自宅WiFiと携帯のキャリアは同じがいいの?別にするメリット・デメリットなどを解説

2024年07月30日

自宅WiFiと携帯のキャリアは同じがいいの?別にするメリット・デメリットなどを解説

 

WiFiの契約を検討する際、一度は悩むであろうキャリアの統一。

「よくわからないけど、キャリアは同じの方がお得なのかな?」「キャリアを分けたら不便なことでもあるのかな?」などと思ってしまったことはあるのではないでしょうか?

 

現在利用している携帯のキャリアからWiFiも出ている場合、よくわからないなりにも出来れば一番お得な方法をとりたいものですよね。

そこで当記事では、携帯のキャリアと自宅で使うWiFiを揃えるべきか悩んでいる方向けの情報をまとめています。

まだ契約をしていなくて悩んでいる方は、当記事の内容を参考にしてお得にWiFiを利用できるようにしましょう!

 

※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。

 

自宅WiFiのキャリアと携帯のキャリアは同じじゃなくていい!

結論から言うと、自宅のWiFiと携帯のキャリアを同じにする必要はありません。

もちろん、ドコモの携帯を持っている人がドコモのWiFiを利用すれば「セット割り」などのお得なプランを利用できます。

しかし、ここで重要なのはお得なプランを“利用できるかどうか”ではありません。

 

あくまでも、WiFiを契約する際に重要なのは、“どこと契約をすれば月額費用が最小限に抑えられるか”です。セット割りがあるからと言って、そのプランが一番お得なプランであるとは限りません。

ドコモの携帯を使っているとしても、WiMAXのWiFiを契約した結果トータルで安く済ませられるなら、別々でも問題ないのです。

 

自宅WiFiと携帯のキャリアを別にするメリット・デメリット

自宅WiFiと携帯のキャリアは揃える必要が無く、プランのお得度合いに合わせて最適な組み合わせを選ぶことが大切です。

そのため自宅WiFiと携帯が別々のキャリアになることもありますが、以下の「キャリアを別にするメリット・デメリット」を確認して、別でも問題ないことを理解しておきましょう。

 

キャリアを別にするメリット

以下は自宅WiFiと携帯のキャリアを別にすることで得られるメリットです。

 

【キャリアを別にするメリット】

  • 組み合わせによっては料金が安くなる可能性がある
  • 通信障害発生時でもどちらかの回線は利用可能

 

キャリアを別にするメリットは何といっても“値段が安くなること”でしょう。

通信費はネット環境が必須の現代においてゼロにしようがない出費であるため、固定費として計算する通信費は少しでも安い方が家計の助けになります。

実際、キャリアを同じにしたからと言ってWiFi端末の性能がアップするわけではないので、必要とする性能を持った端末の中で一番安く済ませられるキャリアと契約した方がお得です。

 

また、キャリアを別にすることで通信障害が発生した際の保険としても役立ちます。

万が一、キャリアの通信基地で異常が発生したとしても、別々のキャリアを利用していれば通信手段が途絶えることはありません。

例えば、WiFiのキャリアで障害が起きても、携帯でテザリングが使えますし、携帯のキャリアに障害があったとしても、WiFiの通信に切り替えれば問題なく利用できます。

 

キャリアを別にするデメリット

自宅WiFiと携帯のキャリアを別にすることのメリットがある一方で、デメリットもあります。デメリットを知っておくことは、キャリアを別で契約することの“納得”に繋がるため、必ず把握しておきましょう。

 

【キャリアを別にするデメリット】

  • 料金の支払いをまとめられない
  • セット割などが適用されない
  • 契約期間にずれが生じる
  • 両方を解約する際は窓口が別々になる

 

キャリアを別にすることで料金の支払いを1回にまとめることができなかったり、セット割りが利用できなかったりといったデメリットがあります。

支払いを一回にまとめられないことで、引き落とし日がバラバラで管理がしづらくなるといった問題が発生するため、家計簿をつけたりするご家庭にとっては手間が増えることになってしまうでしょう。

 

また、キャリアが違うことで契約期間がずれたり、解約時の窓口が異なったりしてしまう点もデメリットとして挙げられます。

契約期間がずれると解約違約金が無料の時期を把握しづらくなり、買い替えの時期が分かりづらくなってしまいます。しかも、窓口まで違うと解約時は別々の窓口を利用することになるので、手間が倍になって負担が増えてしまうでしょう。

 

携帯電話のほかに自宅WiFi利用がおすすめの理由

年々、携帯は新しい機種が発売され性能が上がり続けています。そのため、携帯の通信のためにWiFiを契約する方は今となってはあまり多くはないでしょう。

では、なぜWiFiを携帯と別で所持するのがおすすめとされるのでしょうか?

