公開日 2023.04.22
最終更新日 2023.09.13

一人暮らしの新生活に必要なもの|家具・家電におすすめのWiFiも紹介!
目次
学生や社会人になり実家から離れて心機一転の一人暮らしをするという人は多いでしょう。自分だけのこだわり空間を作れたり、何にも縛られない自由な生活ができたりすることから、一人暮らしはとてもワクワクするものです。しかし、一人で新生活の準備をするには、準備のポイントやどのような物が必要なのかなどを知っておかないと、負担が大きくなってしまいます。
当記事では、一人暮らしの新生活に向けてどのように準備をすればよいのかまとめています。これから準備をする際にぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
一人暮らしの新生活に向けて準備する際のポイント

新生活には用意する物や初期費用が多く、それぞれポイントを押さえておかないと後々の生活に影響が出てきてしまいます。一人暮らしの準備はイメージを膨らませることがとても楽しい時間ではありますが、全てを一気に用意しようとすると、大変な引越しになってしまうでしょう。ですので、以下のようなポイントを押さえて準備するようにしてみてください。
【一人暮らしの新生活に向けて準備する際のポイント】
- 予算を決めておく
家賃などによっても異なりますが、一人暮らしを始める際の初期費用の総額は50万円ほどかかると言われています。総額の中には、敷金や礼金など住宅の初期費用以外にも、引っ越し費用や必要な物の購入費用などがあります。その後の生活費用も考慮した上で、ある程度の予算を決めておいた方が良いでしょう。
- 引っ越し業者は相見積もりを取る
実家から大きな家具などを持っていく場合には引っ越し業者を頼むことがありますが、その際には一つの業者ですぐに決めるのではなく、必ず相見積もりを取るようにしましょう。相見積もりを取ることで、自身の条件に合ったタイプの一番安い業者を選ぶことができます。
- 一人暮らしの生活に必要なものだけ揃える
新しい家具や家電を購入する際、一気に色々な物を購入するのではなく、まずは生活に必要最低限な物だけを揃えるようにしましょう。引っ越し当日から1週間以内に使う物を優先的に用意し、他の物は引っ越しが落ち着いて必要になったタイミングで用意することで、初期費用を抑えながら、その後じっくりと選んで購入することができます。
- 荷物を入れる前に掃除をしておく
引っ越し当日にいきなり物を配置するのではなく、軽く掃除をしておくとその後の生活がより快適になります。新居といっても空室だった期間があるので、埃や湿気が溜まりがちです。また、掃除をしながら室内の傷や汚れなどを事前に確認することもできます。
どんなに家賃の低い家にしたとしても、初期費用はかなりの額がかかってしまいます。始めのうちに一気に用意するより、計画性をもって予算内に収める準備の仕方を行った方が、その後の生活が楽になったり、余裕ができた時により楽しめるようになったりします。慌てず、必要最低限の物を優先的に準備しましょう。
一人暮らしの新生活に必要なものとは

一人暮らしを始めるには、大型の家電や家具から、細かいキッチン用品や洗濯用品など、とても多くのものが必要になります。具体的には下記のようなものを揃えなければなりません。
【一人暮らしの新生活に必要なもの】
- 家電製品
- 家具
- 寝具
- キッチン用品
- バス・トイレ用品
- 掃除・洗濯用品
中には実家から持っていったり、人から譲り受けたりするパターンもありますが、新たに購入しなくてはならないものの方が多いでしょう。それぞれどのようなものが必要なのか詳しく紹介するので、用意しなくてはいけないものはチェックリストなどを作るようにしてください。
家電製品
一人暮らしの新生活に必要最低限な家電製品は以下の通りです。一人暮らしの物を揃える際に高額になってしまいがちなのがこの家電製品です。安さだけを考えて購入するとすぐに故障してしまったり、使いにくかったりと後々の生活で不便になってしまうので、質の良さも考慮して選びましょう。
- 冷蔵庫
一人暮らしであれば150リットル程の小さなサイズでも問題なく使えます。自炊の頻度によってもう少し大きなサイズにしたり、1ドアのさらに小さなサイズにしたりしても良いでしょう。
- 電子レンジ
よく自炊をする人や、お菓子作りなどもしたい人には、オーブン機能付きのタイプがおすすめです。温める機能だけで十分であれば費用を抑えることもできます。
- 炊飯器
一人暮らしであれば3合炊きのものでも十分使えます。自炊はあまりしない人もご飯だけは自宅で炊くようにした方が節約にもなるので、すぐに必要なくても後々購入しておくと良いでしょう。
