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公開日 2019.02.26
最終更新日 2023.09.20

街中にあるWiFiスポットの種類|無料から有料のものまで紹介

WiFiの自動通信接続をオンにして街を歩いていると、非常に多くのWiFiスポットが存在していることに気が付きます。

これらのWiFiスポットは、すべて有料なのではないかと思っている方も多いですが、意外にも無料のWiFiスポットも存在しています。

ただ、無料だからといって不注意につないでしまうとトラブルに巻き込まれる恐れもあるので注意が必要です。

ここでは、街中にあるWiFiスポットの種類や気を付けるポイントについて詳しくご紹介します。

 

※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。

 

■携帯キャリアが提供するWiFi

安心して手軽に利用できるWiFiスポットとしては、3大携帯キャリアが提供しているWiFiスポットです。

3Gや4G回線の混雑を少しでも緩和することを目的に設置されています。

非常に多くの店舗と提携しているので、アクセスポイント数が非常に多く利用しやすいというメリットがあります。

 

■au Wi-Fiスポット

au Wi-Fiスポットでは、auが独自提供しているアクセスポイントだけではなく、KDDIグループである、

「UQ Wi-Fi」や「wi2 300」などのWiFiスポットが利用できます。auユーザーに限られますが、月額300円で200,000以上のWiFiスポットが利用可能です。

 

■docomo Wi-Fi

「docomo Wi-Fi永年無料キャンペーン」に登録しておけば、ドコモユーザーは基本的に無料で利用できます。

また、ドコモユーザーでなくとも、月額1,500円でドコモのWiFiスポットの利用が可能です。

150,000以上のWiFiスポットがあり、ドコモダケのステッカーが目印となっています。

 

■ソフトバンクWi-Fiスポット

ソフトバンクWi-Fiスポットは、ソフトバンクユーザーおよび、ワイモバイルユーザーが利用できるWiFiスポットです。

450,000のWiFiスポットがあり非常に多く、犬のお父さんステッカーのある場所が目印となっています。

ソフトバンク、ワイモバイルユーザー以外が利用したい場合は、日額467円と非常に高額となるので注意が必要です。

 

■有料の公衆無線LAN

携帯キャリア以外でも、街中には非常に多くのWiFiスポットが展開されています。

これらのWiFiスポットは、公衆無線LANとも呼ばれており、有料のものと無料のものが混在しています。

有料の公衆無線LANは、一部申し込みをすることで利用できるものがありますが、多くの場合特定のMVNOやプロバイダサービスと契約している人に限り利用できるものが多い傾向です。

ここでは、有料の公衆無線LANの中でも、利用しやすいものをご紹介します。

 

■Wi2 300

「株式会社ワイヤ・アンド・ ワイヤレス」というKDDIの子会社が運営するWiFiスポットであり、最大で200,000スポット以上の利用が可能となります。

SSIDが「Wi2」「Wi2_free」「Wi2_club」「WiFi_square」のWiFiスポットについては、月額362円で使えるものの、SSIDが「Wi2premium」「Wi2premium_club」は1時間100円というオプション料金がかかるので注意してください。

 

■UQ Wi-Fi

「UQコミュニケーションズ株式会社」が提供しているWiFiスポットです。

WiMAXユーザーは、WiMAX2+ユーザーに限られますが、それぞれ、7,000か所、10,000か所のWiFiスポットの利用が可能となります。

 

■OCN モバイル ONE Wi-Fiスポット

NTTコミュニケーションズの運営するMVNOである「OCN モバイル ONE」が提供しているWiFiスポットです。

「OCN モバイル ONE」「BIC SIM(OCN版)」を契約していれば、82,000以上のWiFiスポットが利用可能となります。

 

■無料の公衆無線LAN

数は多くありませんが、無料で利用できる公衆無線LANも存在しています。料金は一切かかりませんので、気軽に利用することができます。

コンビニや飲食店、駅などで展開されており、お出かけの際に便利です。

 

