ポケットWiFiはレンタルが便利!口座振替で料金の支払いはできる?
ポケットWiFiは、レンタル会社によってさまざまなプランがあり、自分の都合に合わせて1日だけのレンタルをすることも可能です。目的に合わせてレンタルできるため、便利に利用できます。ただし、実際にレンタルする際に気になるのが支払い方法でしょう。ポケットWiFiのレンタル料金は、どのような方法で支払うことができるのでしょうか。この記事では、レンタル料金の支払い方法やレンタルするメリットなどについて紹介します。
1.ポケットWiFiをレンタルするメリット
外出先でパソコンやタブレットなどを使用する人にとって必須のアイテムが、場所を選ばず便利に使えるポケットWiFiです。ここでは、ポケットWiFiをレンタルする主なメリットについて2つ紹介します。
1-1.契約期間の縛りがない
ポケットWiFiのレンタルは、旅行などの一時的な利用の場合のみ便利なものというイメージを持っている人も少なくありません。しかし、実際には、長期で利用する場合にもメリットのあるサービスです。ポケットWiFiのレンタルが長期でもメリットがあるとされる理由は、利用する期間を自分の都合に合わせて選びやすい点にあります。契約と違って、レンタルだと契約期間に縛りがないからです。一般的に、ポケットWiFiを契約する場合、定められている契約期間は2~3年であることが通常です。しかし、実際に利用する人は、1年だけ利用したい人もいれば、5年利用したい人もいます。
実際の利用と合っていない期間で契約すると、途中で解約しなければいけなくなってしまったり、契約期間が終了するタイミングまで不要な利用料を払い続けなければいけなくなったりなど不便です。「ポケットWiFiの必要がなくなる」「ほかの機種に乗り換えたくなった」といった場合、契約期間終了のタイミングを見計らわなければいけなくなります。少ないながらも、なかには契約期間の縛りがないというプランもあります。しかし、そのようなプランだと、もともと定められている月額料金が割高である場合も少なくありません。
また、2万円ほどの本体価格を一括で支払う必要があるなど、結局コストがかかってしまうケースは多いのです。一方、レンタルなら契約期間の縛りがないので不要なコスト負担などの心配もなく、自分が使いたい分だけ使うことができます。
1-2.解約違約金がかからない
契約期間に縛りがなく、自分の好きな期間だけポケットWiFiをレンタルできるため、契約期間の途中で解約することができます。ポケットWiFiのプロバイダ契約は、2~3年の契約期間が定められているプランが多い傾向です。契約期間が定められている場合、ポケットWiFiを途中で解約すると、多くは違約金が発生してしまいます。また、「お得にポケットWiFiを手に入れたい」という人のなかには、キャンペーンを利用して購入する人もいるかもしれません。しかし、キャンペーンで購入した場合には、解約時にキャンペーン割引されていた端末の未払い代金に対する支払いが発生することもあるため、注意が必要です。
一方、自分の好きな期間だけ利用できるレンタルWiFiは、契約期間の途中に解約しても解約違約金はかかりません。そのため、ポケットWiFiを短期で利用したい人にとってもレンタルはメリットのあるサービスといえるでしょう。たとえば、一時的にネット環境が必要となったり、速度や使い勝手を試してみたかったりする場合には、解約違約金を心配する必要がないため、非常に便利に使えます。
2.口座振替のあるWiFiレンタルはある?
