wifiレンタルを利用するときにモバイルバッテリーは必要?理由は?
wifiをレンタルするときに、付属品をどうしたらよいか悩む人もいるでしょう。付属品のなかでもモバイルバッテリーは、外出先で非常に役立つので出張や旅行などさまざまなシーンで役立ちます。しかし、wifiレンタルでモバイルバッテリーは本当に必要なのでしょうか。そこで、この記事ではwifiレンタルのモバイルバッテリーが必要な理由や扱ううえでの注意点、料金例などについて紹介します。
1.そもそもモバイルバッテリーとは何か?
モバイルバッテリーとは、スマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーターなどを充電する予備電源です。その名の通り、携帯性に優れていることからコンセントがなくても使えるので、外出時でも使用できるのが特徴だといえます。そのため、災害時において非常に役立ち、停電などで電気が使用できない状態になってもスマートフォンなどの予備電源として活用可能です。モバイルバッテリーは、昔から災害用として一定のニーズがありましたが、スマホアプリゲームの登場でさらに人気に火がついています。たとえば、「ポケモンGO」のような屋外で楽しむゲームを長時間プレイするためには、外でスマホを充電する必要があります。
一部のホテルや携帯ショップでは、充電スポットを用意してあるケースもありますが、それほど多くの場所にはありません。長時間屋外でスマホゲームを楽しむためにも、手軽に充電できる機器としてモバイルバッテリーの需要は高まっているのです。ただし、モバイルバッテリーといえども、一度に充電できる量には限りがあります。特に、複数の端末を接続して使う場合は、電池の消耗が早くなるので気を付けながら利用しなければいけません。
2.wifiレンタルでモバイルバッテリーはどれくらいもつ?
wifiレンタルのモバイルバッテリーを利用しようと検討している人にとって、「どれぐらいの間使えるのか」は大きな疑問の一つでしょう。結論からいうと、メーカーが発表している100%の充電をしたwifiが0%になるまでの連続通信時間は、10時間程度が多い傾向です。ただし、すべてのモバイルバッテリーが10時間利用できるわけではありません。それぞれのメーカーの機種によって異なるうえ、実際にはメーカーの発表の時間よりも通信時間は短くなりがちです。
なぜなら、メーカーの公表している通信時間はあくまでも「最大値」だからです。バッテリーは「容量の大きいデータをダウンロードする」「電波環境が悪い」といった条件化では、消耗が早くなります。そのため、基本的には、メーカーが公表している最大の通信時間を達成した環境よりも利用環境は悪いケースが多いので、通信時間は短くなると考えておきましょう。一般的な目安としては、4~7時間程度が連続して通信できる時間だといえます。
3.wifiレンタルでモバイルバッテリーは必要?
モバイルバッテリーの需要が高まっている理由や、バッテリーの持ち時間については理解できたのではないでしょうか。そこで、今度はwifiレンタルを利用するときに、モバイルバッテリーがあったほうがよい理由について紹介します。
3-1.充電持ち
レンタルしたwifiは、屋内外を問わずに利用できます。電波の届くエリアであれば、いつでもどこでもネットワークにアクセスできるのが魅力です。また、コンセントにつないでおけば自動的に充電してくれるので、特に屋内で使用するときは充電を気にすることなく利用できるでしょう。ただし、移動中や屋外での使用についてはその限りではありません。コンセントからの電気を利用できなくなるので、モバイルルーターに残されている電力を利用することになります。充電が切れてしまうとネットワークにアクセスできなくなるので、移動中でも使えるように常に充電された状態で持ち運ぶ人も多いでしょう。
ただし、連続持続時間はメーカーが基準としている時間より実際は短くなりがちであることを忘れてはいけません。予想より早く使えなくなる可能性があることを頭に入れて使用することが重要です。特に、海外wifiレンタルのメーカー基準は日本国内よりも短い傾向にあり、なかには3~5時間程度というものもあります。複数端末で使用すると、さらに通信持続時間は短くなるので、wifiレンタルの充電持ちに不安がある場合はモバイルバッテリーを利用したほうがよいでしょう。
3-2.ほかのデバイスにも使える
モバイルバッテリーは、「USBケーブルを使用すれば、wifi以外のいろいろな端末の充電に利用できること」も特徴です。たとえば、出先で風景を写真に撮っておきたいときに、スマホが電池切れになってしまうケースが挙げられます。モバイルバッテリーがあれば、その場ですぐに充電できるので、旅行で見た景色を写真に撮って思い出としてしっかり残すことが可能です。