■FREESPOT

バッファローが主要幹事となっている、FREESPOT協議会が認定しているWiFiスポットです。

店舗や飲食店などが、FREESPOT対応のルーターを設置していると、お店にいる利用者がWiFiスポットとして無料で利用できるようになります。

利用条件としてメールアドレスの入力が必要であり、通信速度は店舗のネット環境に左右されますが、13,000以上のスポットが利用可能です。

 

■FON

日本だけではなく、世界150か国で展開されているWiFiスポットです。FONルーターを設置していれば、だれでもWiFiスポットを提供することができるコミュニティサービスとも言えるでしょう。

そのため、最初にFONルーターを購入する費用だけが必要となります。

世界で1,200,000以上のスポットが利用できるようになるため海外旅行時でも役に立つことが多いでしょう。

 

■コンビニのWiFiスポット

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニでは、独自の無料公共無線LANが提供されており、それぞれのほとんどの店舗で気軽に利用できるので、コンビニでお買い物をしてちょっと時間があるときにおすすめです。

 

■カフェや飲食店のWiFiスポット

スターバックスコーヒーやドトールなどのカフェ、マクドナルドやモスバーガーといったファーストフード店でも独自の公共無線LANを展開しています。

利用は非常に簡単ですので、もしわからなかったら店員さんに確認して利用するようにしましょう。

 

■公共交通機関のWiFiスポット

公共交通機関の場合、空港などではWiFiスポットの整備が整っているのですが、電車やバスではまだまだ進んでいないのが現状です。

しかし、使える公共交通機関もありますので、よく利用する沿線などは一度確認してみてはいかがでしょうか。

 

■野良WiFiには要注意!

「野良WiFi」と呼ばれているものがあるのをご存じでしょうか。

ここまでご紹介してきたサービスは、企業や地方自治体が取り仕切って展開している公式の無線LANサービスです。

しかし、街にあふれるアクセスポイントの中には、これらの公衆無線LAN以外にだれが提供しているかわからない無線LANがあふれています。

このようなアクセスポイントを野良WiFiと呼んでいます。

 

野良WiFiはパスワードなどがかけられていないことから、だれでも簡単に通信接続が可能です。

しかし、悪意を持ったアクセスポイントであることが多く、パソコンやスマートフォンで接続するとウィルスに感染してしまったり、データを勝手に抜き取られてしまう恐れがあります。また、場合によっては、クレジットカード番号の入力を求めるケースもあるのです。

 

そのため、不明なアクセスポイントにつながりそうになった場合は、即座にキャンセルをして絶対に接続をしないようにしましょう。
公衆無線LANであっても必ずしも安全というわけではありません。盗聴やデータの盗み見のリスクもあるので注意が必要です。

自動接続などをしていると気づかないうちに接続してしまう恐れがあるので、できれば自動接続はオフにしておくようにしましょう。

もしくは、以下のようなWiFiレンタルサービスを通じた接続だと、パスワード認証をおこなった上で、自身の端末とWiFiルーター間の通信となるので安全です。

自身の契約している携帯電話会社の容量が足りない場合は、事前にレンタルしておくのも手です。

 

■まとめ

街中には携帯キャリアが展開しているようなWiFiスポットだけでなく、企業や地方自治体が展開している有料や無料の公衆無線LANが存在しています。

すでに契約をしていて、利用条件が整っていればすぐに利用開始ができますし、無料のものであれば登録や認証をすることで簡単に接続できるようになるでしょう。

 

データ通信料の制限を気にすることなく、スマートフォンを使って動画や音楽を楽しんだり、パソコンを使って作業をしたりすることが可能となります。

このように、WiFiスポットは非常に便利なのですが、中には野良WiFiと呼ばれるような悪質で危険なものも存在しています。

また、公衆無線LANでも盗聴などのリスクがあります。

 

場合によってはこれらのサービスを利用するのではなく、外出用のレンタルWiFiなど等を活用して安全なインターネット接続の必要性の検討も必要でしょう。

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