公開日 2023.06.14
最終更新日 2023.09.13

【2023年最新】国内旅行・海外旅行者数の動向|コロナ後の変化と傾向について
目次
2019年12月頃から流行し始めた新型コロナウイルスは、現時点(2023年5月)でかなりの落ち着きを見せてきました。しかも、2023年5月頃からマスクの着用も原則不要となり、ひとまずは多くの方が安心を抱くきっかけにもなったのではないでしょうか。
最近は国内の旅行者だけでなく海外への旅行者も増えてきており、双方問わず多くの方が各地へ旅行するようになってきています。そこで本記事では、旅行者に焦点を当てて、国内旅行・海外旅行者数の動向について解説します。これから旅行をしようとしている人だけでなく、旅行関連の事業をしている方も気になるポイントかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
国内旅行者数の変化と動向

コロナ渦が明けて、国内旅行者数の変化と動向について知りたい飲食店事業者や観光関連事業者の方は多いことでしょう。実際、2022年7月から9月にかけての国内居住者による旅行消費額は2019年の同時期に比べて約20%減少しておりますし、その影響を受けた方は少なくありません。ですので、まずはコロナが落ち着いた昨今の状況を踏まえて、国内旅行者数がどのように変化してきたのかを確認してみましょう。
国内旅行者の人数はコロナ前の2019年だと約2億9170万人おりましたが、コロナ流行後の2022年では2億4500万人まで落ち込んでいます。しかし、コロナが落ち着いた2023年3月時点では、海外からの入国者数が2022年の同月と比べて約2648.7%の増加をみせているため、国内旅行者数の人数はかなり復調すると予測されています。

画像引用元:https://travel.watch.impress.co.jp/img/trw/docs/1473/881/html/02_o.jpg.html
また、旅行者数の増加に伴い、国内旅行における平均消費額も上がると予測されています。しかも、円安や燃油費高騰の影響によって、海外旅行よりも国内旅行へのシフトチェンジも期待できると言われています。ですが一方で、物価高に伴う影響が悪い方向に向きすぎないか懸念される側面もあるため、今後の動向は慎重に見立てている方も少なくないです。
海外旅行者数の変化と動向

国内旅行者の人数は増えていくことが予想されている旨を先述しましたが、海外への旅行者数の変化と同行はどのように予測されているのでしょうか。
まず2023年3月時点の日本人出国者総数は、69万4293人と、法務省出入国在留管理庁の速報値で出ております。この数値は、2022年3月の数値と比べて882.3%の増加という結果になっています。コロナ流行前の2019年3月頃の数値に比べると少ない数値ではありますが、コロナ渦が明けたことで海外へ足を運んでいる方が増えているという事実は良い結果であると言えるでしょう。
データ参考元:https://www.moj.go.jp/isa/policies/statistics/toukei_ichiran_nyukan.html
出国者数は2023年1月頃から右肩上がりで増えており、今後も増加していくことが期待されています。これに伴い観光関連事業はさらに盛り上がりを見せていくと予測されていますが、その反面で円安が今後どのように動いていくか次第では、その予測も順当にはいかない可能性があるでしょう。2023年5月の時点で1ドルあたり約138円となっておりますが、今後もこの状況が維持もしくは悪化するようなら、海外への旅行者数の影響は少なからずあるかもしれません。
コロナ後は日帰りよりも宿泊が人気

コロナ渦では、宿泊の旅行を避ける人が多い傾向にありましたが、コロナが落ち着いたことによって宿泊旅行をする人が増えました。実際に観光庁の旅行・観光消費動向調査結果を示した下図を確認してみると、2020年第2四半期の最低ラインを境目に少しずつ宿泊客が戻りつつあるのが分かります。

画像引用元:https://journal.meti.go.jp/p/25607/
宿泊客が増加していった理由としては、ワクチンによってコロナに対する不安感が少しずつ減っていったことや、GO TOトラベル事業による追い風が強かったと考えられます。他にも、コロナ渦で宿泊が出来なかっとことで「リベンジ旅行」として宿泊旅行を志向した人が多かったことも一つの要因として考えられるでしょう。
国内旅行の移動手段は自動車が増加

コロナ渦を経て、GO TOトラベル事業などによって宿泊客が増えた旨を先述しましたが、それに伴って国内旅行の移動手段にも少しの変化が見られました。観光庁の旅行・観光消費動向調査結果を示した下図によると、コロナ前の2019年第3四半期以前はバスや鉄道による移動が、自動車による移動の比率と同じくらいでしたが、コロナが流行して以降はバスや鉄道の割合が減っているのがお分かりいただけるかと思います。

画像引用元:https://journal.meti.go.jp/p/25607/
この変化は、感染拡大防止を目的とした身内のみでの空間を維持しようとする意識の結果と言えるでしょう。とはいえ、鉄道に関しては少しずつ回復している傾向がみられるため、必ずしも自動車での移動にウェイトが傾いてしまったわけではないのが見て取れます。バスは回復が遅れているものの、コロナの影響が今後さらに小さくなっていくにつれて、旅行の移動手段の割合はコロナ前の状態に戻っていくことが予測されます。
海外旅行者は2022年の約3倍に増加