WiFiをプロバイダ契約すると、支払い方法として口座振替を選べることが多くなっています。しかし、レンタルする場合はどうでしょう。ここでは、WiFiをレンタルする場合でも、料金の支払い方法として口座振替を選ぶことができるのかについて解説します。
2-1.ほとんどのWiFiレンタルはクレジットカードのみ
WiFiレンタル会社の実際の支払い方法の状況を見てみると、日本国内の主な会社9社のうち、口座振替を選ぶことができるのは1社だけです。9社中8社のWiFiレンタル会社は、支払い方法をクレジットカードのみとしています。この口座振替対応している唯一の1社は、クレジットカードと口座振替の方法どちらからでも支払い方法を選ぶことが可能です。ただし、現状では口座振替に対応していても他社の状況を見ると、将来的にクレジットカード払いのみに切り替える可能性はあります。なぜなら、口座振替は手間やコストを考えるとクレジットカード決済に比べて、業者側にメリットが少ない方法だからです。
2-2.WiFiレンタルに口座振替が少ない理由
国内のWiFiレンタル会社を見ると、ほとんどが支払い方法をクレジットカードのみとしています。その理由は、WiFiレンタル会社がクレジットカードを所有できる人かどうかで利用者の支払い能力を判断しているためです。口座振替で使用する金融機関の口座は、決められた手続きさえ行えば基本的には誰でも持つことができます。しかし、クレジットカードは作る際に一定の審査があり、この審査を通った人しか持つことができません。審査では、年収や家族構成などさまざまな要因から、借りたお金をきちんと返済できる人であるかどうかを調査します。
調査の結果、返済能力があると判断された人だけがクレジットカードを持つことができるのです。そのため、クレジットカード払いが可能な人はレンタル料金もきちんと支払ってもらえる人という一つの判断材料にすることができます。さらに、クレジットカード払いなら、利用者がたとえ滞納したとしてもリスクを抑えられる点が、レンタル会社にとってはメリットです。WiFiのレンタルにかかる料金は、あくまでもクレジットカード会社から支払われるため、レンタル会社が代金を回収できないということは通常ありません。
利用者が滞納した場合でも、回収できなくなるのはクレジットカード会社だからです。一方、口座振替を利用していて代金の引き落としができなかった場合、利用者から債権を回収するのはレンタル会社となります。特に、短期間の利用者が多いWiFiレンタルの場合、このようなリスクや手続きをする手間を考慮すると、双方にとって口座振替はメリットとなりにくい方法となっているのです。
2-3.口座振替のWiFiレンタルはデメリットもある
口座振替を利用してWiFiレンタルした場合、主に3つのデメリットがあります。1つ目は、実際にレンタルするまでに手間や時間がかかってしまうことです。口座振替の申し込みをネットで完結できる場合は別ですが、書類を郵送する場合には、記載する手間と郵送や手続きにかかる時間を要します。記載した書類に不備などがあれば、再度送り返すなどしなければならず、さらに手間や時間がかかってしまうことでしょう。2つ目は、日割りでレンタルをする場合に対応してもらえない可能性が高いことです。日割りで対応してもらえないときには、支払い方法やレンタルの契約方法を月額単位に変更しなければいけなくなります。
3つ目は、審査が必要なケースもあり、場合によっては借りるまでに時間がかかってしまう可能性がある点です。口座振替でも、「過去に電話料金の滞納などがなかったか」といった審査が行われるときがあります。
3.ポケットWiFiをレンタルする際の流れ
ポケットWiFiをレンタルするときには、手続きが必要です。ここでは、実際にレンタルする際の手続きの流れについて紹介します。
3-1.利用できるサービスや料金の確認と申し込み
レンタルする場合、最初に行うことは借りようと思っているポケットWiFiの詳細を確認することです。レンタル会社のサイトで利用できるサービスや機種、料金などをチェックし、自分が希望する条件と合っているかを確認します。また、返却可能なタイミングを把握しておくために、あわせて「最短で何日分からレンタルできるか」についても調べておくと安心です。加えて、レンタルの申し込みをする際には、登録の際に必要となる情報などがレンタル会社によって異なっているケースもあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
一般的には、氏名や連絡先となるメールアドレス、具体的な利用予定日などの情報を求められます。また、多くの場合は支払い方法がクレジットカードだけの対応としているため、申し込みの際に、ほとんどのところでクレジットカード情報が必要です。
3-2.レンタルして利用する
ポケットWiFiの申し込みの手続きが終了すると、本体などを受け取ることになります。しかし、受取方法はレンタル会社ごとに異なっているため確認が必要です。多くの会社では、複数の受取方法が用意されていて、希望に合わせて選べるようになっています。選択肢として用意されているのは、たとえば申込時に指定した届け先に配送してもらったり、コンビニや空港など指定の場所で受け取ったりする方法などです。レンタルする際には、念のため「希望する日にきちんと利用を開始できるか」について確認しておくようにしましょう。