- 洗濯機
一人暮らしであれば5キロ程のサイズでも十分使えます。洗濯機は設置場所が決まっていたり、サイズが合わなかったりすることもあるので、入居前に確認しておくと良いです。コインランドリーでは出費がかさみ、毎日洗濯物は出てくるので早めに用意する方が良いでしょう。
- エアコン
物件によっては部屋に元々取り付けられていることも多いです。春や秋の時期の引っ越しならすぐに用意をしなくても問題ありませんが、夏や冬の時期の場合には早めに用意した方が良いでしょう。エアコンは部屋全体の温度調節に最適ですが、扇風機やサーキュレーター、ホットカーペット、電気ストーブなどでも代用が可能です。
- 照明器具
物件によっては照明器具を自分で準備しないといけないところもあります。その場合には引っ越し初日に必ず用意しているようにしましょう。風呂場、キッチンなど、部屋によってサイズなども異なるので入居前に確認が必要です。LED照明なら、その後の生活費節約にもつながるのでおすすめです。
家具
一人暮らしの新生活に必要な家具は以下の通りです。家電同様に実家から持ってくる場合もありますが、自分の理想の部屋を作りたい人にとっては、この家具選びが一番重要で楽しい時間にもなるでしょう。まずは必要最低限のものや、必ず配置したいものを用意するようにしてから、部屋の広さなどを考慮しながら揃えていくようにしてみてください。
- カーテン
遮熱や保温のためだけでなく、防犯の面でも重要なカーテンは引っ越し初日には必ずつけておくようにしましょう。事前にサイズを測っておき用意しておくとスムーズです。ほとんどの場合は厚手のカーテンとレースのカーテンを付けられるようになっているので活用しましょう。
- テーブル
一人暮らしであれば小さめのものでも一つ用意しておくと良いでしょう。食事の他にも仕事や勉強なども捗るので、すぐに用意はしなくてもゆくゆくはあると便利です。ライフスタイルによって椅子に座るタイプのダイニングテーブルか、床に座るタイプのローテーブルかを選んでみてください。
寝具
一人暮らしの新生活に必要な寝具は以下の通りです。必要最低限の寝具一式はすぐに揃えるようにしましょう。セットで売っている店も多くあります。ベッドは部屋の広さによっては圧迫感が出てしまうので、広さや雰囲気などに合わせて決めてみてください。
- 敷布団
- 掛布団
- 枕
- シーツ
生活に余裕が出てきたら、来客用の布団セットも一つあると親や友人が来た時に使えるので便利です。
キッチン用品
一人暮らしの新生活に必要なキッチン用品は以下の通りです。キッチン用品は自炊の頻度によってどれくらい揃えればよいのかが変わってきます。
- 食器類
コップや皿、箸など最低限のものは自炊をしない場合でもあった方が良いでしょう。始めのうちは紙製品やプラスチック製品で代用し、しまう場所などがしっかりと確保できてから少しずつ買い足していくことも可能です。使いやすい大きさの食器がセットで売られていることも多いです。
- 食器用洗剤・スポンジ
紙製品などを使用しているうちは必要ありませんが、食器洗いをする差には必要不可欠なので揃えるようにしましょう。
- フライパン・鍋
自炊をしない場合でも簡単な調理をしたり、食品を温めたりするために、フライパンや鍋は最低限揃えておくと良いでしょう。電子レンジやお湯を沸かすためのケトルなどがあれば、自炊をしない期間が少しあっても代用できます。
- 包丁・まな板
自炊をしない場合でも包丁やまな板は揃えてある方が便利です。引っ越しが終わり少し落ち着いてきたら揃えるようにしても良いでしょう。
引っ越しが落ち着くまでは外食や持ち帰りで済ませば、すぐに用意しなくても良いものもありますが、なるべく早く用意した方が良いでしょう。自炊を多くする人は、最低限必要なものを準備してから、少しずつ使う用品を揃えていくようにします。
自炊をほとんどしない人でも、上記の物は最低限揃えておいた方が便利です。自炊をせずに外食や持ち帰りばかりで済ましてしまうと、栄養バランスの偏りや生活費が膨らんでしまうデメリットがあります。最低限のキッチン用品があれば簡単な調理をしたり、料理を温めることに使ったりできるので、ゆくゆくは揃えるようにしましょう。
バス・トイレ用品
一人暮らしの新生活に必要なバス・トイレ用品は以下の通りです。細かいものが多いですが、初日からないと困るものばかりなので、事前に用意しておく必要があります。収納するための入れ物やストックなどは、引っ越しが落ち着いてから少しずつ揃えていっても困りません。
- トイレットペーパー