また、出張などでタブレットやパソコンを必要とする場合もあるでしょう。出張先との商談中に必要な資料を表示するための、タブレットやパソコンの充電が切れてしまっては最悪です。出張先で電源を借りられるケースもあるでしょうが、格好のよいものではありません。最悪の場合、相手の心証を害してしまい、商談がうまくいかなくなってしまうでしょう。そうしたときにも、モバイルバッテリーは有効です。タブレットや省電力型のパソコンであれば、充電に対応していることも多いので、ビジネスシーンの急なトラブルにも心強い味方になります。
3-3.便利な機能もある
機種によって異なりますが、モバイルバッテリーは充電以外にさまざまな機能が付属しているものもあります。たとえば、「ランプが点灯するモバイルバッテリー」です。外出中に急な停電が発生したときに非常に役立ちます。自宅であれば、非常用の懐中電灯の位置をある程度把握している人は多いでしょう。しかし、旅行や出張先で急に停電になった場合、どこに懐中電灯などの非常灯があるのかわからないケースが考えられます。そのようなときにランプが点灯するモバイルバッテリーがあると助かるでしょう。また、停電などの非常事態でなくても、夜間に手元にちょっとした明かりが欲しいときにも使えるので便利です。
旅行や出張で懐中電灯を持参すると荷物が増えてしまいますが、軽量のモバイルバッテリーであれば、かさばらなくて持ち運びしやすい点も魅力です。意外と役立つケースは多いので、安心材料の一つとして万が一のときでも対応できるタイプのモバイルバッテリーを持っておくとよいでしょう。
3-4.急速充電ができる
モバイルバッテリーは、場所を選ばずに充電できる点もメリットです。モバイルバッテリーは、外出先でUSBに対応しているさまざまな端末に電気を供給できます。ただし、充電に時間がかかってしまうと、使い勝手が悪くなってしまいます。そこで、それぞれのメーカーが充電時間の短縮に取り組んだ結果、急速充電に対応した機種が増えてきているのです。急速充電に対応した機種であれば、短時間で充電できるので効率的に使えます。
モバイルバッテリーの充電スピードを表す目安になるのは、アンペア数です。アンペア数は、電気が流れる量を表す数値であり、値が高ければ高いほど一度に流れる電流が多いことを示しています。つまり、基本的にはアンペア数が高い機種ほど早く充電できるということです。また、モバイルバッテリーの容量によって、充電できる電力量も変わってきます。そのため、容量も大きい機種を選んだほうが基本的には無難です。モバイルバッテリーの容量の目安は、旅行などの外泊を伴う場合には2万mAh程度の大容量のものを選ぶとよいでしょう。万が一のことを考えて、ソーラー充電機能がついているものを選ぶとさらによいです。
4.wifiレンタルでもモバイルバッテリーの扱い方に注意しよう!
携帯に便利なモバイルバッテリーですが、注意点もあります。そこで、旅行中などにおけるモバイルバッテリーの取り扱い上の注意点について紹介します。
4-1.過充電しない
モバイルバッテリーの取り扱い上の注意点は、「過充電しないこと」です。過充電とは、充電をしすぎることを意味します。モバイルバッテリーを過充電するといけない理由は、バッテリーに使われているリチウム電池は回数を重ねるごとに劣化していくからです。劣化すると充電できる容量が減っていくので、満充電したモバイルバッテリーで充電しても満足に電力が回復しないことがあります。過充電は、充電が終わったにもかかわらず、そのまま充電をし続けることで発生します。充電をし続けると電池に負荷がかかってバッテリーが劣化するので、充電時間には気を付けましょう。
ただし、反対に電池残量がゼロになったにもかかわらず充電せずに放っておくのも、バッテリーにとってよいことではありません。電池残量がない状態で充電しない状態は「過放電」と呼ばれ、過充電と同様に電池の劣化につながるリスクがあります。つまり、大切なことは電池残量がゼロになる前に充電を始めて充電が完了したら、すぐにケーブルを抜くことです。過放電と過充電のどちらにもならないように使うことで、バッテリーが長持ちします。
4-2.リチウム電池の注意点
モバイルバッテリーに使われているのは、リチウム電池です。リチウム電池に蓄えた電力を使って、さまざまな機器に充電ができるようになっています。リチウム電池は、容量が大きく繰り返し充電できるという特性があるので、ほとんどのモバイルバッテリーに採用されています。しかし、リチウム電池による発火事件がニュースで報道されるようになっているのも事実です。