では、国内のコロナによる旅行者数に関する内容の次は、海外へ旅行をする人の数に注目してみましょう。2023年に海外へ旅行する人の数は、大手旅行会社「JTB」の予測では2022年と比べて約3倍の840万人まで増えるとしています。
3倍に増えるという予測は大きな数字に見えがちですが、コロナ禍前の2019年との比較では40%程度の人数であるため、決して多い数字であるとはいえません。ですが、実際に3倍近くまで増えると予測されていること自体は、良い方向へのきっかけであると言えるため、今後の展開には注目する価値があるでしょう。
また、今後の海外旅行者数の数値については円安の動向も影響してくると予測されます。今後も円安の状態が続くようであれば海外旅行者数の伸びは鈍化する可能性があるため、円高方向へ進まないことには海外旅行者数の増加は順調とはいえないものになるかもしれません。
海外旅行に行く際はレンタルWiFiがおすすめ
前項では、2023年の海外旅行者数は昨年の約3倍まで増加するといった内容を取り上げました。もし、この内容を受けて海外旅行を検討するようであれば、その際に必ず持参したいものとして“レンタルWiFi”があることを覚えておいてください。
スマホが欠かせない昨今において、海外の旅行先でのインターネット環境の確保は必須事項と言えます。
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まとめ
2019年の新型コロナウイルスの影響によって、国内旅行者・海外旅行者の数は大きく減少し、旅行好きの個人だけでなく観光業に関する事業者など幅広く影響を与えました。ですが2022年ごろからコロナの勢いが収まってきたことやGO TOトラベル事業、マスク着用の原則不要などによって旅行者数は少しずつ回復していきました。
現時点で、海外旅行者数はコロナ前と比べても依然少ない状態ではありますが、確実に数は増えてきています。円安や物価高、原油の高騰など様々な変動はあるものの、コロナによる影響によって旅行を控える人は確実に減ってきているので、今後も旅行者数の増加には期待できることでしょう。
2019年12月頃から流行し始めた新型コロナウイルスは、現時点(2023年5月)でかなりの落ち着きを見せてきました。しかも、2023年5月頃からマスクの着用も原則不要となり、ひとまずは多くの方が安心を抱くきっかけにもなったのではないでしょうか。
最近は国内の旅行者だけでなく海外への旅行者も増えてきており、双方問わず多くの方が各地へ旅行するようになってきています。そこで本記事では、旅行者に焦点を当てて、国内旅行・海外旅行者数の動向について解説します。これから旅行をしようとしている人だけでなく、旅行関連の事業をしている方も気になるポイントかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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国内旅行者数の変化と動向
コロナ渦が明けて、国内旅行者数の変化と動向について知りたい飲食店事業者や観光関連事業者の方は多いことでしょう。実際、2022年7月から9月にかけての国内居住者による旅行消費額は2019年の同時期に比べて約20%減少しておりますし、その影響を受けた方は少なくありません。ですので、まずはコロナが落ち着いた昨今の状況を踏まえて、国内旅行者数がどのように変化してきたのかを確認してみましょう。
国内旅行者の人数はコロナ前の2019年だと約2億9170万人おりましたが、コロナ流行後の2022年では2億4500万人まで落ち込んでいます。しかし、コロナが落ち着いた2023年3月時点では、海外からの入国者数が2022年の同月と比べて約2648.7%の増加をみせているため、国内旅行者数の人数はかなり復調すると予測されています。
画像引用元:https://travel.watch.impress.co.jp/img/trw/docs/1473/881/html/02_o.jpg.html
また、旅行者数の増加に伴い、国内旅行における平均消費額も上がると予測されています。しかも、円安や燃油費高騰の影響によって、海外旅行よりも国内旅行へのシフトチェンジも期待できると言われています。ですが一方で、物価高に伴う影響が悪い方向に向きすぎないか懸念される側面もあるため、今後の動向は慎重に見立てている方も少なくないです。
海外旅行者数の変化と動向
国内旅行者の人数は増えていくことが予想されている旨を先述しましたが、海外への旅行者数の変化と同行はどのように予測されているのでしょうか。
まず2023年3月時点の日本人出国者総数は、69万4293人と、法務省出入国在留管理庁の速報値で出ております。この数値は、2022年3月の数値と比べて882.3%の増加という結果になっています。コロナ流行前の2019年3月頃の数値に比べると少ない数値ではありますが、コロナ渦が明けたことで海外へ足を運んでいる方が増えているという事実は良い結果であると言えるでしょう。
データ参考元:https://www.moj.go.jp/isa/policies/statistics/toukei_ichiran_nyukan.html