見落としがちですが、引っ越し当日から必ず使用するので忘れないようにしましょう。
- 歯ブラシ・歯磨き粉
引っ越し当日から必ず使用します。忘れずに要しましょう。
- シャンプー・石鹸など
シャンプーやコンディショナー、ボディーソープ、洗顔フォームなども引っ越し当日から使います。また、引っ越し作業では手が汚れることも多いのでハンドソープなども用意しておくと良いでしょう。男性の場合は、髭剃りなども当日から用意しておく必要があります。
- タオル
バスタオルやハンドタオルなどは必要最低限揃えておきます。バスマットなども忘れないようにしましょう。数枚ずつあると生活に困りません。
- シャワーカーテン
ユニットバスの自宅の場合は引っ越し当日から必要になります。サイズなどは事前に確認しておきましょう。
掃除・洗濯用品
一人暮らしの新生活に必要な掃除・洗濯用品は以下の通りです。掃除や洗濯に必要なものも細かい物が多く、必要最低限の物だけ揃えて、徐々に増やしていくと良いです。最近では、便利な掃除・洗濯グッズが100円ショップなどでも多く売られているので、引っ越しが落ち着いてきたら自分に合ったグッズを買い足していくと快適な生活が送れます。
- 掃除機
一人暮らしであれば、コンパクトに置けるスティック掃除機でも十分使えます。始めのうちはフローリングシートなどで代用して、落ち着いてきたら掃除機を購入しても困らないでしょう。
- ごみ袋
引っ越し当日からごみは多く出るのでごみ袋は必ず用意しておきましょう。自治体によってごみ袋が指定されている場合もあるので、事前に確認が必要です。
- 雑巾
引っ越し当日に用意してあると便利です。引っ越し作業では床や家具を拭くこともあり、当日以降も家に数枚あれば、何かこぼしたり、床を濡らしたりした場合などに困りません。
- 衣類用洗剤
洗濯機と同じタイミングで用意するようにします。柔軟剤なども必要に応じて用意しましょう。
- 物干し竿・洗濯ハンガー・洗濯バサミなど
洗濯を自宅で行う時期から必要になります。物干し竿はサイズの確認が必要になります。
一人暮らしの新生活にはWiFiも必要!

一人暮らしの新生活に必要なものはたくさんありますが、忘れてはならないものがインターネット環境です。テレワークやオンライン授業、動画配信サービスでの視聴、オンラインゲームなど、スマホやパソコンなどの機器をネットに繋ぐ時間は一人暮らしでも多くあります。一人暮らしの自宅でインターネットを使う方法は以下の通りです。
- 固定回線・光回線
- モバイル回線(モバイルWiFiルーター・ホームルーター)
- デザリング
それぞれに特徴や違いがあり、自身に合った方法を選ぶことが重要になります。違いや選び方を以下で詳しく解説します。
単身者におすすめのインターネット回線を比較
一人暮らしの単身者におすすめの4種類のインターネット回線の特徴をそれぞれ比較して表にまとめました。
固定回線
ホームルーター
モバイルWiFi
デザリング
利用回線
光回線
CATV回線
ADSL回線
モバイル回線
モバイル回線
携帯電話回線
通信速度
〇
〇
△
△
データ容量
〇
〇
△
△
持ち運び
✕
✕
〇
〇
開通工事
必要
不要
不要
不要
開通までにかかる時間
1~2カ月
不要
不要
不要
契約期間
2~3年が多い
2年が多い
2年が多い
期間無しが多い
月額料金
4,500~5,500円
4,000~5,000円
3,000~4,000円
300~500円
端末代
20,000~40,000円
20,000~40,000円
10,000~30,000円
なし
初期費用
20,000~40,000円
3,000~5,000円
3,000~5,000円
なし
解約金
違約金15,000円程ほど
工事費や端末の残債
解約違約金は0円
端末残債のみが多い
解約違約金は0円
端末残債のみが多い
なしが多い
特典
キャッシュバック、端末代・工事費実質無料など
キャッシュバック、端末代実質無料など
キャッシュバック、端末代実質無料など
なし
インターネット回線は値段の安さだけで決めることのないよう注意しなくてはいけません。高速で安定した固定回線、コンセントに繋ぐだけですぐに使えるホームルーター、持ち運びにも便利なモバイルWiFi、手持ちのスマホから簡単に繋げられるデザリング、それぞれの特徴を押さえて、自身の使い方に合わせて選んでみてください。
単身者のインターネット回線の選び方
固定回線、ホームルーター、モバイルWiFi、デザリング、4種類のインターネット回線から、一人暮らしの単身者はどの回線を選ぶべきなのかは、以下のようなポイントを確認すると自身に合ったものを選べます。
- 固定回線の工事の可否