発火事件の原因はさまざまですが、「基本的にリチウム電池は熱や衝撃に弱いという性質を持っている」ということは認識しておいたほうがよいでしょう。熱がモバイルバッテリー内部にこもることで異常発熱を引き起こしたり、落下した衝撃で発熱したりするケースがあります。モバイルバッテリーは、便利な分だけ「繊細な精密機器」であることを理解して使用することが重要です。必需品ともいえるモバイルバッテリーは、扱い方にさえ注意すれば事故は起こりにくいはずなので気を付けましょう。
4-3.扱い方
モバイルバッテリーは、熱や衝撃に弱いため、取り扱いには注意しなければいけません。具体的には、「夏の車内などの高温になる場所に置かない」「モバイルバッテリーを落とす」などが挙げられます。夏の車内は、非常に高温になるケースがあり、モバイルバッテリーを放置していると異常発熱する可能性があります。特に、ダッシュボードの上などの日がよく当たる場所は車内でも高い温度になるケースが多いので気を付けましょう。そのため、基本的には高温の場所に放置しないことが重要です。
また、モバイルバッテリーは衝撃にも弱いので、落とさないで使うように心がけることも大切です。携帯性が高い機種もたくさんでてきていますが、歩きながら使用すると落としてしまうリスクは高まります。手が滑っても落とさないような落ち着いた場所で使用するとよいです。そのほかにも、モバイルバッテリーを使うときは、「できるだけ圧力のかからない場所で持ち運ぶこと」も重要だといえます。なぜなら、モバイルバッテリーは衝撃に弱いので力が加わると破損してしまう可能性が高いからです。薄型のモバイルバッテリーだとズボンのポケットに入るものもありますが、そのまま座ってしまうと壊れてしまう恐れがあるため避けましょう。
いずれにしても、モバイルバッテリーを使用するうえでは、過度な力や高温になることを避けることが重要です。適切に使用するためにも扱い方には注意しましょう。
4-4.wifiレンタルのモバイルバッテリーの必要性
モバイルバッテリーは、あると便利ですが必ずないといけないものでもありません。ただし、外出時に長時間利用する場合には持っていたほうがよいでしょう。特に、ビジネスシーンでの利用を前提にしている場合は、充電が切れてしまうと大きなミスにつながってしまう可能性も考えられますので、前向きに検討したほうがよいです。ただし、自分のモバイルバッテリーを持っている場合には、無理にレンタルする必要はありません。オプションを付けずに、自分のものを使うのも一つの方法です。
手持ちのモバイルバッテリーにUSB出力ポートがあれば、レンタルに付いているUSBケーブルを利用して接続できます。USBケーブルの予備がない人でも安心して手持ちのモバイルバッテリーを利用できるでしょう。モバイルバッテリーがなくてもコンセントがあればwifiの充電はできますが、移動中などのときは近くに利用できるコンセントが見つからない場合も考えられます。モバイルバッテリーがあれば、さまざまな状況に対応できるので、移動中に必要な場合は特におすすめです。
5.・「WiFiレンタルどっとこむ」ではバッテリー無料キャンペーンも
WiFiレンタルどっとこむでは、モバイルバッテリーレンタルの無料キャンペーンを行う時があります。WiFiレンタルどっとこむのモバイルバッテリーのサイズはコンパクトなので、外出時に持ち歩くことも可能です。旅行などの出先では、予定外に通信量が増えてしまって、バッテリー切れになってしまうことも考えられます。そうしたときに、充電できないとネットワークにアクセスできなくて困ってしまうでしょう。慣れない場所では、充電する場所を探すのも一苦労です。しかし、モバイルバッテリーがあれば、充電する場所を探す必要もなく、どこでも手軽に充電できます。さらに、USBケーブルを使えばスマホやパソコンの充電にも利用できる優れものです。
無料キャンペーンを利用すればお得に使える点も考慮すると、せっかくWiFiレンタルどっとこむと契約するなら、モバイルバッテリーオプションを有効活用するのもおすすめです。
ただし、先にも少し振れたようにリチウム電池は衝撃や圧迫などで発火しやすい特徴があるため、ポスト投函による返却ができませんので、ポスト投函を希望していてモバイルバッテリーを利用したい人は、自分でモバイルバッテリーを用意する必要があります。
ポスト投函以外の、宅配便や空港カウンターでの返却であればモバイルバッテリーオプションを付帯できますので、無料キャンペーンを利用する場合はこれらの返却方法を選択しましょう。
wifiレンタルの利用には便利なモバイルバッテリーが必要!
モバイルバッテリーは、持っていると外出時に非常に便利な機器です。wifiレンタルを利用するときは、積極的にモバイルバッテリーも検討してみましょう。特に、急速充電できる機種は効率的に使えるのでおすすめです。旅行や出張で移動中にwifiを使う機会がある人は、オプションを付けるなどして、モバイルバッテリーを持参すると安心して利用できます。