出国者数は2023年1月頃から右肩上がりで増えており、今後も増加していくことが期待されています。これに伴い観光関連事業はさらに盛り上がりを見せていくと予測されていますが、その反面で円安が今後どのように動いていくか次第では、その予測も順当にはいかない可能性があるでしょう。2023年5月の時点で1ドルあたり約138円となっておりますが、今後もこの状況が維持もしくは悪化するようなら、海外への旅行者数の影響は少なからずあるかもしれません。
コロナ後は日帰りよりも宿泊が人気
コロナ渦では、宿泊の旅行を避ける人が多い傾向にありましたが、コロナが落ち着いたことによって宿泊旅行をする人が増えました。実際に観光庁の旅行・観光消費動向調査結果を示した下図を確認してみると、2020年第2四半期の最低ラインを境目に少しずつ宿泊客が戻りつつあるのが分かります。
画像引用元:https://journal.meti.go.jp/p/25607/
宿泊客が増加していった理由としては、ワクチンによってコロナに対する不安感が少しずつ減っていったことや、GO TOトラベル事業による追い風が強かったと考えられます。他にも、コロナ渦で宿泊が出来なかっとことで「リベンジ旅行」として宿泊旅行を志向した人が多かったことも一つの要因として考えられるでしょう。
国内旅行の移動手段は自動車が増加
コロナ渦を経て、GO TOトラベル事業などによって宿泊客が増えた旨を先述しましたが、それに伴って国内旅行の移動手段にも少しの変化が見られました。観光庁の旅行・観光消費動向調査結果を示した下図によると、コロナ前の2019年第3四半期以前はバスや鉄道による移動が、自動車による移動の比率と同じくらいでしたが、コロナが流行して以降はバスや鉄道の割合が減っているのがお分かりいただけるかと思います。
画像引用元:https://journal.meti.go.jp/p/25607/
この変化は、感染拡大防止を目的とした身内のみでの空間を維持しようとする意識の結果と言えるでしょう。とはいえ、鉄道に関しては少しずつ回復している傾向がみられるため、必ずしも自動車での移動にウェイトが傾いてしまったわけではないのが見て取れます。バスは回復が遅れているものの、コロナの影響が今後さらに小さくなっていくにつれて、旅行の移動手段の割合はコロナ前の状態に戻っていくことが予測されます。
海外旅行者は2022年の約3倍に増加
では、国内のコロナによる旅行者数に関する内容の次は、海外へ旅行をする人の数に注目してみましょう。2023年に海外へ旅行する人の数は、大手旅行会社「JTB」の予測では2022年と比べて約3倍の840万人まで増えるとしています。
3倍に増えるという予測は大きな数字に見えがちですが、コロナ禍前の2019年との比較では40%程度の人数であるため、決して多い数字であるとはいえません。ですが、実際に3倍近くまで増えると予測されていること自体は、良い方向へのきっかけであると言えるため、今後の展開には注目する価値があるでしょう。
また、今後の海外旅行者数の数値については円安の動向も影響してくると予測されます。今後も円安の状態が続くようであれば海外旅行者数の伸びは鈍化する可能性があるため、円高方向へ進まないことには海外旅行者数の増加は順調とはいえないものになるかもしれません。
海外旅行に行く際はレンタルWiFiがおすすめ
前項では、2023年の海外旅行者数は昨年の約3倍まで増加するといった内容を取り上げました。もし、この内容を受けて海外旅行を検討するようであれば、その際に必ず持参したいものとして“レンタルWiFi”があることを覚えておいてください。
スマホが欠かせない昨今において、海外の旅行先でのインターネット環境の確保は必須事項と言えます。
レンタルWiFiなら1日当たり数百円とお得に利用することができます。しかも、受け取りや返却も簡単にできるため、契約の手間も大きな負担にはなりません。空港にレンタルカウンターを持つ会社であれば、渡航ギリギリのタイミングでもレンタル可能です。
本記事では「グローバルWiFi」をおすすめのWiFiレンタルとして案内しています。グローバルWiFiは海外旅行・出張に最適で、利用者数1,700万人を超えているおすすめのレンタルWiFiサービスです。料金プランが定額制となっており、使い過ぎによる多額の請求も無いため、初めてレンタルWiFiを利用する人にもおすすめとなっています。
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まとめ
2019年の新型コロナウイルスの影響によって、国内旅行者・海外旅行者の数は大きく減少し、旅行好きの個人だけでなく観光業に関する事業者など幅広く影響を与えました。ですが2022年ごろからコロナの勢いが収まってきたことやGO TOトラベル事業、マスク着用の原則不要などによって旅行者数は少しずつ回復していきました。
現時点で、海外旅行者数はコロナ前と比べても依然少ない状態ではありますが、確実に数は増えてきています。円安や物価高、原油の高騰など様々な変動はあるものの、コロナによる影響によって旅行を控える人は確実に減ってきているので、今後も旅行者数の増加には期待できることでしょう。