- 生活に必要な通信量
- 持ち運びの可否
固定回線には開通工事が必要ですが、アパートやマンションによってはこの工事ができないところもあります。最近ではすでに固定回線の設備が整っている物件も増えていますが、まずは事前に確認が必要です。また、次の引っ越しの予定がすでに決まっている人は、工事が何度も入ってしまうため固定回線はおすすめしません。
次に確認することは、自身の生活にはどのくらいの通信量や通信速度が必要なのかということです。テレワークやオンライン授業、オンラインゲーム、長時間の動画視聴など、インターネットをたくさん使用し快適に使用したい人は、固定回線やホームルーターが向いています。短時間の動画視聴やサイト閲覧など、使用量が少ない人は、モバイルWiFiやデザリングで十分です。
更に、ネットを使用する場所も選び方のポイントになってきます。固定回線やホームルーターは自宅でしか使用できません。自宅以外でも学校や会社、出先など、使用場所を選ばないのはモバイルWiFiやデザリングです。
一人暮らしでのネットの使用量などにもよりますが、単身者であればホームルーターやモバイルWiFiでも問題なくネットを楽しむことができます。特に自宅以外でも気軽に使えるモバイルWiFiは、月額料金なども他の回線に比べると安く使い勝手も良いのでおすすめです。
一人暮らしの新生活におすすめのモバイルWiFi3選

一人暮らしの新生活におすすめのインターネット回線は、工事不要で持ち運びもできるモバイルWiFiです。モバイルWiFiは同じ端末でもプロバイダによって料金設定や特典が異なってきます。下記ではおすすめのモバイルWiFiを3つ選んで比較してみました。
プロバイダ名
端末名
Speed Wi-Fi5G X11
NA01
Galaxy 5G Mobile WiFi
月額料金
- ~24ヶ月3,553円
- 25~35ヶ月4,103円
- 36ヶ月~4,708円
THE WiFi 100GBプラン
- ~4ヶ月0円
- 5ヶ月~3,828円
ギガ放題2年プラン
- 初月1,408円
- 2~36ヶ月3,872円
- 37ヶ月~4,532円
データ容量
無制限
100GB
無制限
通信速度
受信最大2.7Gbps
受信最大150Mbps
受信最大2.2Gbps
利用回線
- WiMAX 2+
- au 4G LTE
- au 5G
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- WiMAX 2+
- au 4G LTE
- au 5G
端末代
21,780円
レンタル550円
(サービス利用期間中は実質無料)
21,780円
契約期間
なし
なし
2年
初期費用
事務手数料3,300円
事務手数料3,300円
事務手数料3,300円
解約金
0円
24ヶ月以内の解約で10,780円
24ヶ月以内の解約で3,872円
特典
- 乗り換えでキャッシュバック
- auスマホ割プラン
- 30日間お試し
- 4ヶ月利用料金無料
- 動画配信サービス3ヶ月無料
- 申し込みでキャッシュバック
- 端末代金一括支払い割引
GMOとくとくBBとVision WiMAXからは、それぞれWiMAXのモバイルWiFiが出ています。WiMAXの端末なので容量、速度ともに快適に使用できることが大きな特徴です。中でもGMOとくとくBBは、月額料金も非常に安く特典も充実しているのでとても人気です。
THE WiFiから出ているモバイルWiFiは、大手通信会社3社の回線を利用できます。一番繋がりやすい回線を3キャリアの中から自動で接続するので、対応エリアが広いことが特徴です。容量も100GBあるので一人暮らしならば十分使えます。足りなくなった場合には追加で購入できることも嬉しいポイントです。
まとめ
一人暮らしの新生活では、家電製品や家具など様々なものを揃える必要があります。まずは生活に必要最低限の物だけ用意をして、少しずつ生活に合わせて増やしていくと快適な生活を送ることができます。必要な物の中には、冷蔵庫や洗濯機など大きなものから、トイレットペーパーやごみ袋など細かいけれど初日から無くてはならないものまであるので、リストを用意するなどして事前に準備しておくと良いでしょう。
また、忘れずに用意しなくてはならないものがインターネット環境です。スマホだけでは通信制限がかかってしまうこともあり、他の端末でもインターネットを使いたい場合には、自身に合ったネット回線を選んで用意する必要があります。単身者であれば工事が不要で月額料金も安いモバイルWiFiがおすすめです。当記事を参考に選んでみてください。