ポケットWiFiが手元に届いたら、起動の準備です。まず、電源を入れて添付されたパスワードをデバイスに入力するなどの設定を行いましょう。
3-3.ポケットWiFiを返却する
ポケットWiFiは、返却時も受取時と同じくレンタル会社によって方法が異なっています。そのため、自分が利用するレンタル会社の返却方法を確認しておかなければいけません。返却方法として用意されている選択肢には、空港やコンビニを利用する方法もあります。しかし、一般的には郵送によって返すケースが多くなっています。郵送での返却だと、レターパックや送り状などを使いますが、これらは受取時に同封されていることが通常です。受取時に同封されているものは、返却時まで紛失しないように大事に保管しておくことが大切となります。
また、原則返却のためにかかった発送期間は、レンタル期間に含まれていません。そのため、当日中に発送手続きを済ませておけば、追加料金が発生することもないのです。
4.ポケットWiFiをレンタルする際の注意点
ポケットWiFiのレンタルにはいくつかの注意点があります。ここでは、トラブルなく利用できるようにするため、特に気を付けておきたい3つのポイントについて紹介します。
4-1.1年以上の利用はレンタル会社のプランを確認する
旅行期間のみの利用など、短期でポケットWiFiをレンタルする場合は、あまり細かくプランを確認する必要ありません。しかし、1年以上利用する予定の場合は、レンタル会社のプランをしっかりと確認しておくことが必須です。なぜなら、レンタル会社のプランによっては、通常のプロバイダ契約をしたほうが、1年以上の長期間レンタルをするよりもお得になる場合があるからです。料金を抑えるためにWiFiをレンタルするのであれば、「通常のプロバイダ契約とどちらが安くなるか」をきちんと比較・検討してから決めたほうがよいでしょう。ただし、通常のプロバイダ契約のほうが安い場合でも、前述した通り違約金によっては高く付く場合もあります。
違約金の縛りがあるケースだと、プランの料金だけで単純に比較しても、どちらが安いか正しく判断できないこともあるため要注意です。損をしないようにするためにも、忘れずに違約金についても確認し、総合的に料金の比較をして利用手段を選ぶようにしましょう。
4-2.返却の遅れや紛失に注意する
レンタルポケットWiFiには、契約期間の縛りはありませんがレンタル期日はあります。そのため、必ず約束した期日を守って返却しなければいけません。多くの場合、返却期日を過ぎてしまうと違約金が発生します。違約金の額は、レンタル会社によって異なっていますが、目安としては1日あたり2000円程度です。返却日を忘れてしまい、数日から数週間ほど返し忘れると、違約金が万単位でかかる可能性もあるため、十分に気を付けましょう。また、どのような理由であっても返却が遅れてしまう場合には、事前にレンタル会社に連絡することが必須です。
ただし、「WiFiレンタルどっとこむ」のレンタルポケットWiFiの場合は、延滞金や返却期日を過ぎたことによる違約金は発生しません。自動延長システムを導入していますので、予定していた返却日よりも長く借りたくなった場合でも連絡は不要で、申し込んだときの料金プランのまま延長して利用することが出来ます。入院や引越しによるポケットWifiのレンタルの場合には、利用終了日が特に決まっていないケースもありますので、自動延長システムは便利ですね。
さらに、紛失や破損をしてしまった場合にも弁償金を請求されることがほとんどです。そのため、レンタル中は借りているものということを常に意識し、借りたときと同じ状態で返却できるように、しっかりと管理しておくことが必要となります。
任意の補償サービスを用意しているレンタル会社もありますので、弁償金の金額や補償サービスの有無を事前にしっかりと確認して契約しましょう。
4-3.借りられる端末の種類を確認する
主要なレンタル会社でも、常に全機種をそろえているわけではありません。レンタル会社によっては、レンタルできる端末が限られる場合もあります。そのため、使いたい機種が限定している場合には、事前に確認しておくと安心です。多くの場合、借りられる端末の種類については、レンタル会社のホームページなどで確認できるようになっています。レンタル会社で取り扱っている端末は、通常であればどれも問題なく利用できる種類であるため、こだわりが特にない限り、安心して利用することが可能です。
口座振替に対応していなくてもWiFiはレンタルが便利!
ポケットWiFiは、レンタルであってもクレジットカード払いが一般的です。口座振替を希望している人にとっては、レンタルだと対応している会社が少ないため残念に思う人もいるでしょう。しかし、支払い方法が限定されていることを考慮しても自分の目的や用途に合わせて利用できるポケットWiFiのレンタルは便利です。ポケットWiFiを使いたいなら、気軽に利用できる「WiFiレンタルどっとこむ」を試してみてはいかがでしょうか。