメラなどの電子機器の充電をいつでもどこでも行えることです。海外旅行中は、長時間の観光や移動が多く、調べ物をしたり写真や動画をとったりと、端末のバッテリー消費が激しいケースが多いです。
そのため「バッテリー切れを心配しなくてすむ」のは安心して旅行を楽しむためにも必要な準備です。また、緊急時に連絡を取る必要がある場合や、現地で迷って情報を調べたいときに、充電が切れているとかなり困ってしまうでしょう。モバイルバッテリーを持っていれば、こうした状況でも対応できます。
日本から今行ける国
2022年12月の時点で、日本から行ける国はヨーロッパやアジアをはじめ比較的多いです。ただ、入国するための条件が付いているケースがいまだ多いため、まずは事前に入国条件を確認したうえで行き先を決めるのが良いかもしれません。以降では、入国をする際の大枠の条件として挙げられる以下3つの条件に基づいて、日本から行ける国をご紹介していきます。
【日本から行く際に確認しておくべき3つの条件】
- 【ワクチン未接種可】隔離なしで入国できる国
- 【ワクチン未接種可】陰性証明書等の提示で自主隔離免除の国
- 【ワクチン接種必須】接種証明書等の提示で自主隔離免除の国
【ワクチン未接種可】隔離なしで入国できる国
以下では、ワクチンの接種をしていなくても隔離無しで入国できる国をご紹介します。
【ワクチン未接種で隔離無しの国】
- 韓国
- 台湾
- タイ
- ベトナム
- マレーシア
- カンボジア
- オーストラリア
- モルディブ
- ニュージーランド
- ニューカレドニア
- イタリア
- イギリス
- フランス
- ドイツ
- スペイン
- スイス
- ベルギー
- オランダ
- ギリシャ
- ポルトガル
- チェコ
- クロアチア
- スロベニア
- オーストリア
- カナダ
- メキシコ
- ドバイ
- エジプト
- トルコ
- モロッコ
【ワクチン未接種可】陰性証明書等の提示で自主隔離免除の国
以下では、ワクチンの接種をしていなくても陰性証明書等の書類があれば自主隔離免除で入国できる国をご紹介します。
【ワクチン未接種・陰性証明書等の提示で自主隔離免除の国】
- シンガポール
- インドネシア
- フィリピン
- ハワイ
- サイパン
- グアム
- パラオ
- フィジー
- ニューヨーク
- ロサンゼルス
- オーランド
- ラスベガス
【ワクチン接種必須】接種証明書等の提示で自主隔離免除の国
以下では、ワクチンの接種をしていないと入国ができず、接収証明書等を提示することで自主隔離が免除される国をご紹介します。
【ワクチン接種必須・接種証明書等の提示で自主隔離免除の国】
- 香港
- タヒチ
【今行ける海外旅行】隔離期間なしで入国可能なおすすめの国5選!
限られた日数の中で思い切り旅行を楽しみたいのであれば、隔離期間のない国への旅行が最適です。コロナ禍前の人気の海外旅行先をもとに、今行っても楽しめる国を5つピックアップしましたのでご紹介します。
【隔離期間なしで入国可能なおすすめの国5選】
- アメリカ:ハワイ
- 台湾:台北
- フランス:パリ
- モルディブ:南マーレ環礁
- オーストラリア:ケアンズ
以下ではおすすめの5つの国について詳しく解説しています。旅行先を決める際の参考にしてみてください。
海外旅行をもっと快適に、自由に楽しみたいなら『グローバルWiFi』がおすすめです。
定額制で利用でき、200以上の国・地域で対応しているから安心して使えます。
アメリカ:ハワイ
安定した気候、綺麗な海、たくさんの観光スポットがあるハワイは、日本からの旅行先として最も有名かつ人気です。コロナ禍に入ってからは毎年訪れていた人も、新婚旅行先として候補に入れていた人も渡航できなくなってしまいましたが、今のハワイはワクチン接種証明書があれば隔離期間なしで楽しめます。
ワイキキビーチやダイヤモンドヘッドなどの有名観光地が多いので、たくさんの楽しみ方ができるのが特徴です。元々日本人旅行客も多いため、日本語に対応してくれるお店が多かったり、日本人向けの情報も豊富だったりするので、初めての海外旅行や気軽に楽しみたい人にもおすすめできます。
台湾:台北