学生や社会人になり実家から離れて心機一転の一人暮らしをするという人は多いでしょう。自分だけのこだわり空間を作れたり、何にも縛られない自由な生活ができたりすることから、一人暮らしはとてもワクワクするものです。しかし、一人で新生活の準備をするには、準備のポイントやどのような物が必要なのかなどを知っておかないと、負担が大きくなってしまいます。
当記事では、一人暮らしの新生活に向けてどのように準備をすればよいのかまとめています。これから準備をする際にぜひ参考にしてみてください。
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
一人暮らしの新生活に向けて準備する際のポイント
新生活には用意する物や初期費用が多く、それぞれポイントを押さえておかないと後々の生活に影響が出てきてしまいます。一人暮らしの準備はイメージを膨らませることがとても楽しい時間ではありますが、全てを一気に用意しようとすると、大変な引越しになってしまうでしょう。ですので、以下のようなポイントを押さえて準備するようにしてみてください。
【一人暮らしの新生活に向けて準備する際のポイント】
- 予算を決めておく
家賃などによっても異なりますが、一人暮らしを始める際の初期費用の総額は50万円ほどかかると言われています。総額の中には、敷金や礼金など住宅の初期費用以外にも、引っ越し費用や必要な物の購入費用などがあります。その後の生活費用も考慮した上で、ある程度の予算を決めておいた方が良いでしょう。
- 引っ越し業者は相見積もりを取る
実家から大きな家具などを持っていく場合には引っ越し業者を頼むことがありますが、その際には一つの業者ですぐに決めるのではなく、必ず相見積もりを取るようにしましょう。相見積もりを取ることで、自身の条件に合ったタイプの一番安い業者を選ぶことができます。
- 一人暮らしの生活に必要なものだけ揃える
新しい家具や家電を購入する際、一気に色々な物を購入するのではなく、まずは生活に必要最低限な物だけを揃えるようにしましょう。引っ越し当日から1週間以内に使う物を優先的に用意し、他の物は引っ越しが落ち着いて必要になったタイミングで用意することで、初期費用を抑えながら、その後じっくりと選んで購入することができます。
- 荷物を入れる前に掃除をしておく
引っ越し当日にいきなり物を配置するのではなく、軽く掃除をしておくとその後の生活がより快適になります。新居といっても空室だった期間があるので、埃や湿気が溜まりがちです。また、掃除をしながら室内の傷や汚れなどを事前に確認することもできます。
どんなに家賃の低い家にしたとしても、初期費用はかなりの額がかかってしまいます。始めのうちに一気に用意するより、計画性をもって予算内に収める準備の仕方を行った方が、その後の生活が楽になったり、余裕ができた時により楽しめるようになったりします。慌てず、必要最低限の物を優先的に準備しましょう。
一人暮らしの新生活に必要なものとは
一人暮らしを始めるには、大型の家電や家具から、細かいキッチン用品や洗濯用品など、とても多くのものが必要になります。具体的には下記のようなものを揃えなければなりません。
【一人暮らしの新生活に必要なもの】
- 家電製品
- 家具
- 寝具
- キッチン用品
- バス・トイレ用品
- 掃除・洗濯用品
中には実家から持っていったり、人から譲り受けたりするパターンもありますが、新たに購入しなくてはならないものの方が多いでしょう。それぞれどのようなものが必要なのか詳しく紹介するので、用意しなくてはいけないものはチェックリストなどを作るようにしてください。
家電製品
一人暮らしの新生活に必要最低限な家電製品は以下の通りです。一人暮らしの物を揃える際に高額になってしまいがちなのがこの家電製品です。安さだけを考えて購入するとすぐに故障してしまったり、使いにくかったりと後々の生活で不便になってしまうので、質の良さも考慮して選びましょう。
- 冷蔵庫
一人暮らしであれば150リットル程の小さなサイズでも問題なく使えます。自炊の頻度によってもう少し大きなサイズにしたり、1ドアのさらに小さなサイズにしたりしても良いでしょう。
- 電子レンジ
よく自炊をする人や、お菓子作りなどもしたい人には、オーブン機能付きのタイプがおすすめです。温める機能だけで十分であれば費用を抑えることもできます。
- 炊飯器
一人暮らしであれば3合炊きのものでも十分使えます。自炊はあまりしない人もご飯だけは自宅で炊くようにした方が節約にもなるので、すぐに必要なくても後々購入しておくと良いでしょう。
- 洗濯機