 

携帯と別でWiFiの利用がおすすめの理由は以下の通りです。

  • データ容量の消費を気にせずにネット通信できる
  • 複数の機器のネット接続がしやすい

 

WiFiがおすすめされる理由として、複数の端末に繋げられて、データの容量を気にしなくて済むという点が挙げられます。

最近は新型コロナウイルスの影響もあって、リモートワークといった社外での業務活動も一般化してきており、自宅で仕事をする人も増えてきています。

自宅で仕事をする際はネット環境が必須なため、そういった際に通信量を気にせず複数台繋げられるWiFiはリモートワーカーに重宝されています。

 

データ容量の消費を気にせずにネット通信できる

携帯の場合はデータの通信量の上限がプランによって変わります。

大手キャリアだと無制限プランがあってほとんど気にせず動画視聴ができますが、格安SIMのように通信量ごとにプランを細かく分けているキャリアの場合にはWiFiが役立つでしょう。

 

格安SIMでも無制限で使えるものはありますが、楽天モバイルのように楽天の通信県内でしか無制限にならないような条件付きのパターンの方が多いです。

そのため、格安SIMの一番容量が低いプランで契約して、WiFiの無制限プランを活用するのが金額的にも一番リーズナブルに済ませられる方法と言えるでしょう。

 

YouTubeなどの動画コンテンツが当たり前となっている現代だからこそ、通信容量を気にせずに利用できる環境は構築しておきたいものです。

 

複数の機器のネット接続がしやすい

ネット通信が必要とされるのは携帯のメールやネットサーフィンだけではありません。

ゲーム機器のオンライン化やテレビにチューナーを付けて動画コンテンツの視聴など、様々な場面でネットが利用されています。

様々な端末でネットを利用する機械が増えたからこそ、一度に複数の端末へ電波を飛ばす機能が求められるようになります。自宅WiFiであればそれが可能で、一般的なホームルーターなら10台以上は余裕をもって繋げられるでしょう。

 

家族全員で利用したり、一人で複数台の端末を利用したりする際にはWiFiの利用を前向きに検討する価値があると言えます。

 

自宅でWiFiを使用するための手段

自宅でWiFiを利用したい場合には、主に以下のような方法があります。

 

【自宅でWiFiを使用するための手段】

  • ホームルーター
  • モバイルルーター
  • 光回線

 

光回線は「NURO」や「フレッツ光」など、ホームルーターとモバイルルーターは「WiMAX」や「Softbank」などが扱っています。

光回線は工事が必要だが高速で安定した通信が可能、ホームルーターとモバイルルーターなら工事不要だが通信の安定感に少しだけ難がある、といったようにそれぞれ特徴があるので、以下の解説を参考に導入する通信手段を検討してみてください。

 

ホームルーター

自宅でWiFiを使用する手段の一つにホームルーターがあります。

ホームルーターは、モバイル回線用のルーターをコンセントに差すだけでインターネットに繋げられるサービスのことで、工事不要で簡単にWiFiが使えるのが特徴です。

 

ホームルーターは自宅でWiFiを使用する人におすすめの通信手段で、光回線のように高速通信で安定感があるわけではないですが、気軽に導入できるのが魅力的です。

光回線ほどではないにしろ、オンラインゲーム等もほぼ不便なく利用できるくらいの通信性能は持ち合わせているため、自宅で快適なWiFi環境を手軽に構築したい方にはおすすめと言えます。

 

モバイルルーター

モバイルルーターはホームルーターと違ってバッテリー式のWiFi端末となっており、外出先でも利用できる通信手段です。

自宅でももちろん利用可能ですが、外出先でWiFiを利用する可能性がある人にはホームルーターよりもこちらの方がおすすめとなっています。

 

ホームルーターよりも通信の安定性は落ちるものの、オンラインゲーム等のような大容量高速通信を必要としなければ問題なく利用可能です。

携帯の通信手段として利用するのであれば、もっとも最適な手段であると言えます。

 

光回線

光回線は3つの通信手段の中でもっとも高速通信で安定性のある通信手段です。

オンラインゲーム等の大容量通信を必要とする人に重宝されている手段となっていますが、逆に大容量通信を必要としないのであれば特別導入する必要性はない通信手段ともいえます。

 

理由として、回線の開通に伴う工事が挙げられます。光回線はケーブルを自宅内に繋ぐ工事が必要で、その工事だけで数万円の費用が掛かります。

キャンペーンで割引が効くものの、引っ越しなどで解約することになってしまった場合でも撤去工事が必要になるなど負担が大きくなりがちです。

そのため、大容量通信を必要とする場合以外であれば、工事が不要のホームルーターやモバイルルーターを推奨します。

 

光回線は工事費などがかかる分セット割りなどが豊富です。例えば、光回線で有名なNUROだとSoftbankとセット割りが効いたりします。

 

まとめ

自宅WiFiと携帯のキャリアは同じにする必要はありません。

ただ、支払いの明細を一緒にまとめたかったり、お得なセット割りを活用したかったりする場合には揃えた方がお得な場合もあります。

 

ですが、最近はWiFiを提供する各プロバイダも様々なキャンペーンを打ち出すなどして、お得なプランを多く提供していることもあり、別で契約した方がお得に済ませられる場合が多いです。キャリアを別にするメリットは、片方が通信障害になった場合も影響を受けにくいなどがありますが、一番のメリットはやはり月額費用の負担軽減でしょう。

 

毎月かかる通信費は、ネットが一般化した現代において避けられない固定費となっているからこそ、ネットに不便さを感じることなく最低限費用負担で済ませたいものです。