日本から3時間ほどで到着する台湾:台北は、その気軽さから人気の旅行先です。気軽に渡航でき、異国情緒あふれる観光スポットを楽しむことができます。現在、ワクチン接種や陰性証明書は不要で、制限なく楽しむことができます。隔離期間などがあると、限られた滞在期間中にできることが限られてきますが、台北はすぐに行けて隔離せずに楽しめるのでおすすめです。
有名な観光スポットとしては、古い町並みが印象的な九份や、パワースポットとしても知られる龍山寺、貴重で魅力的な国宝が並ぶ国立故宮博物院などがあります。また、台北は夜市も有名なので、日が暮れてからは美味しいグルメや格安のショッピングを楽しめます。
フランス:パリ
ヨーロッパの人気旅行先であるフランス:パリは現在、ワクチン接種や陰性証明書などの制限がなく、通常通りに渡航が可能です。「花の都」とも呼ばれるパリは、魅力あふれるファッションやアートなどにたくさん触れることができ、一度は訪れてみたい国としてたくさんのスポットがあります。
パリのシンボルであるエッフェル塔やオペラ座、凱旋門など、有名で人気な観光スポットが多くあります。中でも、世界三大美術館のうちの一つともいわれるルーヴル美術館をはじめとする美術館巡りは、パリならではの贅沢な時間を過ごすことができるのでおすすめです。
モルディブ:南マーレ環礁
綺麗なビーチで贅沢はひと時を過ごせるリゾート地として、元々新婚旅行先などでも人気の高いモルディブは、現在何の制限もなく入国できるようになっています。1000以上の島が集まった国であるモルディブは、一つの島が一つのリゾート地とされています。南マーレ環礁は空港からも近く島が充実しているため、長い時間楽しみたい方にはおすすめです。
南マーレ環礁にはおよそ20箇所のリゾート島があり、それぞれが空港からスピードボードにて1時間以内で到着します。円状に並ぶヴィラが印象的な「タージ エキゾティカ リゾート&スパ」や、1週5分の島に33部屋しかないプライベートリゾートを味わえる「コモ ココア アイランド」など、島によって特徴は様々です。
オーストラリア:ケアンズ
日本から直行便で約7時間半、日本から一番近いオーストラリアであるケアンズは、2つの世界遺産が楽しめることで人気です。年間を通して海に入れる常夏の地で、日本との時差はたったの1時間というのも、選ばれるポイントです。現在オーストラリアは、ワクチン接種や陰性証明書は必要なく規制もありません。
世界最大のサンゴ礁として「グレートバリアリーフ」世界最古の熱帯雨林として「キュランダ村」が自然遺産に登録されていて、どちらも滞在期間中に回ることが可能です。他にも様々な観光スポットやアクティビティがあり、家族でもグループでも楽しむことができます。
各国の感染状況や出入国情報の確認は必須
当記事では、入国した後の隔離期間がないおすすめの旅行先として5つの国を紹介しましたが、新型コロナウイルスの状況は日々変わっており、感染者数が増えた場合には入国時の対応も変わる可能性があります。これから海外旅行先を決める時には、その都度現地の情報を確認する必要があります。
現在の出入国情報を確認するにはブルートラベルを利用すると分かりやすく間違いがありません。各国の状況が確認することができ、渡航目的やテーマ別でも検索できるため、ゼロから行き先を決める際にも参考になります。
まとめ
新型コロナウイルスの世界的なパンデミックで規制が続いていた海外旅行ですが、現在は日本も含めどこの国でも緩和され始めています。今、海外旅行に行く場合は、日本から出発して現地に到着した時と、現地から帰国した時の入国条件や手続きなどを確認しておく必要があります。
せっかくの海外旅行を楽しむのであれば、限られた滞在期間中に隔離されることは避けたいものです。ワクチン接種や陰性の証明書がなくても隔離期間がない国や、証明書があれば隔離期間がない国などを選ぶようにするとより楽しめるようになります。現在の各国の新型コロナウイルス状況をまとめたサイトなどを参考に、必ず現在の各国の状況を確認して決めるようにしましょう。
海外旅行をもっと快適に、自由に楽しみたいなら『グローバルWiFi』がおすすめです。
定額制で利用でき、200以上の国・地域で対応しているから安心して使えます。