一人暮らしであれば5キロ程のサイズでも十分使えます。洗濯機は設置場所が決まっていたり、サイズが合わなかったりすることもあるので、入居前に確認しておくと良いです。コインランドリーでは出費がかさみ、毎日洗濯物は出てくるので早めに用意する方が良いでしょう。
- エアコン
物件によっては部屋に元々取り付けられていることも多いです。春や秋の時期の引っ越しならすぐに用意をしなくても問題ありませんが、夏や冬の時期の場合には早めに用意した方が良いでしょう。エアコンは部屋全体の温度調節に最適ですが、扇風機やサーキュレーター、ホットカーペット、電気ストーブなどでも代用が可能です。
- 照明器具
物件によっては照明器具を自分で準備しないといけないところもあります。その場合には引っ越し初日に必ず用意しているようにしましょう。風呂場、キッチンなど、部屋によってサイズなども異なるので入居前に確認が必要です。LED照明なら、その後の生活費節約にもつながるのでおすすめです。
家具
一人暮らしの新生活に必要な家具は以下の通りです。家電同様に実家から持ってくる場合もありますが、自分の理想の部屋を作りたい人にとっては、この家具選びが一番重要で楽しい時間にもなるでしょう。まずは必要最低限のものや、必ず配置したいものを用意するようにしてから、部屋の広さなどを考慮しながら揃えていくようにしてみてください。
- カーテン
遮熱や保温のためだけでなく、防犯の面でも重要なカーテンは引っ越し初日には必ずつけておくようにしましょう。事前にサイズを測っておき用意しておくとスムーズです。ほとんどの場合は厚手のカーテンとレースのカーテンを付けられるようになっているので活用しましょう。
- テーブル
一人暮らしであれば小さめのものでも一つ用意しておくと良いでしょう。食事の他にも仕事や勉強なども捗るので、すぐに用意はしなくてもゆくゆくはあると便利です。ライフスタイルによって椅子に座るタイプのダイニングテーブルか、床に座るタイプのローテーブルかを選んでみてください。
寝具
一人暮らしの新生活に必要な寝具は以下の通りです。必要最低限の寝具一式はすぐに揃えるようにしましょう。セットで売っている店も多くあります。ベッドは部屋の広さによっては圧迫感が出てしまうので、広さや雰囲気などに合わせて決めてみてください。
- 敷布団
- 掛布団
- 枕
- シーツ
生活に余裕が出てきたら、来客用の布団セットも一つあると親や友人が来た時に使えるので便利です。
キッチン用品
一人暮らしの新生活に必要なキッチン用品は以下の通りです。キッチン用品は自炊の頻度によってどれくらい揃えればよいのかが変わってきます。
- 食器類
コップや皿、箸など最低限のものは自炊をしない場合でもあった方が良いでしょう。始めのうちは紙製品やプラスチック製品で代用し、しまう場所などがしっかりと確保できてから少しずつ買い足していくことも可能です。使いやすい大きさの食器がセットで売られていることも多いです。
- 食器用洗剤・スポンジ
紙製品などを使用しているうちは必要ありませんが、食器洗いをする差には必要不可欠なので揃えるようにしましょう。
- フライパン・鍋
自炊をしない場合でも簡単な調理をしたり、食品を温めたりするために、フライパンや鍋は最低限揃えておくと良いでしょう。電子レンジやお湯を沸かすためのケトルなどがあれば、自炊をしない期間が少しあっても代用できます。
- 包丁・まな板
自炊をしない場合でも包丁やまな板は揃えてある方が便利です。引っ越しが終わり少し落ち着いてきたら揃えるようにしても良いでしょう。
引っ越しが落ち着くまでは外食や持ち帰りで済ませば、すぐに用意しなくても良いものもありますが、なるべく早く用意した方が良いでしょう。自炊を多くする人は、最低限必要なものを準備してから、少しずつ使う用品を揃えていくようにします。
自炊をほとんどしない人でも、上記の物は最低限揃えておいた方が便利です。自炊をせずに外食や持ち帰りばかりで済ましてしまうと、栄養バランスの偏りや生活費が膨らんでしまうデメリットがあります。最低限のキッチン用品があれば簡単な調理をしたり、料理を温めることに使ったりできるので、ゆくゆくは揃えるようにしましょう。
バス・トイレ用品
一人暮らしの新生活に必要なバス・トイレ用品は以下の通りです。細かいものが多いですが、初日からないと困るものばかりなので、事前に用意しておく必要があります。収納するための入れ物やストックなどは、引っ越しが落ち着いてから少しずつ揃えていっても困りません。
- トイレットペーパー
見落としがちですが、引っ越し当日から必ず使用するので忘れないようにしましょう。
- 歯ブラシ・歯磨き粉
引っ越し当日から必ず使用します。忘れずに要しましょう。
- シャンプー・石鹸など
