スマホの通信制限はなぜかかる?理由と対処方法・回避のポイントを解説

公開日:2026年06月05日

更新日:2026年06月04日

スマホの通信制限はなぜかかる?理由と対処方法・回避のポイントを解説

スマートフォンを使っていると、月末に近づくにつれてインターネットの速度が急に遅くなる「通信制限」が発生することがあります。動画の読み込みが止まったり、Webページが開かなくなったりと、日常生活への影響は少なくありません。本記事では、通信制限がかかる仕組みや確認方法、解除・回避のポイントをわかりやすく解説します。引っ越し後すぐに使えるWiFiレンタルについてはこちらもご参照ください。

 

通信制限とは

通信制限とは、スマートフォンの月間データ通信量が契約プランの上限に達した際に、通信速度が大幅に低下する状態のことです。料金の追加請求があるわけではなく、インターネットの「速度」が制限されます。

状態

通信速度の目安

通常時

50〜数百Mbps(5G)、10〜50Mbps(4G LTE)

制限時

128〜200Kbps(多くのキャリアの上限速度)

制限時の速度は通常時の1/100以下になることも多く、動画視聴やWebページの読み込みが著しく遅くなります。LINEやメールなどのテキスト通信は低速でも比較的使えますが、地図アプリや動画、ビデオ通話は実用が困難になります。

通信制限がかかったかも?と思ったときの確認方法

「なんだか通信が遅い」と感じたとき、通信制限とその他の原因(通信障害・端末の不具合など)を切り分けることが重要です。確認すべきポイントは以下の通りです。

 ・データ使用量が月間上限に近づいていないか確認する

 ・通信障害が発生していないか確認する

 ・端末やアプリの不具合でないかを確認する

データ使用量の確認手順

iPhoneの場合:

 1.「設定」アプリを開く

 2.「モバイル通信」をタップ

 3.「モバイルデータ通信の使用状況」に当月の合計使用量が表示される

 ※iPhoneは自動でリセットされないため、月初めに手動でリセットすると毎月の使用量が正確に把握できます。「モバイル通信」画面を下にスクロールし「統計情報をリセット」をタップしてください。

 

Androidの場合:

 1.「設定」アプリを開く

 2.「ネットワークとインターネット」→「データ使用量(またはインターネット)」をタップ

 3.「モバイルデータ使用量」に当月の使用量が表示される

 

各キャリアのマイページでの確認方法:

キャリア

確認方法

NTTドコモ

「My docomo」アプリまたは公式サイトにログイン→「データ量確認」

au

「My au」アプリまたは公式サイトにログイン→「データ残量確認」

ソフトバンク

「My SoftBank」アプリまたは公式サイトにログイン→「データ残量」

楽天モバイル

「my楽天モバイル」アプリまたは公式サイトにログイン→「データ利用量」

通信障害との見分け方

通信が遅くなった場合、通信制限以外にも「通信障害」や「端末の不具合」が原因のことがあります。以下のチェックポイントで切り分けてみてください。

 

症状別チェックポイント:

 ●自分だけが遅い場合:通信制限またはアプリ・端末の問題の可能性が高い

 ●周囲の人も同様に遅い場合:通信障害の可能性がある

 ●Wi-Fiに切り替えたら速くなった場合:通信制限の可能性が高い

 ●Wi-Fiでも遅い場合:端末の不具合または回線の問題

 

通信障害の確認方法:

各キャリアの公式サイトやX(旧Twitter)の公式アカウントで障害情報を確認できます。「@docomo_cs」「@auservicess」などのサポートアカウントで最新情報が更新されることが多いです。

通信制限を解除する方法

通信制限が確認できた場合の解除・回避方法は主に以下の3つです。

 ●追加データ容量を購入する

 ●月間リセット日まで待つ

 ●Wi-Fiに切り替えて一時回避する

追加データ容量を購入する

各キャリアでは、データ容量が不足した際に追加でギガ(GB)を購入できるサービスを提供しています。

キャリア

追加容量

料金(目安)

購入方法

NTTドコモ

1GB

220円

My docomoアプリ・公式サイト

au

1GB

220円

My auアプリ・公式サイト

ソフトバンク

1GB

220円

My SoftBankアプリ・公式サイト

楽天モバイル

プラン自体が使用量に応じた料金体系

追加購入したデータは即時反映され、すぐに通常速度で使えるようになります。購入手続きはアプリまたはWebで完結し、月単位ではなく必要なときだけ購入できます。

リセット日まで待つ

間データ容量のリセット日(多くの場合、毎月1日または契約した日付)まで待つことで、通信制限は自動的に解除されます。

リセット日の確認方法:

 ●各キャリアのマイページやアプリの「データ残量確認」画面に表示されることが多い

 ●契約書や初回の案内メールにも記載されている

低速状態でも使えるサービス:

 ●LINEのテキスト送受信・音声通話

 ●メールの送受信(添付ファイルなし)

 ●天気予報・乗換案内などの軽量アプリ

 ●X(旧Twitter)のテキスト投稿閲覧(画像の読み込みは遅い)

動画の再生や地図アプリのリアルタイム案内、ビデオ通話などは低速では実用が難しいため、そのような利用には追加ギガの購入またはWi-Fiの活用が必要です。

Wi-Fi接続で一時回避する

通信制限中でも、Wi-Fiに接続すればモバイル回線を使わずにインターネットを利用できます。制限の影響を受けずに通常速度での通信が可能です。

自宅でのWi-Fi活用:

 ●固定回線(光回線)やホームルーターのWi-Fiに接続する

 ●動画の視聴・ダウンロード・アプリの更新はWi-Fi環境下で行う習慣をつける

外出先でのWi-Fi活用:

 ●コンビニや飲食店のフリーWi-Fiを利用する(セキュリティに注意)

 ●職場や学校のWi-Fiを活用する

 ●WiFiをレンタルして自分専用のWi-Fi環境を作る

フリーWi-Fiはセキュリティリスクがあるため、ネットバンキングや個人情報の入力は避けることをおすすめします。

通信制限を避けるためのポイント

通信制限を事前に防ぐための予防策は大きく以下の3つです。

 ●Wi-Fiを積極的に活用してモバイルデータの消費を抑える

 ●スマートフォンの設定でバックグラウンドのデータ消費を減らす

 ●月間の利用量に合ったプランに見直す

Wi-Fi活用で通信量を節約する

モバイル回線の消費を最小化するために、Wi-Fiを使える場面では積極的にWi-Fiへ切り替えることが最も効果的です。

通信量を消費しやすい用途(モバイル回線での使用に注意):

 ・YouTube・TikTok・Netflix等の動画視聴(HD画質で1〜3GB/時間)

 ・アプリやOSのアップデート(数百MB〜数GB)

 ・音楽・動画のダウンロード

 ・オンラインゲームの大型アップデート

Wi-Fi環境下で行うべき操作:

 ・アプリの更新はWi-Fi接続時のみ自動更新されるよう設定する

 ・動画のダウンロード(オフライン視聴)はWi-Fi環境下で行う

 ・外出前にルート検索・地図のキャッシュをWi-Fi環境下で済ませておく

スマートフォンのスマホ設定でデータ消費を抑制する

スマートフォンの設定を最適化することで、自覚なく消費されているバックグラウンドのデータ通信を削減できます。

設定項目

iPhone

Android

バックグラウンド更新の停止

「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」→オフ

「設定」→「ネットワーク」→「データ使用量」→「バックグラウンドデータ」→制限

省データモードの有効化

「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「省データモード」→オン

「設定」→「ネットワーク」→「データセーバー」→オン

自動アプリ更新の停止

「App Store」→「Appの自動更新」→Wi-Fiのみにする

「Play Store」→「設定」→「アプリの自動更新」→「Wi-Fiのみ」

契約プランの見直しを検討する

毎月通信制限に悩んでいる場合は、契約プランのデータ容量が実際の使用量に対して不足している可能性があります。

月間データ使用量からのプラン判断目安:

 ・〜5GB:SNS・Web閲覧が中心の軽めの利用

 ・〜20GB:動画を週に数回、リモートワークを一部行う

 ・〜50GB:動画を毎日視聴し、テレワークを積極的に行う

 ・無制限:ヘビーユーザー、家族でシェアして使う

主要プランの料金比較(目安):

容量

ドコモ

au

ソフトバンク

楽天モバイル

〜3GB

1,078円

〜20GB

2,970円

2,178円

2,178円

2,178円

無制限

7,315円

7,238円

7,238円

3,278円(20GB超)

※料金・プラン内容は変更される場合があります。各キャリアの公式サイトで最新情報をご確認ください。

毎月の実際の使用量を確認し、容量に余裕のあるプランへの変更を検討してみましょう。

 

一時的にWiFiを使用したいならWiFiレンタル!

「月末だけ通信制限が心配」「スマホのデータが足りなくなった」というときにも、WiFiのレンタルは強力な解決策になります。スマートフォンだけでなく、タブレット・ノートパソコン・ゲーム機など複数デバイスをまとめてWi-Fi接続でき、追加ギガを何度も購入するよりもお得になるケースが多いです。

まとめ

スマートフォンの通信制限は、月間データ容量の上限を超えることで発生し、通信速度が128〜200Kbps程度まで低下します。制限が発生したと感じたら、まずデータ使用量を確認し、通信障害との切り分けを行いましょう。

 

通信制限の解除・回避方法まとめ:

 ●追加ギガを購入:すぐに制限を解除したい場合(1GB:220円程度)

 ●リセット日まで待つ:費用をかけたくない場合

 ●Wi-Fiへ切り替える:自宅・外出先でWi-Fi環境を活用する

 

通信制限を予防するためのポイント:

 ●動画・アプリ更新はWi-Fi環境下で行う

 ●バックグラウンド更新・省データモードを設定する

 ●実際の使用量に合ったプランへ見直す

 

毎月制限がかかるようであれば、データ容量の大きいプランへの変更を検討することをおすすめします。また、一時的に大量のデータが必要な場面ではWiFiのレンタルも有効な選択肢です。

WiFiレンタルどっとこむ編集部 WiFiレンタルどっとこむ編集部

著者

WiFiレンタル
どっとこむ編集部

8年連続※1国内Wi-FiレンタルNo.1の「WiFiレンタルどっとこむ」編集部。
現在累計ご利用者数2,400万人※2を超えるWi-Fiレンタルサービスとなっている。
※1 2025年12月(株)東京商工リサーチ調べ調査内容:国内用Wi-Fiレンタル「のべユーザー数」
※2 WiFiルーターレンタルサービスにおけるグループ全体のご利用者数(2026年1月ビジョン調べ)

8年連続※1国内Wi-FiレンタルNo.1の「WiFiレンタルどっとこむ」編集部。
現在累計ご利用者数2,400万人※2を超えるWi-Fiレンタルサービスとなっている。
※1 2025年12月(株)東京商工リサーチ調べ調査内容:国内用Wi-Fiレンタル「のべユーザー数」
※2 WiFiルーターレンタルサービスにおけるグループ全体のご利用者数(2026年1月ビジョン調べ)