シャンプーやコンディショナー、ボディーソープ、洗顔フォームなども引っ越し当日から使います。また、引っ越し作業では手が汚れることも多いのでハンドソープなども用意しておくと良いでしょう。男性の場合は、髭剃りなども当日から用意しておく必要があります。
- タオル
バスタオルやハンドタオルなどは必要最低限揃えておきます。バスマットなども忘れないようにしましょう。数枚ずつあると生活に困りません。
- シャワーカーテン
ユニットバスの自宅の場合は引っ越し当日から必要になります。サイズなどは事前に確認しておきましょう。
掃除・洗濯用品
一人暮らしの新生活に必要な掃除・洗濯用品は以下の通りです。掃除や洗濯に必要なものも細かい物が多く、必要最低限の物だけ揃えて、徐々に増やしていくと良いです。最近では、便利な掃除・洗濯グッズが100円ショップなどでも多く売られているので、引っ越しが落ち着いてきたら自分に合ったグッズを買い足していくと快適な生活が送れます。
- 掃除機
一人暮らしであれば、コンパクトに置けるスティック掃除機でも十分使えます。始めのうちはフローリングシートなどで代用して、落ち着いてきたら掃除機を購入しても困らないでしょう。
- ごみ袋
引っ越し当日からごみは多く出るのでごみ袋は必ず用意しておきましょう。自治体によってごみ袋が指定されている場合もあるので、事前に確認が必要です。
- 雑巾
引っ越し当日に用意してあると便利です。引っ越し作業では床や家具を拭くこともあり、当日以降も家に数枚あれば、何かこぼしたり、床を濡らしたりした場合などに困りません。
- 衣類用洗剤
洗濯機と同じタイミングで用意するようにします。柔軟剤なども必要に応じて用意しましょう。
- 物干し竿・洗濯ハンガー・洗濯バサミなど
洗濯を自宅で行う時期から必要になります。物干し竿はサイズの確認が必要になります。
一人暮らしの新生活にはWiFiも必要!
一人暮らしの新生活に必要なものはたくさんありますが、忘れてはならないものがインターネット環境です。テレワークやオンライン授業、動画配信サービスでの視聴、オンラインゲームなど、スマホやパソコンなどの機器をネットに繋ぐ時間は一人暮らしでも多くあります。一人暮らしの自宅でインターネットを使う方法は以下の通りです。
- 固定回線・光回線
- モバイル回線(モバイルWiFiルーター・ホームルーター)
- デザリング
それぞれに特徴や違いがあり、自身に合った方法を選ぶことが重要になります。違いや選び方を以下で詳しく解説します。
単身者におすすめのインターネット回線を比較
一人暮らしの単身者におすすめの4種類のインターネット回線の特徴をそれぞれ比較して表にまとめました。
固定回線 |
ホームルーター |
モバイルWiFi |
デザリング |
|
利用回線 |
光回線 CATV回線 ADSL回線 |
モバイル回線 |
モバイル回線 |
携帯電話回線 |
通信速度 |
〇 |
〇 |
△ |
△ |
データ容量 |
〇 |
〇 |
△ |
△ |
持ち運び |
✕ |
✕ |
〇 |
〇 |
開通工事 |
必要 |
不要 |
不要 |
不要 |
開通までにかかる時間 |
1~2カ月 |
不要 |
不要 |
不要 |
契約期間 |
2~3年が多い |
2年が多い |
2年が多い |
期間無しが多い |
月額料金 |
4,500~5,500円 |
4,000~5,000円 |
3,000~4,000円 |
300~500円 |
端末代 |
20,000~40,000円 |
20,000~40,000円 |
10,000~30,000円 |
なし |
初期費用 |
20,000~40,000円 |
3,000~5,000円 |
3,000~5,000円 |
なし |
解約金 |
違約金15,000円程ほど 工事費や端末の残債 |
解約違約金は0円 端末残債のみが多い |
解約違約金は0円 端末残債のみが多い |
なしが多い |
特典 |
キャッシュバック、端末代・工事費実質無料など |
キャッシュバック、端末代実質無料など |
キャッシュバック、端末代実質無料など |
なし |
インターネット回線は値段の安さだけで決めることのないよう注意しなくてはいけません。高速で安定した固定回線、コンセントに繋ぐだけですぐに使えるホームルーター、持ち運びにも便利なモバイルWiFi、手持ちのスマホから簡単に繋げられるデザリング、それぞれの特徴を押さえて、自身の使い方に合わせて選んでみてください。
単身者のインターネット回線の選び方
固定回線、ホームルーター、モバイルWiFi、デザリング、4種類のインターネット回線から、一人暮らしの単身者はどの回線を選ぶべきなのかは、以下のようなポイントを確認すると自身に合ったものを選べます。
- 固定回線の工事の可否
- 生活に必要な通信量
- 持ち運びの可否
固定回線には開通工事が必要ですが、アパートやマンションによってはこの工事ができないところもあります。最近ではすでに固定回線の設備が整っている物件も増えていますが、まずは事前に確認が必要です。また、次の引っ越しの予定がすでに決まっている人は、工事が何度も入ってしまうため固定回線はおすすめしません。
次に確認することは、自身の生活にはどのくらいの通信量や通信速度が必要なのかということです。テレワークやオンライン授業、オンラインゲーム、長時間の動画視聴など、インターネットをたくさん使用し快適に使用したい人は、固定回線やホームルーターが向いています。短時間の動画視聴やサイト閲覧など、使用量が少ない人は、モバイルWiFiやデザリングで十分です。
更に、ネットを使用する場所も選び方のポイントになってきます。固定回線やホームルーターは自宅でしか使用できません。自宅以外でも学校や会社、出先など、使用場所を選ばないのはモバイルWiFiやデザリングです。
一人暮らしでのネットの使用量などにもよりますが、単身者であればホームルーターやモバイルWiFiでも問題なくネットを楽しむことができます。特に自宅以外でも気軽に使えるモバイルWiFiは、月額料金なども他の回線に比べると安く使い勝手も良いのでおすすめです。
一人暮らしの新生活におすすめのモバイルWiFi3選
一人暮らしの新生活におすすめのインターネット回線は、工事不要で持ち運びもできるモバイルWiFiです。モバイルWiFiは同じ端末でもプロバイダによって料金設定や特典が異なってきます。下記ではおすすめのモバイルWiFiを3つ選んで比較してみました。
プロバイダ名 |
|||
端末名 |
Speed Wi-Fi5G X11 |
NA01 |
Galaxy 5G Mobile WiFi |
月額料金 |
|
THE WiFi 100GBプラン
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ギガ放題2年プラン
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データ容量 |
無制限 |
100GB |
無制限 |
通信速度 |
受信最大2.7Gbps |
受信最大150Mbps |
受信最大2.2Gbps |
利用回線 |
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端末代 |
21,780円 |
レンタル550円 (サービス利用期間中は実質無料) |
21,780円 |
契約期間 |
なし |
なし |
2年 |
初期費用 |
事務手数料3,300円 |
事務手数料3,300円 |
事務手数料3,300円 |
解約金 |
0円 |
24ヶ月以内の解約で10,780円 |
24ヶ月以内の解約で3,872円 |
特典 |
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GMOとくとくBBとVision WiMAXからは、それぞれWiMAXのモバイルWiFiが出ています。WiMAXの端末なので容量、速度ともに快適に使用できることが大きな特徴です。中でもGMOとくとくBBは、月額料金も非常に安く特典も充実しているのでとても人気です。
THE WiFiから出ているモバイルWiFiは、大手通信会社3社の回線を利用できます。一番繋がりやすい回線を3キャリアの中から自動で接続するので、対応エリアが広いことが特徴です。容量も100GBあるので一人暮らしならば十分使えます。足りなくなった場合には追加で購入できることも嬉しいポイントです。
まとめ
一人暮らしの新生活では、家電製品や家具など様々なものを揃える必要があります。まずは生活に必要最低限の物だけ用意をして、少しずつ生活に合わせて増やしていくと快適な生活を送ることができます。必要な物の中には、冷蔵庫や洗濯機など大きなものから、トイレットペーパーやごみ袋など細かいけれど初日から無くてはならないものまであるので、リストを用意するなどして事前に準備しておくと良いでしょう。
また、忘れずに用意しなくてはならないものがインターネット環境です。スマホだけでは通信制限がかかってしまうこともあり、他の端末でもインターネットを使いたい場合には、自身に合ったネット回線を選んで用意する必要があります。単身者であれば工事が不要で月額料金も安いモバイルWiFiがおすすめです。当記事を参考に選んでみてください。